【ソッカー(女子)】米口和花がベストイレブンを受賞!/関東大学女子サッカーリーグ戦2部表彰式~表彰選手インタビュー~

ソッカー女子
12月8日、関東大学女子サッカーリーグ戦2部の表彰式が行われ、慶大ソッカー部女子の米口和花(総2・十文字)が初のベストイレブン(MF)を受賞した。

米口は名門・十文字高校出身の2年生。25年はリーグ戦全18試合でスタメン出場した。

リーグ終盤は右CBでの出場を主としていたが、右WBでのプレーも得意とする米口。右CBで先発した際も、得点がほしい局面では試合途中でポジションを一つ上げることもあった。

落ち着いたハイボール処理やシュートを浴びる寸前でのブロックなど、守備での貢献も目立つが、特長はなんと言っても攻撃力。積極的な持ち運びで打開し、チャンスにつなげるプレーが持ち味だ。大胆なオーバーラップで右サイドを駆け上がり、正確なクロスを供給するシーンも多く見られる。自身も手ごたえを口にした前期第6節の順天堂大学戦からは3試合連続でアシストを記録するなど、破竹の13連勝に大いに貢献した。

また、不動のリベロ・小熊藤子(環4・山脇学園/スフィーダ世田谷ユース、RB大宮アルディージャWOMEN内定)が欠場した際には、代わってリベロに入ることもあった。攻撃でも守備でも、チームにとって欠かせない存在となっている。

昇格を達成し、26年は1部の舞台で戦うソッカー部女子。洗練されたパスサッカーに厚みを生み出す米口のプレーが、インカレ出場のカギを握る。

 

【インタビュー】

(このインタビューは2025年12月にメールで行いました)

――受賞した気持ちを教えてください。

自分のプレーを評価していただけたことが素直に嬉しいです。ただ、まだ自分が満足できるパフォーマンスには届いておらず、周りに助けられての受賞だと感じています。感謝の気持ちを忘れず、この経験をさらなる成長につなげていきたいです。

――今シーズンを振り返ってください。
1年目よりもチームとしての完成度が上がり、もっとこのチームでサッカーがしたかったと思えるシーズンでした。人数が少ない分、それぞれの得意なプレーや苦手な部分を深く理解し合えており、連携の面で非常に意思疎通が取れていたと思います。「このサッカーで負けるはずがない」と思える瞬間が増えていき、自分たちのやりたいサッカーができた、恵まれたシーズンだったと感じています。

――MFでの受賞となりましたが、さまざまなポジションを経験したことはどのような成長につながりましたか。

中学時代はFWとCB、高校時代はGK以外のすべてのポジションを経験してきました。複数のポジションをこなせることは、自分の強みの一つだと思っています。大学でもそれぞれのポジションで求められる役割を理解しながらプレーすることができ、技術面だけでなく、戦術理解の向上にもつながったと感じています。

――大学サッカー2年目を終えて、成長を感じている点を教えてください。
自分の特徴を認識し、それを効果的に発揮できるようになったことです。恵まれたことに、自分の良さを理解してくれる仲間がいて、それを言葉で伝えてくれたり、得意なプレーを引き出してくれたりしました。その中で、自分自身も自覚を持ってプレーできるようになったと思います。また、感情をピッチで表現することが苦手でしたが、この組織に入ってからは感情が自然と出るようになりました。チームへの思いも強くなり、「みんながこのチームの一員で良かったと思える組織にしたい」と、自分以外にも目を向けられるようになったことも成長だと感じています。

――今季、一番活躍できたと思う試合を教えてください。
前期の順天堂大学戦です。昨年は一度も勝てておらず、力のある相手だったので絶対に勝ちたい試合でした。後半途中にDFからポジションを一つ前に上げてプレーし、短い時間でしたが、アシストという形で貢献することができました。個人的には攻撃的なプレーが好きなので、前のポジションでプレーする機会を得られたことも嬉しかったですし、そこで結果を残せたことで、他の試合でも得点が欲しい場面でWBとしてプレーする機会が増え、自信につながりました。そうした点も含めて印象に残っています。

――来季に向けての意気込みをお願いします。

来季は1部リーグという、簡単には勝てない厳しい舞台になります。人数が少なくても、推薦がなくても、自分たちのサッカーを貫いた上で勝ちたいです。いつも応援してくださる方々に、次はインカレ出場という形で喜んでもらい、恩返しができるようにしたいです。シーズンを振り返ったときに、すべてを懸け切ったと胸を張って言えるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきます。

 
(取材:柄澤晃希)
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