【男子ラクロス】開幕特集第二弾・河村剛志春期間主将

リーグ予選敗退という屈辱から半年―。男子ラクロス部の再起を図るシーズンがいよいよ始まる。今年度のスローガンは”defeat”。昨季黒星を喫したライバルたちを破り、前人未到の日本一へ。新シーズン開幕にあたり安藤圭祐主将、河村剛士春季主将、そして今季活躍が期待される荻野選手にお話を伺った。その模様を3回に分けて掲載していく。

 第二弾となる今回は、2年生にして春期間主将に就任した河村選手。昨季背番号17を受け継いだエースの意気込みを聞いた。

 

河村剛志春期間主将(商2)

―昨季、1年間を振り返っていかがでしたか。

あまり良い結果を出すことはできませんでしたが、やれることは自分の中でやれたかな、という思いはあります。でももっと頑張れる部分はあったと思うので、その悔いが残らないように、基礎から応用まで全部をしっかりやっていきたいです。

 

―昨季は大学1年目でしたが、高校時代とは何か違う点はありましたか。

雰囲気が高校時代とは全然違いました。みんながみんな上を目指していて、僕としては本当にプレーしやすかったです。

 

―昨季敗退してから何か取り組んだことはありますか。

自分に何が足りなかったのかを考えて、次にリーグ戦までの期間を数えて、自分が何をすべきなのか考えました。自分に足りない部分をグレードアップさせて、できる部分は、誰にも負けないようにもっとグレードアップさせようとしました。

 

鋭いプレーでチームを引っ張る河村

鋭いプレーでチームを引っ張る河村

 

2年生としては異例の春季主将の抜擢ですが、何かプレッシャーを感じることはありますか。

プレッシャーはあります。2年目にして春期間を任せられるようになって、不安もありますけど、自分が仕切っていく立場にたったので、もっとちゃんとしていこうと思います。

 

―新チームの雰囲気はいかがですか。

新チームの雰囲気は結構良いと僕は思います。各々が、自分に何が足りないのか理解してプレーしていると、僕は思っています。この期間は自分の個人能力を上げる期間なので、それがみんなできている、目標が立てられている、と思うので、今年は本当に良いと思います。

 

―主将としてはチームをどのようにまとめていきたいですか。

まとめるというよりも、僕が一応1、2年の中でも、新3年生の中でも1番上の代を除いて1番上手いという理由で主将になったので、僕が1番上手い選手でなくなったら、主将という立場じゃなくなると思います。だから、自分が上手いということでチームをまとめていきたいな、と思います。

 

―今年のチームで注目して欲しいポイントは何ですか。

自分のポジションはディフェンスなので、今年のディフェンスは強くなるし、強くなって欲しいと思っているので、オフェンスも見て欲しいんですけど、自分のポジション的にディフェンスを見て欲しいと思っています。

 

―他大学で意識しているチームはありますか。

やっぱり早稲田ですね。去年全日で準優勝して、点を決めていた選手も、新3年生などの最上級生でない選手が目立っていた印象がありました。変わらず、上手い選手が早稲田から出てくると思いますので、要注意ですね。

 

―女子ラクロス部の活躍には何か刺激を受けることはありますか。

日本では男子ラクロスよりも女子ラクロスのほうが有名ですし、慶應といったら、女子ラクロスのほうが、優勝していることもあって自ずとイメージが強いのかな、と思っています。だから、そこで比較されると嫌なので、優勝して立場を逆にしたいですね。  

 

―今季の目標は何でしょうか。

チームの目標は安藤主将も言っているように日本一です。個人の目標としては、日本代表レベルのロングになりたいです。

 

(取材・赤尾大)

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