【競走】4月の競走部をプレイバック 選手インタビュー/林明良・市村瞭太郎・須﨑遥也・高橋諒・成沢翔英

競走

シーズンインを迎えた4月、競走部では公式戦や記録会で数々の好記録が生まれた。日本学生個人選手権では男子100メートルで林明良(政4・攻玉社)、男子走高跳で主将・須﨑遥也(商4・丸亀)が入賞。記録会では、高橋諒(商3・桐朋)が十種競技で、副将・成沢翔英(環4・山梨学院)が男子1500メートルでそれぞれ塾記録を更新。他にも新戦力が台頭してきた。残り1か月に迫る関東インカレに向け、チームの機運は上昇中。

林明良選手(政4・攻玉社)/学生個人選手権 男子100m4位

——今大会の率直な感想をお聞かせください

100メートルで全国の試合に出るのが初めてだったので少し緊張はしていたのですが、予選と準決勝でしっかりと着順でコマを進めることができたことは良かったと思います。4位という結果にはなってしまいましたが、全国の舞台でとてもいい経験をすることができました。今後のレースに活かしたいと思います。

——自己ベストをマークした予選のレースを振り返っていただきたいです

去年の世界陸上にも出場した中国の選手が隣のレーンにいたので、後ろからついていくレースプランでの試合に臨みました。少し余裕を持ってゴールし、自己ベストタイのタイムが出たので自信になりました。

——決勝では0.01秒差で表彰台に届かず、レース後は悔しさを表されていました。レース後の心境をお聞かせください

決勝ではスタートでバランスを崩してしまい、思うようなレースができず、4位という結果になってしまいました。0.01秒でメダルを逃してしまったので非常に悔しいです。

——今シーズンは、2⽉の「Japan Athlete Games in Osaki」100mでの優勝に始まり、六大学対校優勝、今大会でも自己新をマークされました。ご自身の好調の要因はどこにありますか?

 オートマチックに良い動きを再現することができるようになったことが好調の要因だと思ってます。冬季練習では正しい動きで練習をしっかりと繰り返すことを意識し、しっかりこなせたことで試合でも同じ動きができるようになりました。そのおかげでどんな試合でも高いパフォーマンスを発揮できるようになりました。

——ラストイヤーとなる今後の意気込みをお願いします

学生個人選手権では悔しい結果となりましたが、関東インカレでは優勝してリベンジします。日本選手権では入賞を目標に自己ベストを更新したいと思います。悔いのないラウトイヤーにしたいと思います。応援の程よろしくお願いいたします。

 

市村瞭太郎選手(経3・慶應志木)/学生個人選手権 男子800m

——今大会2本のレースを終えた率直な感想をお聞かせください

最低限の目標として準決進出がありましたので、そこを達成して嬉しい一方、準決では大きな実力差を感じ、悔しさが一番に来ています。

——予選では組1着で通過されましたが、このレースで思い通りいったと感じたことはありましたか?

残り150で仕掛けようと考えていて、それが成功し、概ねプラン通りの展開ではありました。去年からの課題であった600からの切り替えって言った所を改善できたと思います。50秒台、49秒台の選手を抑えて1着通過できたことは、今後自分が記録を狙っていくにあたっても自信になりました。

——準決勝では常にアウトレーンを走らされる苦しい展開となりましたが、このレースで思い通りいかなかったことは何かありましたか?

六大学では、内側にポケットされたことによる消耗が原因でラストまで持たなかったので、外側で走るのは戦略ではありました。しかし、想定以上に外側になったことで消耗してしまいました。600地点で良い位置までいけたものの、いくまででもう使い果たしてしまいました。また、他選手と比べても常に力んで走ってしまっていて、体力消耗が大きくなってしまったことも要因かなと思います。

——800メートル特有のゲームメイクの難しさについて

800では、1分50秒程度の走力があれば全員一緒で、あとは位置取りといった戦略面で決まる種目だと考えています。その意味で、他選手と持ちタイムで差があったとしても、戦略や位置取り次第で覆ることがあるのは、面白い面でもあり、競技の奥深さだと思います。

100通過の位置取りが極めて重要ですが、そこでミスしても立て直せるだけの戦略、走力面もまた必要です。自分自身も上位大会での経験値や日頃の練習を通じて養っていかなければならないなと考えます。

