【應援指導部】相手を圧倒する応援で初戦突破 ”二冠”達成に向け大きな第一歩/全日本大学野球選手権大会2回戦 対函館大学戦

應援指導部

春季リーグ戦を5季ぶりの優勝で飾り、今度は東京六大学野球連盟の代表として全日本大学野球選手権に臨む慶大。普段のリーグ戦とは異なり絶対に負けられない試合が続く。大事な初戦となるこの日。平日にも関わらず詰めかけた多くの観客を先導し、選手に声援を送った應援指導部の姿をリポートする。 

 

6月10日(水)慶應義塾大学〇7-0●函館大学

※大会規定により8回コールド

~試合概要~

全日本大学野球選手権大会の初戦。試合は慶大有利の展開で進む。2回裏、丸田湊斗(法3・慶應)の犠飛で先制すると、3回裏に林純司(環3・報徳学園)の右中間への適時二塁打と吉開鉄朗(商4・慶應)の犠飛で3点差、さらには5回裏、一宮知樹(経2・八千代松陰)の中前適時打で5-0と大差をつける。先発・渡辺和大(商4・高松商業)は6回を無失点被安打2の好投。7回以降も沖村要(商4・慶應)、竹内丈(環4・桐蔭学園)が零封リレーを見せる。8回裏、連続の押し出し四球で試合終了。7-0で8回コールド勝ちを収めた。 

 

初回、副代表・久保讃良々から、この日は6月10日が「無添加の日」だということにちなみ、「函館大を”無点”に抑えよう」という言葉がかけられた。それに続けて「慶應は20点でもいいからどんどん点を重ねていきたい」と訴え、スタンドを盛り上げた。

2回、1死一、二塁として丸田が犠飛を放ち先制し、序盤から『若き血』がこだまする。

先発・渡辺の好投に応えたい3回。壇上に上がった部員は、相手校にちなみ函館の名所である函館山からの夜景を話題に挙げた。その上で、「函館大の野球部員はこの夜景を見ながら告白するそうだ。私もそんなロマンティックな場所で告白がしたい」と述べ、観客席の笑いを誘った。続けて、「噂によると函館の五稜郭のライトアップは”青、赤、青”らしい!慶應の三色旗じゃないか」と結び、『三色旗の下に』が演奏された。その応援に応えるかのように、林純の適時二塁打などで追加点を挙げる。

3-0で迎えた5回。この回の塾生注目では、メイン台に上った部員より、普段の六大学の試合にはないコールド勝ちの制度が伝えられた。「私は5回の応援が終わったら帰るつもり満々です!あと7点獲りましょう!」と熱い言葉が飛び出し、観客席を笑いと熱気の渦に包み込んだ。この声に触発されたかのように1番・一宮の適時二塁打で得点を追加。このイニングでのコールド勝ちこそならなかったものの、リードを5点に広げた。

8回の攻撃前、応援企画責任者・M.Eは自身が風邪で鼻水の症状があることを明かし、「処方箋はこの試合に勝つことだけだ。この水曜日を”華水”の日にするぞ」と呼びかけ、スタンドを沸かせた。打線も2点を追加し7-0になると、規定によりここで試合終了。日本選手権の初戦を見事勝利し準々決勝に駒を進めた。

 

〜試合後インタビュー〜

坪井樹音代表

ーー本日の試合を振り返って

全日本選手権の2回戦ということで、いつもの東京六大学野球のリーグ戦とは違った雰囲気で始まって、試合中の相手校の応援の雰囲気も普段とは異なる中で、逆に慶應の孤独感というのを感じながらやっていました。最終的に野球部が繋いでくれて、たくさん点を獲ってくれて応援としても、盛り上がりが見せられて良かったと思います。

 

ーー今日は平日だが多くのお客さんがいらっしゃったが、雰囲気はどうだったか

水曜日とは思えない程いろんなお客さんがいらっしゃって、中には普段リーグ戦にいらっしゃらない方も多分いると思っていて、誰でも慶應の応援に馴染んで楽しめるような応援というのを心掛けて今日応援していました。

 

ーー全日本選手権優勝に向け好スタート。どう捉えているか

4回しか試合がなくて、そのうちの一回を勝利ということで迎えることができたのですけど一瞬の勝負だと思っているので、一瞬の隙がないように誠心誠意、全力を注いで応援し続けて、日本一の野球部そして応援席を作れたらいいなと思います。

 

ーー翌日への意気込み

慶應の前の試合が日体大で、野球部も強く、応援席もすごく盛り上がっていたので、野球も応援もどちらも負けないようにというのを意気込んで部員一同頑張っていきたいと思います。平日ということもあるのですけど、普段の休日に負けないくらいの応援をみせていけたらなと思います。

 

(記事、取材:神谷直樹 取材:吾妻志穂、小野寺叶翔)

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