【ラグビー】仲宗根組始動特集③“若きハーフ団” 猪狩有智×宮川尚之

昨季は1年生ながら堂々としたプレーで活躍した宮川と猪狩(右)

仲宗根組始動特集・第3弾は猪狩有智(経2)と宮川尚之(環2)の対談。入部してから環境の違いに戸惑うこともあった昨季、1年生ながら対抗戦出場を経験するなど活躍を見せた。今季レギュラーとして出場することが期待される彼らが1年間で感じたこと、お互いに抱いている思い、そして今季の目標について時に楽しく時に真面目に語っていただいた。

*この取材は4月8日に行われました

毎日が自分にとって新しいことばかりでためになった1年でした

 

――昨シーズンを振り返っていかがでしたか

猪狩 4年生がすごくてそれに追いつこうというので必死でした。

宮川 僕も4年生が本当にすごいと思ってついていくので精いっぱいでした。とにかく毎日が自分にとって新しいことばかりでためになった1年でした。

――大学選手権2回戦・帝京大戦はどのような気持ちで見ていましたか

宮川 勝ってほしいという思いでした。

猪狩 できることなら自分が出ていたかったという気持ちと素直に応援している気持ち、どっちもありました。

――話が変わりますがラグビー部に入られたきっかけは

宮川 僕が高校3年生の時に慶應の3年生に金本さん(理卒)という成蹊高校の先輩がいて、金本さんに1回受けてみないかと言われた。後自分が慶應のラグビーが好きだったというのもあります。この中でやってみたいというのもありました。

――慶大のラグビーを見る機会はよくあったんですか

宮川 はい。高3の時の早慶戦も見に行きましたし、テレビで毎試合見てました。

――猪狩選手は志木高でラグビー部に所属していたが大学に入っても続けようとおもった理由は

猪狩 そもそも高校受験をしたきっかけが、早慶戦を見て慶應大学でラグビーをしたかったから。それで高校受験をして慶應に入ったので、志木高に入った時から大学で続けるつもりでした。

――志木高に入られる前からラグビーをしていたんですか

猪狩 はい。小学校5年生から成城学園と言うクラブチームで。当時はSOで出場していました。

――当時からスタメンで活躍されていたんですか

猪狩 中学、高校とキャプテンを務めてはいましたが、選抜でレギュラーで出ていたということはなかったです。

――大学生活の息抜きは何かありますか

猪狩 シーズン中は本当にラグビーだけで、休みの日があっても体の疲れを取るので精いっぱいという感じでした。家で映画見ることくらいしか息抜きはなかったですね。

宮川 僕も毎日ラグビーばかりで休みの日はとりあえず家から外に出ないという感じでした。たまに近くの銭湯に行ったり、おじいちゃんみたいですけど(笑)

 

真剣な表情で語る2人

――部内で仲がいい選手は

猪狩 最近仲のいい選手は、高橋浩平(経4)さんですね。今日も部屋を借りてベッドで寝かしてもらいました(笑)基本は同期の部屋を借りるべきなんですけど、優しい先輩が貸して下さって寝かしてもらいました。

宮川 同期はみんな仲がいいのでその場にいる人同士でご飯を食べにいったりしますね。あと僕は先輩とはあまり仲が良くないですね。僕は猪狩と違って先輩を敬っているので(笑)

――ここで話が変わりますがラグビー部に入部して練習の厳しさなど高校との違いを感じましたか

猪狩 逆に練習がすごく楽しかったです。もっときつくて古い感じのイメージがあったんですけど、去年の練習は新しいことばかりで刺激的でした。林前監督から教えてもらうラグビーが最先端のラグビーで刺激になりました。

宮川 高校時代は敬語とか使ったことなくて、入部してこんなに礼儀に厳しいんだと思いました(笑)あとは練習に関しては林監督の教えてくれるラグビーが高校とは全然違った。こういう場面ではこうやって攻めるとか色んなプランがあってラグビーの世界観が広がりました。先輩たちが練習が終わってもずっとグラウンドに残ってもくもくと練習していることもあって日本一を目指す大学はすごいなと思いました。

