【ハンドボール(女子)】成長を遂げ攻守の要に 森田真由×岡部希望/1年生インタビュー「ROOKIES FILE」Vol.3

ハンドボール

(左:森田、右:岡部)

1年生の新人記者を中心に、1年生の選手たちにインタビューをするこの企画。第3回は、ハンドボール(女子)・森田真由(法1・川和)選手、岡部希望(理1・柏陽)選手です!(このインタビューは8月12日に対面で実施しました。)

 

ーー簡単な自己紹介

森田:森田真由と申します。法学部法律学科の1年生で、川和高校出身で、ハンドボールは高校からやってます。

岡部:理工学部1年の岡部希望です。柏陽高校出身で、ハンドボールは中高やってきました。

 

ーー競技の経歴

森田:自分の高校は関東大会まで行って、インターハイは行けなかったんですけど、神奈川県3位を取りました。

岡部:私はそんな実績とかはないんですけど、高校のときは一人少ない中で一回戦目とか二回戦目は勝てるように頑張ってたっていう感じです。

 

ーーお互いの印象

森田:お互い入ったばっかりなのにいきなり春リーグとかに出させてもらって、分からないことも多い中でやってたんですけど、希望さんは結構点数を稼いでくれたりとか、先輩達にはないロングシュートやステップシュートっていう個人技をすごいたくさん持っていて、苦しい場面でも救ってくれるし、1年生の全員にゲーム中に積極的にアドバイスをされていて、本当に助かっています(笑)。

岡部:(笑)

森田:ありがとうございます(笑)。

岡部:真由さんは、リーグ初めて出たときもキーパーとして出てて、私たちがディフェンスのときに真由がキーパーに入っているとすごい安心感もあるし、普段の練習でも先輩たちにはないような駆け引きとか、高校で培ってきた力をすごい出してくれてるし、1年生だからあまりアドバイスしないとかもなくて、先輩みんなに積極的に自分から声出してて、本当にありがたいです(笑)。

練習中の森田

 

ーー競技を始めた時期、きっかけ

森田:高校全体がどの部活も強い環境で、その中でもチーム競技に取り組みたいという思いもあり、部活の雰囲気や先輩たちの雰囲気がとても良くて、すごい良い指導者の方がいてくださったので、その影響で自分もハンドボールを始めようと思いました。

岡部:私は中学のときは、そんなに部活にも選択肢がなくて、仲良い先輩がハンド部にいたのでハンド部入ろうかなっていう気持ちで入って、中学の最後の方はコロナで思うように大会とかもできなくて、その心残りがあったので高校もハンド部に入りました。

 

ーー森田選手のキーパー転向のきっかけは

森田:すごい上手な選手でしかも身長が高くて170以上あった自分の同期が、ケガしてキーパーをできなくなってしまって、それで自分ともう一人同期で新しくキーパーを始めて、ケガしてしまったすごい上手い人にキーパーコーチになってもらって、たくさん教えてもらいながら3人で切磋琢磨してきました。

 

ーー慶應を選んだ理由

森田:一般受験だったんですけど、部活が高3の6月に終わってから受験勉強をして、学校でも頭良いほうじゃなかったんですけど、たまたま慶應大学に合格することができて、部活はハンドボール部に入ろうとは本当に何も考えてなかったんですけど、2個上に自分の先輩がいたこととか、体験期間としてハンドボール部に3月の後半からお邪魔してみて、すごい雰囲気が良かったのと、ハンドボールが楽しくて、高校の悔しさがあったので、もうちょっとハンドボールを続けたいなって思ってハンドボール部を選びました。

岡部:私が慶應大学を選んだのは、高校でハンドボールをやってたときから、何回か練習試合を慶應大学さんとやらせていただいてたときに、すごい設備も整ってるしチームの雰囲気も良かったので、ここでハンドボールをしたいなと思って選びました。

 

ーー入部後の部に対する印象の変化は

岡部:変わったことではないんですけど、入部前も誰が2年生なのか3年生なのか分からないくらいすごい仲良くて良いなと思って入ったけど、今は逆に仲良すぎて(笑)。切磋琢磨っていう感じじゃないなって、印象が変わったわけじゃないけど、ちょっと自分の見る視点が変わりました。

 

ーー高校と大学の違い

森田:結構大きく違って、高校は顧問の方から全員に平等にアドバイスを貰えて、同期も全員意識が高くて全員でインターハイを目指して頑張ってきたんですけど、大学では自分たちで考える場面がすごい多くて、そこに難しさを感じていたりとかしています。

岡部:同じです(笑)。

練習中の岡部

 