——3年生ブロック長として迎える大学3年目のシーズン。今シーズンの意気込みをお願いします

5月に行われる関東インカレでの決勝進出、および1分49秒台を出すことが最大の目標です。ブロック長として、何より結果でチームをリードできるよう、全力で戦います。

 

須﨑遥也主将(商4・丸亀)/学生個人選手権 男子走幅跳6位

——今大会の試合後の率直な感想をお聞かせください

悔しいですね。全国レベルの舞台で関東インカレの前哨戦としては良い位置づけの試合ということもあって、かなり調整してきた中で、もっと飛びたかったです。結果的に2m10で終わってしまったのが非常に悔しかったです。ただ、良い踏切が少しずつ出てきているので、成長への手応えは間違いなくあると思います。

——ご自身の跳躍でポイントとされる部分はどんなところですか?

踏切ですね。走高跳という競技は、最後は如何にロスなく踏切って高さを出せるかが本質だと思うんで、より精度の高い踏切を今は重視しています。

——失敗とはなりましたが、2m13への挑戦では3本目に惜しい跳躍がありました。この点について振り返っていただけますか?

1本目、2本目、3本目と徐々にいい感覚で飛べていたとは思います。そういう修正能力はかなり自信があるのですが、それを1本目から出せる跳躍をどんどん増やしていけたら、今後にも繋がると思います。

——今後の意気込みをお願いします

東京選手権、学生個人、日体大記録会とかなりいい流れできていて、チームとしても上昇志向になれていると思うんで、その流れに乗って自分がチームの主軸として良いジャンプを見せたいと思います。最終的には9月の全日本インカレで日本一を取りたいと思っているので、実現できるように頑張ります。

 

高橋諒選手(商3・桐朋)/十種競技 塾記録更新

——大会を終えた率直な感想をお聞かせください

初戦で塾記録を更新することができ、率直にとても嬉しいです。今大会は、まず十種目をしっかりやり切ることを大事にしていたので、その中で記録もついてきたことに手応えを感じています。

——ご自身の中で今一番手応えを感じている種目はありますか?

棒高跳びです。冬季から特に練習を積んできた種目だったので、自己ベストを出せる自信はありました。実際に試合で結果につなげられたことは大きな収穫でした。

——今シーズン、シーズンインからここまでのご自身の調子はいかがですか?

初戦ということもあり、まずは十種目を通してやり切ることを重視していました。その中で塾記録を更新できたので、冬季練習で積み上げてきた土台が少しずつ形になってきていると感じています。

——先日の日体大記録会では後輩の渡部瑞己選手(理2・湘南)も好記録をマークされました。この結果についてコメントをいただけますか?

冬の練習を見ていても、渡部はすごく良い動きをしていたので、今回の好記録にはあまり驚きませんでした。練習で積み重ねてきたものを試合でしっかり発揮できた結果だと思います。

——今シーズンの意気込みをお願いします

まずは1か月後の関東インカレで三連覇を達成したいです。そのうえで、日本選手権とインカレでも上位入賞を果たせるよう、ここからさらに状態を上げていきたいと思います。

 

成沢翔英選手(環4・山梨学院)/男子1500m 塾記録更新

――自己ベスト&塾記録更新おめでとうございます。試合後の率直な感想をお聞かせください

クラウドファンディングをしていたこともあり、まず最低条件をクリアできたと思っているのでホッとしてます。

――レース中はどんなことを考えていましたか?

タイムは気にせず、1着をとることだけを考えていました。

――昨年の5000メートルに続き、組1着での自己ベストとなりました。この点についての自己評価は?

試合で1着を取れたところは評価できますが、ギリギリだったのでよりスパートを磨かないとさらに上では戦っていけないと思っています。今後の改善点踏まえ、70点の走りだと思っています。

――日本選手権の参加資格記録は突破されましたが、標準記録までは届きませんでした。この点についてはいかがですか?

3分40秒5が標準記録となりますが、やはりそこを狙っていかないと日本選手権決勝は難しいので、残りの期間で関東インカレのみですが1秒でも縮めることが出来ればと思います。

――今後の意気込みをお願いします

次戦は関東インカレとなります。しっかりと点をとる。1番を狙いにいく。その上でタイムもついてくればと思います。応援よろしくお願い致します。

 

(取材:鈴木拓己、竹腰環、野村康介 記事:竹腰環)

タイトルとURLをコピーしました