――特に厳しかった練習は

宮川 KFTという土のうを持ち上げたり横に動かしたりしてから走るっていうメニューですね。最初やった時はタイムリミットがあるんですけど、先輩たちは切れてるのに僕は全く切れなくて。リミットが全部切れれば縦20秒、横20秒を×3セットなんですけど、切れなければまたもう1周という感じで。こんなに厳しいのかって心を折られましたね。

猪狩 僕もKFTはカルチャーショックというかきつくて、毎週水曜日にあるんですけど水曜日になるとまたかという感じで(笑)

宮川 僕も学校からの電車の中で今日は水曜日だよ、嫌だな(笑)っていうのがありました。

――その分練習の成果は現れましたか

宮川 本当に走れるようになって本当に感謝しています。ラグビーで使えるフィットネスがつきましたね。

――2人で初めてHB団を組んだ早大1年生との試合はお互いどのような印象でしたか

宮川 そもそも小学校5年生から、僕が成蹊で猪狩が成城で戦っていました。中学校では選抜で一緒になって高校でも成蹊と志木は春合宿を一緒にやっていて、結構頻繁に会っていたので。

猪狩 大学に入って今さらみたいな感じで(笑)大学で特に新しく感じることもなく、今まで通りでした。

――同じ1年生の児玉選手(環2)が早い段階でAチーム入りしていたが焦りは感じましたか

宮川 僕は特に焦りは感じなかったですね。でもいずれ僕もAチームで出てやろうとずっと思っていました。

猪狩 僕は春は宮川と児玉がシニアチームに入っている中僕はずっと下のチームでやっていて、SHが慣れていないというのもあってまずは自分の足りない所を埋めようと思って練習をしていました。焦りもありましたがいずれ追いつこうと思っていましたね。

――当時4年生のレギュラーだった選手たちの壁は大きかったか

宮川 もうすごく大きかったです。というのも自分の周りに竹本さん(環卒)や増田さん(環卒)などすごい選手たちがいたので、とりあえず盗める物は今のうちに盗んでおこうと思っていました。とにかく先輩たちは練習に対して真面目でした。練習が終わっても和田さん(政卒)は一人でコンバージョンキックを蹴っていましたし、その点は本当に驚きましたね。

猪狩 僕も古岡さん(経卒)にはすごくかわいがってもらいました。古岡さんはものすごい努力家で、朝授業が始まる前にグラウンドでパスを100本ずつ放るという練習をしました。古岡さんのおかげで僕の中の努力の基準が上がったかなと思います。

――では夏合宿はどのような思いで臨まれましたか

猪狩 オーストラリアも菅平にも帯動できなかったので、BチームとCチームの部内マッチで活躍するためにパス練習ばかりしていました。山中湖の練習はポジションごとの練習が多くパスを投げ込む時間も長かったのでそこで上手くなれたかなと思います。自分に足りない所を強化できました。

宮川 僕はオーストラリアに連れて行ってもらって、ワラタスのコーチから色々なことを教えてもらいました。向こうのラグビーの文化に触れられてすごくためになりました。菅平では帝京と関東学院と試合をやって、勝つことの厳しさを知りました。

――オーストラリア合宿はどうでしたか

宮川 キックの蹴り方やゲームメイクの仕方など色々向こうのコーチに教えてもらいました。基本的なことから応用的なことまで幅広く教えてもらいました。

――練習試合では相手のフィジカルの強さを感じましたか

宮川 現地での練習試合にもBチームで出場しました。1試合目(対シドニー大学)はフィジカルがそうでもなかったんですけど、2試合目(対Balmain)の後半にAチームで出させてもらった時はめちゃくちゃでかいNO8の選手にタックルされて脳震盪してしまって。しかも外人はムラっ気があるというか波があるというか、前半は相手に全くやる気が無かったんですけど、後半に急に盛り返されて。ゴールキックはティーが無かったのでスパイクを脱ぎ始めてスパイクをティーにして蹴ったりして(笑)そういったのも文化の違いなのかなと思いました。相手はラフに試合を楽しんでいるといった感じが強かったですね。