ーー初出場のコートの感触

岡部:春リーグは割と入ってすぐあって、高校で6月くらいに引退してやってこなかった分もあると思うんですけど、コートに立っている人全員デカいっていうか、高校はそんなウェイトとかなくて、あってもちょっとみたいな感じだったんですけど、大学の人たちはすごいデカいしスピードも速いし圧倒されました。

森田:2部Aの試合に最初出たんですけど、高校で全国とか行ってる方も揃ってる相手がたくさんいたので、技術面ですごい圧倒されてしまって、でも自分が大学4年間でどこまでその相手に近づけるのか、その相手と対等に戦えることを目標に頑張りたいなって今は思ってます。

 

ーー春季リーグ戦では思うような結果が出なかったが

岡部:春リーグは3年生が一番上になって、チームの体制もちょっとガタガタした中で、練習もどうやって練習したら良いのか分からないみたいな模索状態が続いて、目標に向かわせるのが難しかったというか、上手くなろうっていう段階ですらなくて、練習をちゃんと成り立たせようみたいなところから始まってしまったので。でも今はそれが改善してきて、1年生もちゃんとプレーができるようになったり、3年生も運営の仕方が分かってきた感じがするので、秋リーグはちゃんと上手くなるっていうところ、練習の質までを求めて今頑張ってます。

森田:春リーグは1年生も入りたてで、先輩方もケガしている先輩が多くてガタガタな状況だったんですけど、その中で新たに他の選手が頑張ったり、代わりの選手が全員活躍できるように、全員で一致団結して得点を取れるように秋リーグで頑張っていきたいと思います。

 

ーー春季リーグ初勝利となった第6戦・駿河台大戦の勝因は

岡部:それまでの試合は前半に点数を取られすぎるっていう課題があったところをちゃんと改善できて、最初からみんながその意識をもって取り組めたのもあるし、ホーム戦だったっていうところもあって、最後まで全員が諦めずにプレーできたっていうのが大きかったかなって思ってます。

森田:雰囲気が明るくて今までで一番の雰囲気でできたんですけど、相手の選手もケガが多かったりして自分たちに有利な状況でもあったので、結果的には良かったんですけど内容的にはまだ改善できるところがあるので、ホーム戦でもっと点数を取れるように、ホーム戦でなくても勝てるように秋リーグは頑張っていきたいです。

 

ーープレーがすごいと思ったチームメイト

岡部:主将の森田愛弓(理3・慶應湘南藤沢)さんで、私はガツガツ行く感じのプレースタイルじゃないんですけど、愛弓さんは一人でもどんどん縦攻めて、リーグ戦でも点数取れなくて私とかが不安になったときも、愛弓さんがどんどん攻めて点数を取ってくれることで私も攻められるようになるし、チームの雰囲気も明るくなるので、流石主将だなって思ってます。

森田:私は3年生の篠原琳香(商3・大宮開成)さんで、まず球速がチーム内で一番速くて、ハンドボール経験の年数もチームで一番長くてすごく知識がたくさんあって、ディフェンスもオフェンスも両方支えてくれて、チームの柱のような存在だと思います。

 

ーー自分の持ち味、強み

岡部:このチームにはないロングシュートとかステップシュートっていうのを打てるっていうところもあるんですけど、ディフェンスから走ってすぐオフェンスになる速攻っていうのがあって、私はこれまで6年間ぐらいハンドボールをやってきて、その経験で「今は走り出せる」っていうような判断がすぐできて、一番最初に、一番前でボールを受け取ることができたり、その判断が今の私はこのチームで活躍できるところなのかなって思ってます。

森田:自分のアピールポイントは、まずはガッツだと思います(笑)。チームで誰よりも勝ちたいっていう思いがあると思ってて、できるだけ多くの球を受けられるように、強い選手の相手をしにいったりとか、工夫したりしてます。プレー面に関しては、駆け引きするのが楽しくて、シューターの特徴とかを調べて試合に臨んだりとか、自分はもともとコートプレイヤーだったので速攻の走り出しとかタイミングが理解できるので、速攻のときにキーパーからスローを出すんですけど、そのスローが強みだと思います。

春季リーグ戦第6戦・駿河台大戦での森田

 

ーーこの半年で成長したこと

岡部:最近は一対一の練習をしてて、高校のときから一人で抜けるような選手ではなかったんですけど、最近はその練習を重ねたり、ディフェンスもどんどん強くなっているので、それでお互い相乗効果になっていて。最近試合やってないので自分ではあまり実感してないんですけど、コーチの方とかスタッフさんに「希望最近一対一すごい速くなったね」とか、練習の最後のゲームとかでも自分がすごい抜けるようになってて、そこは成長してなって自分で思ってます。

