【應援指導部】臙脂の校旗、日吉へ 慶早戦に向けて上がるボルテージ/春季慶早戦前日吉デモ

應援指導部

慶早戦を4日後に控えた5月26日、日吉キャンパスの中庭で早慶合同デモンストレーションが行われた。授業を終えて昼休みに入った塾生だけでなく、両校のファンも集った日吉の山に、両校の魂の応援が轟いた。

 

今季のチア曲である「勝手にシンドバッド」と共に幕を開けた日吉デモ。まずは両校の第一応援歌「若き血」「紺碧の空」が演奏されると、昼休みを迎えた塾生、大学生協まで足を運んだ一貫校の生徒だけでなく、日吉デモのためにキャンパスを訪れた両校のファンが続々と足を止め、中庭には大規模な人だかりが形成されていった。

続いて、早慶合同で歌詞も慶應・早稲田以外は全て同じ「Blue Sky KEIO/WASEDA」が流れると、神宮球場の応援席にも勝るとも劣らない大迫力の演奏が日吉キャンパスを包み込んだ。

ここから両校のチャンスメドレーに突入。日吉デモは一気にボルテージを上げていく。まずは早大の学生注目。「早稲田は必ず慶應を倒すが、塾生も全力で慶應を応援して立ち向かってきてほしい」と語り、「大進撃」「スパークリングマーチ」「コンバットマーチ」の鉄板パターンを披露した。続いて、慶應の塾生注目。應援指導部の今年度応援企画責任者・M.Eはまず「この暑さに対抗するため水分補給を薦める」と話し、自らも先陣を切って水分を補給。季節外れの猛暑を迎える中、日吉デモに集った観衆への気遣いを見せる。

そして「試合ではもちろん首位の慶應が5位の早稲田を圧倒するが、早稲田あっての慶應である。早稲田のファンの皆様も大きな声援を届けてほしい」と絶叫。「ひとたび鳴れば、近年強すぎた早稲田を5位のどん底に叩き落とし、もうひとたび鳴れば、慶應を完全優勝に導く」という「突撃のテーマ」「コールケイオー」「ダッシュケイオウ」のメドレーに突入した。

 

気温に負けないほどの熱量で展開されたチャンスメドレーにより、盛り上がりは最高潮に達した。両校の部員が慶早戦に懸ける想いを熱烈に語る中で、お互いへのリスペクトを示すシーンもあった。

授業開始のカウントダウンが迫り、多くの塾生が中庭を行き交う中、最後は塾歌で日吉デモンストレーションを締めくくった。ここまでの熱い演奏から一転、厳かな雰囲気のもとで重厚な音色が響いた。あふれんばかりの熱気と、誇り高き伝統に由来する厳かさという、慶早戦が持つ二面性を存分に表現した日吉デモンストレーションとなった。

今週末に迫る慶早戦を前に、気迫のこもった日吉デモンストレーションを完遂した應援指導部。今年度の目標の1つである六大学野球春季リーグ優勝に向け、〝誠心誠意〟の応援を創っていく。

 

(取材、記事:髙木謙 取材:神谷直樹)

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