慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】大学リーグ第5節 首位相手に白熱の好ゲーム 筑波大学戦

第34回関東大学女子サッカーリーグ 第5節 vs筑波大学

2020/10/11(日)14:00KO

 

 前節の引き分けを弾みに初勝利を収めたい慶大は4戦4勝で首位に立つ筑波大と対戦した。試合は14分にCKからボールを繋がれ先制を許してしまう苦しい展開。しかし75分、佐藤幸恵(総4・十文字)が出したクロスを山本華乃(理4・横須賀シーガルズ)が頭で押し込み同点に追いつく。その後は一進一退の攻防となったがスコアは動かず試合終了。強敵相手に価値ある引き分けとなった。

 

【スコア】

慶應義塾大学1-1筑波大学

 

【得点者】

0-1 14分 玉村如㮈 (筑波大学)

1-1 75分 山本華乃(慶応義塾大学)

 

◇慶大出場選手

GK 野田明日香(総1・十文字)

DF 佐藤幸恵(総4・十文字)

DF 熊谷明奈(総4・十文字)

DF 福岡愛実(環1・横須賀シーガルズ)

DF 足立智佳(環4・大阪桐蔭)©

MF 小川愛(総4・神村学園)→44分 内藤孝穂(総4・常盤木学園)

MF 山本華乃(理4・横須賀シーガルズ)

MF 中井里衣子(総3・作陽)

MF髙月彩香(環3・村田女子)

MF及川莉子(総1・常盤木学園)

FW  ブラフ フェイ(文2・・スフィーダ世田谷FCユース)

 

前節は神大相手に1対1のドローで初の勝ち点を獲得した慶大。今回の対戦相手は首位を走る筑波大と手強い相手だが、慶大がどのようなサッカーを展開するかに期待だ。また、今節から小川愛(総4・神村学園)が復帰し、今季初先発を果たした。

小川の存在は上位浮上に不可欠だ

 

失点シーン

開始早々3分にブラフフェイ(文2・スフィーダ世田谷FCユース)との連携で右サイドでボールを受けた及川莉子(総1・常盤木学園)がクロスを上げ山本がヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず。その後は筑波大のペースになり自陣でボールを持たれる時間が続く。なんとか耐えたい慶大だったが14分、立て続けのCKから、こぼれ球のクロスを合わされ失点。序盤でビハインドの苦しい立ち上がりになってしまう。同点に追いつきたい慶大は慌てることなく最終ラインからボールを回して右サイドからの打開を目指す。しかし筑波大の守備を突破出来ずシュートを打てない。一方で守備は前節同様安定していて、不用意なボールロストも少なく、相手がボールを持つ時間帯でも最後まで持ち込ませない。失点後は拮抗した試合運びで1点ビハインドのまま前半を折り返した。

 

ブラフのミドルシュート

後半に入ると途中投入の内藤孝穂(総4・常盤木学園)をワントップに、ブラフを左サイドに配置転換。開始早々ハーフライン付近の相手FKでPA内にボールを供給されゴール脅かされるも失点は許さない。すると前半から続けてきた最終ラインから展開するボール回しが徐々にハマり始める。中盤から左サイドのブラフにボールが供給し、相手ゴールに迫る機会が増え試合は慶大ペースに。58分にはPA付近でボールを受けた髙月彩香(環3・村田女子)が放ったシュートのこぼれ球をブラフがゴールへ押し込むもオフサイドフラッグが上がり惜しくもゴールならず。慶大が勢いを見せる中、迎えた65分についに待望の瞬間が。左サイドでボールを受けたブラフが残したボールを佐藤が受け、PAに駆け上がる山本にドンピシャのクロスを供給。そして山本が頭で押し込みゴール。流れを見事に引き寄

今季初ゴールをあげた山本

せて追い付くことに成功する。その後は筑波大ペースになるものの熊谷明奈(総4・十文字)、福岡愛実(環1・横須賀シーガルズ)ら守備陣が体を張って失点を許さない。さらに終盤の86分には相手カウンターから迎えた1対1のピンチに対し、慶大守護神の野田明日香(総1・十文字)がビッグセーブ。慶大も最後まで足を止めず勝ち越しゴールを目指すが両者譲らず試合終了のホイッスル。1対1の引き分けで勝ち点1を分け合った。

次節は待ちに待った早慶戦だ

フィールドを広く使ったボール回しから前へ展開するサッカーが後半に実った試合だった。前半はシュートまで持ち込めず、得点に結びつかなかった。しかし、辛抱強く形を崩さずチャレンジし続けたことで同点ゴールが生まれた。そのような選手たちの姿勢を伊藤監督はインタビューでも高く評価した。首位相手に内容面でも満足できる試合をできたことはこれからの試合にも大きな自信になるだろう。さらに小川の復帰で、プレーの幅が広がったのも好材料だ。次節はライバル・ワセダ。定期戦が延期となり、今季初の早慶戦。男子ソッカー部に続いて、女子も悲願の初勝利となるか期待がかかる。

(記事:室留裕介、写真:小林由和)

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以下、試合後のコメント(伊藤監督、山本選手)

伊藤洋平監督

ーー首位筑波大と好ゲームを演じました

本当に自分たちの自信を失わずに、勇気を持ってプレーをしてくれた選手たちを褒めたいなと思います。

ーー小川選手の復帰はチームにとって大きいと思います

プラスでしかないですよ。小川が復帰したことで、色々な展開ができると思うので。小川がいない間にも、中井などがしっかり成長してくれたので、さらにチームとしての厚みが増すのではないかと思います。

ーー前半に比べて、後半は最後までやりきるシーンが増えました

後半のあの状態は前半からの積み重ねというか。前半から失敗しながらもチャレンジして、相手も走らせたと思いますし。それが後半につながったのかなと思います。

ーーハーフタイム中、何か声をかけましたか

ちょっとセーフティー過ぎるクリアなどがあったので、そういうのをしっかりとキーパーも使いながらマイボールにすればという話をしました。そこが、チャレンジできて良かったなと思います。

ーー次節はライバル早大戦です

中3日という少し厳しいコンディションの中でなのですが、ワセダとの試合はプライドのぶつかり合いですし、気持ちの部分が一番大きいと思うので。身体も整えながら、気持ちの準備もしっかり作って、ワセダに歴史的な勝利を掴みたいなと思います。

 

山本華乃(理4・横須賀シーガルズ)

ーー本日の試合を振り返って

今日の試合はまだ勝ち点3が取れていない中で全員で勝ちに行こうとした試合なのですが、引き分けだったので悔しいという思いが一番にあります。

 

ーー同点に追いつくご自身のゴールについて

あの時間帯は結構流れが来ていて、全員でパスを回していいクロス入ってきてドンピシャだったので。あとはヘディングで押し込むだけでしたね。

 

ーー2試合連続で勝ち点獲得ですがチームの状態はいかがですか

だんだんチームの状態が良くなっていて、開幕戦から毎試合点が取れているというところをプラスに捉えて、次は早慶戦なのでしっかりとゼロで抑えて勝ち点3を全員でもぎ取りたいです。

 

ーー4年で迎える早慶戦に向けて

1年から早慶戦というものをしてきて一度も勝てていなくて、創部してからの初勝利をチーム目標として掲げているので、勝って早慶戦勝利というものを達成したいです。

 

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