森田:大学に入ってからいろんなシューターと対戦する機会が多くて、いろんなアドバイスをいただく機会も多いので、自分のプレーの引き出しとかが広がって駆け引きのバリエーションが前より増えたと思っています。

 

ーーこの半年で浮き彫りになった課題

岡部:大学の選手はすごい身体が大きくて、私とかはまだまだなので、ディフェンスとかで当たるとすぐ弾き飛ばされてしまって、フィジカル面とかはすごい課題で、今もウェイトとか筋トレとかしてるんですけどなかなか筋肉つかないし、これからまだ伸びしろあるなって思ってます。

森田:一番多く練習するのは慶應の選手となんですけど、実際試合で戦う相手は初めての相手なので、その初めての相手のボールをどれだけ受けられるかっていうのが課題で、癖も何も分からない状態の相手のボールを取るというのが、今一番の課題かなって思います。

 

ーー1年生としてチームにどう貢献したいか

岡部:得意なプレーは一対一もそうですし、ロングシュートとかも、私が上手になるだけじゃなくてディフェンスしている相手も「そういうのがあるんだ」とか、その守り方をどんどん分かって、試合で相手がそのプレーをしてきたときも対応できるようになると思うので、自分ができることはどんどん挑戦してお互いに上手になればいいなと思うし、(自分の)シュートに関してもキーパーも初めて出会う相手がそういうプレーをしてくるかもしれないので、いろんなバリエーションをやりたいなって思ってます。課題に関しては、1年生みんなフィジカル面で同じような課題を持ってると思うので、一緒に声かけながらウェイトを頑張りたいなって思います。

森田:プレーで貢献できるところは、先輩がたまにひよって簡単なところにシュートを打ったりするので(笑)。それをちゃんと全部止めて、本番の試合では勝負のコースにシュートを打てるように、そこで支えていきたいなって思ってます。課題では、ディフェンス全般が今チームの課題となっていて、特にポストとというポジションに対してのディフェンスの守り方がチーム全体の課題なので、自分もディフェンスをたくさん学んで、キーパーしながら指示を出して1点防ぐことに貢献していきたいと思います。

 

ーー背番号の由来

森田:ないです(笑)。

岡部:背番号は特にないですね(笑)。入った順に空いてる番号をつけるみたいな感じです。

 

ーー憧れの選手

森田:東海大学の3年生の16番のゴールキーパーの北林梨里さんっていう方で、彼女は身長は自分と同じくらいなんですけど、駆け引きがとてもうまくて、シューターとゴールとの間の位置の合わせ方が本当にうまくて、いろんな賞を受賞されてて、今たくさん動画を見て学んでいます。

 

ーー他競技で親交の深い選手

森田:個人的には、合気道部と最初迷ったので(笑)。授業で合気道を取って部員の人とかと話したりていて、応援しています。

 

ーーハンドボール以外に好きなこと

岡部:3ヶ月前とかに運転の免許をとって、最近は親を助手席に乗せてドライブしてます。

森田:ワンちゃんが好きで、散歩に行くのが好きです(笑)。

 

ーー試合前のルーティーン

岡部:試合前は電車とかで、自分がうまくいったプレーを見てます。それでイメージして、試合でもできるようにしています。

森田:過去の動画とかを調べて相手のシューターの分析を自分でやってて、どこのコースにどのくらい打つかっていう分析をノートにまとめてみて、「ここのコース気を付けよう」とか考えたりとか、あと部活で「褒めカード」っていう伝統があって、試合の2週間前くらいに部員全員に対してカードを書いて送るんですけど、ポジティブな言葉がたくさん書いてあるので、みんなから貰ったカードを見返してテンションを上げています。

春季リーグ戦第6戦・駿河台大戦での岡部

 

ーールーキーイヤーで達成したい目標

森田:セーブ率50%以上を目標にします。

岡部:毎試合3点は取れるように頑張ります。

 

ーー慶大での4年間で達成したい目標

岡部:最終的には、自分たちの代になったときに「私がコートにいれば大丈夫」ってみんなから思ってもらえるような選手になりたいし、そのためにはチームで一番点数を取ってこれるような選手になりたいと思ってます。

森田:1部のシューターのボールも取れるような選手になりたいなと思ってます。

 

ーーケイスポ読者に向けて

森田:応援よろしくお願いします!

岡部:(読者の方々は)スポーツやってる方が多いと思うので、一緒に頑張りましょう!

 

(取材:奥秋柚生、山内悠暉)