――秋シーズンにジュニアチームのレギュラーに定着できたのはどこが評価されたからだと思いますか

猪狩 僕はテンポが良くなったからだと思います。パスは今もあまり上手くないんですけど、テンポや球の持ち出しを評価してもらったと思います。

宮川 僕は何だろうね(笑)

猪狩 宮川はアタックの仕掛けは他のSOにはないんじゃないですかね。

宮川 確かに。それが僕の最大の売りだと思うので。

 

やっぱり黒黄を着るなら一本目で出たかった

 

――では秋シーズンで最も印象に残っている試合は

猪狩 僕はジュニア選手権で9番のレギュラーで出た東海戦と準決勝の帝京戦です。2試合ともこれまでラグビーやってきた中で一番いい試合だったかなと思います。東海戦のような1点を争うようなゲームで勝てたというのはとてもうれしかったですね。

 

宮川の武器は自ら突破するプレー

――東海大戦は試合の中で自身のプレーを修正されていたように感じましたが

猪狩 自分のいい所を出していけばチームがいい流れになっていくと思うので、自分の悪いところは気にしないでとにかく良い所を出していこうといつも考えています。

――準決勝の帝京大戦はどのように振りかりますか

猪狩 僕は前半の出来がひどくて、そのせいでチームがダメなんじゃないかと思っていたくらいでした。後半は金本さんのランのおかげで流れができて、そこからは楽しかったですね。

――宮川選手はどうですか

宮川 結構あるんですけど対抗戦だったら日体戦。後半から出て何としてもアピールしなきゃいけないと思っていて、その中でトライも取れましたしそれは良かったなと思いますね。ジュニアは準決勝の帝京戦と決勝の東海戦。帝京戦はすごくうれしくて今でも最高の試合だと思います。僕の出来としては最悪だったんですけど、試合の内容はすごく良かった。まだ先輩たちと一緒にラグビーをやりたかったので、どうしても負けられない試合でした。東海大戦は自分も結構抜けてチームも勝ったので結構良かったかなと思っています。

―猪狩選手は日体大戦が対抗戦初出場だったと思うが

猪狩 後半からの出場だったので前に出ている人よりも良いプレーをして流れを変えたいと思っていました。そこそこ良いプレーも出来たのですごく嬉しかったですね。Aチームでアピールができたと思ったんですけど、ただその後にすぐ怪我をしてしまったので、あまり意味がなかったですね(笑)

――そして決勝の東海大戦は何が勝敗を分けたと思いますか、またスタメンで黒黄を着れた感想は

宮川 僕たちの方が勝ちたいと思っていたからじゃないですかね。技術とかではなくそこの差だったと思いますよ。また黒黄を着られてうれしかったいうのもあるんですけど、やっぱり黒黄を着るなら一本目で出たかったなと思います。

――その時猪狩選手は怪我のリハビリ中でしたか

猪狩 そうですね。ジュニアの準決勝で肩を亜脱臼してしまったんですけど、アドレナリンが出ていて気付かなかったですね(笑)試合が終わったら肩がスコスコになっていて決勝には出られなかったんですけど。ジュニアの決勝が最後の1本目のチャンスでもあったし、4年生と最後にプレーできる場所だったので残念でした。ただ決勝の試合は4年生の特別な思いが見ているだけで伝わってきたので本当にうれしかったですね。

――オフはどのような練習を取り組んでいましたか

猪狩 僕は今まで通りパス練ですかね。正確なパスが放れるように練習していました。

宮川 僕は徹底的にウェイトトレーニングをしました。秋のシーズンは78kgくらいだったんですけど、今は82kgあって割と体も動くので結構良かったんじゃないかなと思います。ゲームメイクに関してもビデオで他のチームの試合を見て、こういう場面だったらこういうゲームメイクをするんだなと色々なSOのプレーを見て学びました。ただ試合に入ると熱くなってしまって周りが見えなくなる傾向があるので、頭は常に冷静に、周りを見てゲームメイクをするということが課題でもありますね。

 

