【應援指導部】「端艇部が奮い立つ応援を届けたい」早慶レガッタ応援への舞台裏/端艇サブインタビュー

應援指導部

早慶レガッタを目前に控え、応援席づくりの中心を担う應援指導部の端艇サブ(応援担当)。端艇部に熱いエールを届けるため、早大との調整や5か所に分かれる応援体制の構築、数多くの企画の準備など、舞台裏では入念な準備が進められている。今回は、レガッタ応援に懸ける思いや当日の注目ポイント、そして端艇部へ届けたい思いについて話を聞いた。

ーー端艇サブとはどのような役割、仕事内容か

K.Gさん:端艇サブは、基本的に端艇部の応援を担当する役割です。主な活動としては、早慶レガッタや全日本ローイング選手権など、端艇部が出場する大会での応援があります。加えて、端艇部と合同で新歓デモンストレーションを行っており、その担当も担っています。

K.Yさん: 仕事内容は、基本的には応援やデモンストレーション等の活動の内容の決定と当日の進行です。吹奏楽団とチアリーディング部のサブ同士が連携し合って取り組んでおり、特に私はチアリーディング部員として、応援中の演技構成等も考えています。

ーー応援内容はどのように決めていくのか

K.Yさん:早慶レガッタをはじめ、早慶戦では特に相手校である早稲田大学と相談して内容を決めていきます。基本的には例年の流れに沿っていますが、今年は新しい企画を入れたりして、今年らしさも出せるように工夫しながら考えたところもあります。どの時間帯にどのような企画を入れることでより盛り上がるのかを考えながら、内容を決めていくこともあります。

K.Gさん:企画はだいたい朝9時から始まるんですけど、レースが複数あって、その合間を埋める企画が20個ぐらいあります。クイズやインタビューに加えて、ユニコーン君やわーおくんを使ってグッズを紹介したりもしていて、いろいろな企画を考えながら応援を作っていく、という感じです。

 

ーー応援を作っていく中で苦労している点、レガッタ応援ならではの難しさ

K.Gさん:僕は3点ぐらいあるかなと思っています。1点目が、早稲田大学との調整というところが難しいことです。レガッタ応援の特に桜橋では応援場所が1か所になっています。早稲田と「マイクをどちらから使うか」とか、「どの応援曲を使うか」といったことを、一緒に作り上げていかなければならなくて、そこが今一番苦労しているところかなと思っています。

2点目は、全部員応援になる中で、応援場所が5か所に分散することです。人員をどう配置するかとか、誰が監督するのかとか、どのような進行表で進めるのかとか、かなり難しいところではあります。

3点目は、レガッタという競技の特性上、意外と時間通りに進まないことも多いことです。そうすると、イレギュラーにかなり調整を迫られるところがあって、そこも難しい点だと思います。

K.Yさん:レガッタ応援には試合間の企画がたくさんある分、それぞれの企画の内容を練っていくことです。早稲田大学と交互に行うものなので、その擦り合わせを念入りに行うことに今苦戦中です。時々意見がすれ違うこともありますが、zoomやLINEでの頻繁なやり取りの中で、お互いに言いたいことを言える関係性で進められていると思います。レガッタ応援は複数地点で行うので、それぞれの場所で部員の誰がいつどう動くかを決めるのも、レガッタ応援ならではの難しさだと思っています。選手の方々が目の前を通り過ぎるのはほんの一瞬なので、その為に応援席として、應援指導部員として、何ができるかを悩みながら考えています。

ーー今年の応援で特に注目してほしいポイント

K.Yさん:今年はぜひ端艇部の方々の明るさと勢い溢れるレースに注目してほしいと思っていて、應援指導部としてはそれを後押しするくらい熱い応援席を作っていくつもりです。ぜひ、そのがむしゃらさに注目してほしいです。昨年は雨でしたが今年は天気予報では晴れなので、たくさんの方々がいらっしゃることをとても期待しています。企画を時間をかけて考えているので、それをうまく進めて、皆さんに熱くなって楽しんでもらえたらと思っています。今年の端艇部はすごく強いと思っているので、ラストスパートを応援席の方々と一丸となって応援できたらいいなと思っています。

K.Gさん:今年は端艇部に対してアンケートも取っていて、端艇部からリクエストがあった応援をできるだけ取り入れているつもりです。例えば、『若き血』は結構多く使いたいなと思っています。というのも、「やっぱり若き血が好きだから」と書いてくれている人がすごく多かったからです。それから、2013年に使っていたファンファーレいぶきという曲があるのですが、塾高が使っていた曲でもあって、塾高出身の子からやってほしいというリクエストがありました。なので、今年のファンファーレひかりを使いつつ、それと半分半分くらいで『いぶき』も使おうかなと思っています。また、広場も使って、当日はプロジェクションマッピングのようなプロジェクターが設置されたり、グッズ売り場が出たりと、かなり盛り上がる予定です。墨田区、江東区、応援部、應援指導部、そして端艇部がみんなで作る応援になっているので、ぜひそこにも注目していただけたらと思います。

