【應援指導部】「私たちの春が来た」 悲願の日本一へ思いを一つに“逆襲”を誓う/総合練習レポート

應援指導部

いよいよ開幕する東京六大学野球。選手たちの闘志に燃えたプレーはもちろんのこと、観客が一体となって歓声を届ける“応援”もその魅力のひとつだ。観客の数は毎試合数千人を数え、リーグ戦のラストを締めくくる華の早慶戦では二万人を超える観客が神宮球場に集う。そんな大勢の観客たちの先頭に立ち、慶大の応援を指揮するのが「應援指導部」だ。今回は春季リーグ戦前総合練習の様子をお届けします!

慶大の初戦の立教戦。その一週間前、應援指導部は立教戦に向けておよそ4時間にわたる最終リハーサル「総合練習」を行った。昨年度は二日間にわたって行われた総合練習だが、今回は一日で行われ、その分部員の集中力や熱意もひとしおであった。ひな壇に上がった坪井樹音代表は「挑戦への応援をしよう」と叫び、部員同士もお互いの行動を応援していこうとする姿勢が見られた。

今年度、野球部と應援指導部が密にコミュニケーションを取りながら、来場した観客にもっと応援席を楽しんでもらうための企画を開催する。詳細は應援指導部からの発表を乞うご期待。

チア曲、そして新システムの確認を終えるといよいよ実戦形式での練習が始まる。1回表の練習では『若き血』『疾風』などおなじみの曲が。1回裏は投手応援で、いつもは楽器に音を乗せている吹奏楽団も声を出し、気持ちを届ける。

5回裏は満塁のピンチを想定。連打で失点を許すも「大丈夫!まだまだこれから」というポジティブな声が飛び交い、応援席を盛り立てる。

続く6回表の攻撃では、先頭打者が出塁。『シリウス』が流れる中、続く打者が2ランホームランを放つ。慌ただしく『若き血』の合唱に移った。終了後には「いきなりのホームランにも素早く対応できるように」と振り返り、臨機応変な応援の重要性を口にした。

9回表では6点のビハインドを背負った状況であったが、一段とボルテージを上げた迫力ある応援が功を奏し、逆転に成功する。9回裏では表の長い攻撃による疲れが見え始め、「攻撃の時と同じように盛り上げなきゃダメだ」という指摘が入った。試合はゲッツーで終了し、勝利の『若き血』はこの日最高の盛り上がりを見せた。

練習後には、「今日の絆を神宮球場でも発揮しよう」「9回の盛り上がりをどんな状況でもできるように」と振り返り、コーチの「チアと吹奏楽はワンチーム」「応援席を勝ちに持ってくのが我々の役割」という熱いメッセージで3時間を超える練習を締めくくった。

リーグ開幕を目前にして行われた今回の総合練習。練習とは思えないほどの迫力に圧倒されると同時に、部員一人ひとりの覚悟と信念を感じた。悲願の日本一へ、大願成就には應援指導部の活躍が不可欠だ。

 

(取材、記事:梅木陽咲、甲大悟 取材:小野寺叶翔、塩田隆貴)

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