猪狩「チームが日本一を目指すということは自分が日本一のSHに」

宮川「僕が大学日本一のSOになれれば大学日本一も近づく」

 

――ここでお互いの選手の良さを紹介して下さい

猪狩 宮川は攻撃性が去年のSOの中でも断トツで1位だと思っています。周りが見えなくなるという面よりもSOが前に仕掛けるというのがチームとしてすごく勢いを生むと思うので、宮川が強気なアタックが一番の持ち味だと思いますね。後はスキル自体が全般的に高いと思います。

宮川 有智はテンポが早いところですね。他のSHと比べても球が出てくるのが早くて僕の欲しいところに球が出てくるので、僕にとっては1番やりやすいSHです。でもイマイチパスが…(笑)欠点もあるんですけどそれもテンポの良さで補えているかなと。Fwdの使い方も近場に入れたりして上手いと思います。

――猪狩選手も宮川選手が一番相性の良いSOですか

猪狩 そうですね(照)

 

早い球出しが持ち味の猪狩

――お二人はHB団としてどのようにゲームメイクをしていこうと思いますか

宮川 とりあえず強みを出したいなと。有智は持ち味のテンポを発揮してもらって相手を疲れさせて、僕たちはフィットネスがあるんでそこで勝負するゲームメイクが一番良いんじゃないかなと思います。

猪狩 基本的に去年とゲームプランを変える必要はないと思っていて、そういうところに今年新しくFWが強さを身につけてくれればいいラグビーを出来るんじゃないかなと思います。

――猪狩選手は今は怪我の状態はいかがですか

猪狩 僕はオフシーズン中にウェイトを相当やって、体重も4kgぐらい増えました。そのおかげで肩に脱臼の癖があったんですけど、それをしないように体を少し大きくしました。

――肩はSHの動きの中で痛めやすいものですか

猪狩 ボールを投げるだけだと脱臼はしないんですけど、相手に思いっきり当たった時に持っていかれてしまうと肩が外れちゃうので耐えられるような体を作るためにウェイトをしました。

――宮川選手も日記リレーで9月に怪我をしたとありましたが

宮川 あまり怪我をしない体質だったので、僕も9月に捻挫をした時は1週間くらいで行けるかなとおもっていたんですけど、結構痛くて長くかかってしまいましたね。 

――怪我をしないために何か対策は

宮川 今はとりあえず大学の接点に耐えられるように体を大きくしたというのもありますし、フィジカルでしっかり正面に当たっても負けないっていう体作りですね。

――猪狩選手は日記リレーで寝る前に3分間最高のプレーをイメージすると書かれていましたが

猪狩 SHはスキルだけじゃなく良いイメージを持って試合に臨まないとテンポを出せないので、自分が試合をしている時を思い浮かべてこういう時はこういうプレーをしたいとイメージトレーニングをしますね。自分が良いプレーをしていた姿をイメージして試合に臨みますね。

――宮川選手も試合前はイメージトレーニングをしますか

宮川 そうですね。試合前に絶対に見るビデオというのがあって、花園の東福岡と伏見工業との決勝の良いシーンを見て、こういうプレーが出来たらいいなとか。後は自分の中で明日どうやってゲームを作ろうかな、相手を抜こうかなというイメージはしますね。

――それぞれ目標とするプレーヤーはいますか

猪狩 ビデオ見て研究するのはサントリーの日和佐選手ですね。あそこまでテンポ出せる選手もなかなかいないので、SHとして一番すごいと思います。

宮川 僕は竹本竜太郎さんですかね。タックルとパス、自分で仕掛けるアタックどれを取っても超一流だと思うのでできれば竜さんみたいになれればいいなと思います。竜さんは僕に似ていると思っていて僕が目指す究極体じゃないですかね(笑)今年出来れば超えたいですけどね。