 

ーー応援する側として、選手にどんな思いを届けたいか

K.Gさん:一番は、やはり絶対的な勝利を信じていますし、それを届けたいという思いがあります。ただ、結果がどうであれ、本当に端艇部の人たちが奮い立つような応援を届けられたらと思っています。

K .Yさん:やっぱりレースの応援なので、自分たちの声が届けば、もしかしたら追い越せるかもしれない、と思えるような距離感でもあるのかなと思っています。だからこそ、選手たちに「あともうちょっと行けるぞ」というところで後押しができるように頑張りたいです。リバーウォークから応援することもあるので、そこでは特にしっかり声を届けられたらいいなと思います。

ーーご自身はレガッタ応援にどのような思い入れがありますか

K.Gさん:自分は本当にずっと慶應が大好きで、受験期も『若き血』や塾歌をずっと大音量で聴いたりするくらい好きでした。そういう中で、ずっと慶早戦を見たいと思っていたんですけど、地方出身だったので、六大学野球や慶早戦を気軽に見られる環境ではありませんでした。上京して初めて見に行った慶早戦がこのレガッタでした。そのときは雨もすごかったんですけど、自分の大好きな慶應の応援があって、しかも早稲田の応援も本当に好きで、早稲田の校歌もすごく好きで、そういう中で選手たちが一生懸命に漕ぐ姿を見て、本当に感動しました。だから、自分も3年生になったときには、こういう応援を作りたいと思うようになりました。

K.Yさん:入部前に初めて見た慶早戦がレガッタだったのですが、その時に本当に感動して、自分もこういうふうに頑張る背中を押す存在になりたいと思えました。だからこそ、この応援は私にとってすごく印象的で、思い出深いものです。

ーーこれまでで印象に残っているレガッタ応援の場面

K.Gさん: 悔しかった思い出はすごくあって、それこそ一番最初の、1年生で仮入部する前に行ったレガッタ応援で、慶應が僅差で敗れて、『紺碧の空』からの得点校歌を聞いたときは本当に悔しかったです。1塾生として、こんなに悔しくなれるスポーツなんだというか、一瞬で勝負が決まるところも含めて、その場面はすごく印象に残っていますし、自分の中では特に悔しかった場面かなと思います。

K.Yさん:私は去年、実際に自分が憧れていた應援指導部員としてレガッタの応援に参加し、桜橋で応援をしていました。ただ、周りについていくのに必死で、自分が全力を出し切れなかったという思いがあって、憧れていた舞台で自分の最善を尽くせなかったことが、今でもすごく心に残っています。だからこそ今年は、絶対に悔いが残らないように、自分にできる最大限を尽くしたいと思っています。

ーー今回の応援にかける意気込み

K.Yさん:レガッタは、レースの中でチームみんなで漕ぐ競技だと思うので、選手一人ひとりの息が合った状態でゴールしてもらいたいという思いがあります。だからこそ、私たちも息を合わせて応援できたらと思っています。本当に勝ってほしいという思いがすごくあるので、その気持ちをちゃんと前面に出せるように頑張りたいです。

K.Gさん:やっぱり、勝てる応援席を作るというところで、まずは応援席から、一体感のある統一された応援を、5か所すべてで全身全霊で作っていければと思っています。一瞬一瞬に何を届けられるのか、レガッタサブとしてまずは自分が選手の方々の背中を押すんだという思いで、自分の殻を破って、応援席の方々を本気で巻き込みにいきたいです。

ーー応援にいらっしゃる塾生、塾員、慶大ファンに一言

K.Gさん: 本当に、塾生や塾員、慶大ファンの方々がいてこそ成り立つ応援で、今回は5か所での応援になると思うので、皆さんの声の力を一つにまとめていけたらと思っています。私たちも応援指導を頑張りますので、端艇部に熱いエールをよろしくお願いします。

K.Yさん:応援席は塾生の方や塾員の方、慶大ファンの皆様がいるからこそ成り立っているので、私は心から感謝の気持ちを持って、應援指導部員として全力で皆様をまとめていきたいと思っています。ぜひ大きな声で後押しをしていただけたらうれしいです。当日隅田川でお待ちしております。

 

(取材:塩田隆貴)

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