――SOとして目標とする選手は

宮川 和田さんですね。武器のコンバージョンキックであるとか練習に対する姿勢とか全てが勉強になりましたね。

――チームで負けられないライバルはいますか

猪狩 全員ですね。今年はもう誰にも負けたくないと思っているので。

宮川 僕も同じポジションの選手には絶対に負けたくないです。

――田中監督と野沢HCの新体制の印象はどうですか

宮川 林監督の時は最先端のデータラグビーという感じでしたが、新体制になってからはコンタクト重視になりました。

猪狩 僕も印象が同じなんですけど、去年帝京にフィジカルの面で負けたというのもあって違った角度から慶應を強くしていこうと僕には感じられます。

――監督はチームを3つのカテゴリーに分けるということですが、お二人はどのカテゴリーに属していますか

宮川 明日に部内マッチ(4月9日に行われました)があるので、それの出来次第じゃないですかね。部内マッチは前のグレードなどは関係なく、チーム分けされたので明日はガンガンにアピールしていきます(笑)

――地震の影響で4月の試合が無くなってしまいましたが早く試合に出たいという気持ちはありますか

猪狩 そうですね。部内マッチが早く始まってくれという感じです。本当はもっと早く行われるはずだったんですけど、早く試合がしたいですね。

宮川 僕も明日は本気でいきます(笑)

――春シーズンはどの試合が1番楽しみですか

宮川 僕は帝京ですかね。相手のSOで森田さんが出てくると思うので、どの程度なのかなと。自分の実力を試すいいチャンスだと思うので、もし出られたら積極的に攻撃していきたいなと思います。

猪狩 僕も帝京です。全く宮川と同じ理由で、SHの選手が大学で一番だと思うのでどこまで通用するか試してみたいです。

――今年からは新しく1年生が入部してお二人は先輩となるわけですが

猪狩 私生活では特に無いんですが、プレーでは同じポジションであれば後輩にも負けたくない。その意識がだいぶ強くなった気がしますね。

宮川 まずやっぱりナメられてはいけないというのが1番で、2年生が変なことをしていれば1年生は「何やってんだ」と思うだろうし、しっかり模範となれるような2年生にならなくちゃと思いますね。

――これからの課題は

猪狩 パスの正確性を今年1年で上げるというのとこれまで良かったところをもっと伸ばしていきたいです。

宮川 僕も全体的にパスもキックもゲームメイクもまだまだなので、もっと成長できると自分でも思っているのでしっかり成長して大学日本一のCTBやSOになれればなと思います。

――春はSOでの出場が濃厚だと思いますが

宮川 僕はどちらでも行けと言われれば行きます。

―ではSOとCTBどちらで出場したいですか

宮川 厳しい質問ですね(笑)僕も結構悩んでいて。でも今年はSOで行きます。

―最後にAチームにかける思いと今後の目標をお願いします

猪狩 僕は去年めちゃくちゃ出たくて、秋の早慶戦の1週間前に1回だけAチームに上がったことがあってでもその3日後に落とされてしまいました。その時は本当に悔しくて今年は死ぬ気で頑張りたいと思います。チームが日本一を目指すということは自分が日本一のSHにならなければと思うので誰にも負けないSHになりたいと思います。

宮川 去年初戦と2戦目Aチームに出させてもらってから怪我をしてしまって、そこからあまり良いアピールができなかった。最後は高島さん(商卒)に抜かれてしまってベンチ入りも出来なかったので自分の中で情けなくて悔しかった。だから今年は絶対に譲れないので1本目が僕の定位置になれるようにしっかり努力して日々成長していけたらと思います。僕が大学日本一のSOになれれば大学日本一も近づくと思うのでしっかり先頭に立って引っ張っていける選手になれればなと思います。

By Kazuhiro Takai

猪狩 有智(いかり・ありとも)

慶應志木高を経て現在経済学部2年。昨季は1年生ながらJr.選手権開幕戦でスタメンを飾り、対抗戦出場も果たした。テンポの早い球出しが特徴。ポジションはSH。1㍍65、70㌔。

宮川 尚之(みやかわ・なおゆき)

成蹊高を経て現在環境情報学部2年。昨年は春からAチーム入りし、春の早慶戦で早くも黒黄ジャージを着た。自ら仕掛けるプレーを得意とし、Jr.選手権優勝に大きく貢献した。ポジションはSO/CTB1㍍71、82㌔。

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