慶應スポーツ新聞会

【男子バレーボール】秋季リーグ開幕直前!宗雲監督×岡田主将インタビュー

DSC_0692    9月7日に開幕を迎えるバレーボール関東大学男子1部の秋季リーグ。今回はその開幕直前企画として宗雲監督と岡田主将(商4)にインタビュー。夏の成果や伸びた選手、そして最終目標など様々なお話を伺った。いよいよバレーの秋の開幕である!

 

―夏合宿の成果は

岡田 今年は例年に比べ、例にないくらいの数多くの企業さんと相手をしていただいて、その中で高い攻撃だったり戦略的なサーブだったり、秋リーグでこれから戦う大学のワンランク上のレベルに触れてみて、自分たちの今までわからなかったこととか、まだまだチームで完成できてないことがだんだん見つかってきて、今それを修正できるような段階に入れたので、夏合宿は自分たちのチーム力をワンランク上に上げられた、というのが成果かなと思います。

監督 私も同じなのですが、非常に長い遠征だったのでまずはスタメンが怪我しないで終われたことがまず一番の成果です。その次に、Vリーグの場合、チームによってすごく速いチームやパワーのあるチームのようにまったくスタイルが違うので、そのようなチームと試合でき、8割くらいは相手に順応できたのでそれはすごく良い収穫だなと思います。

スパイクを決める岡田

スパイクを決める岡田

―春に挙げられていたチームの弱点は改善できましたか

監督 結論から言うとまだ不安なのです。改善したというのが去年のチームを基準にして、そのレベルまで戻ったかというとまだほど遠いです。ですがそれを嘆いていても仕方がないので、去年はその点は不動のチームだったのですが、今年はそこが崩れた時に益田選手とか佐藤選手とかいるので、考え方を変えて今やっています。  

 

―この夏チームで一番伸びたところは

岡田 意識して練習していたのですが、ブロックとレシーブだと思います。ブロックは3枚ブロックを取り入れたということとブロックに対する全員の意識も上がってきてそれに付随してブロックも良くなればレシーブもよくなるというのがバレーでの定石なので、ブロックとレシーブの関係性が良くなって、自分たちの高い攻撃力が生かせる場面をいくつも作れるようになった、というのがひとつ成長できた部分だと思います。

監督 主将が言っていたように、数字で見ても今まではVリーグのチームに胸を借りるときはブロックの本数が、去年でも出ても1本でほとんどなかったのですが、今年は長くやらせてもらって、もちろんセットで出ない、もしくは1本という低い時もあるのですが、出るときは4本とか5本とかたくさん出るセットが多くなってきたので、ブロック力そのものは上がってきていると思いますね。あとはすごく評価したいのはチーム内でスパイクミスがすごく減ったんです。それは、岡田選手が一番今まで筆頭でホームランか三振かというような打率が低いスパイクだったんですが、岡田選手がミスを少なくするような意識でプレーをしているので、それが他の選手にも伝播していてデータ上も攻撃のスパイクミスがすごく少なくなりました。それも合宿中ずっと続いていたことが、客観的に見なければならない人間としては成長したと思っています。

最も伸びた選手の一人に挙げられた佐藤

最も伸びた選手の一人に挙げられた佐藤

―最も成長を見せた選手は

岡田 スタメンは今までずっとやってきた選手なのですが、期待を込めて伸びたなと思う選手は、佐藤選手が守備固めという意味で、サーブレシーブが不安なチームの中で企業での遠征においても、企業の強いサーブに対しても、Aキャッチをずばずば入れる選手ではないのですが、BとかBプラスといったようにちゃんと攻撃に繋げられるような安定性を持ってレシーブをあげてくれて、自分の役割を果たしてくれるので、そういう意味で今までにない活躍を見せてくれたということで、僕的には佐藤選手が一番伸びたと思います。

監督 佐藤選手はチームの調子がいい時には出番の回らない選手なのですが、チームがピンチの時には必要な選手で、しかもピンチをひっくり返してくれるようなファイターなので、私も非常に計算できる選手だと思っています。伸びた選手という意味は、合宿途中ミニ国体で稲田選手が抜けてしまった影響で、上田選手を合宿の後半に結構使ったのですが、非常に高さでは不利な選手にも負けない高さで、ネット際のダイレクトボールも全部決めていて、そういうこともきちんとできるようになりました。選手が今までの上田選手を見る目も変わったんじゃないかなと思います。もう一人は同じく合宿後半から使い始めたのですが、リベロの林選手。Vリーグ相手でもいいサーブレシーブをするなど、今まで出場機会がなかっただけかもしれませんが、非常に新鮮に見えた選手です。期待しています。

  ―監督から見て岡田選手の成長は

監督 岡田主将として色々な考え方とか自分の行動とか発言とか、そういうのが変わったと思います。それは見ていてもよくわかるし、なにしろそれがプレーにも良く出ているし、照れくさいのですが、1年生の時とは全く違う人柄な選手になりました。できればそのうえで結果を残してくれれば本人にも一番すばらしいことになると思います。Vリーグに今行っても即通用するまで成長していると思っています。

悲願のタイトル獲得へ!

悲願のタイトル獲得へ!

―学生最後の夏休みということで一番の思い出は

岡田 四年生になって自分の立場も変わりましたし、主将として考えることが多くて、今年は企業遠征など初めて二桁台の日にちの遠征だったのですが、秋リーグに結果を求めたかったので、夏休みの思い出というと自分の中でも一番ずっとバレーに頭を抱えていた夏休みだなという風に感じています。

―秋リーグの目標は

岡田 春リーグと東日本ではすごく悔しい思いもしましたし、それをバネに合宿も頑張ってきたので、秋リーグではまず1部リーグ優勝というタイトルを取って、それで箔をつけて全日本インカレに臨んで、自分たちの部の大目標である日本一というのを達成できればなと考えています。

監督 目標はタイトルを取るしかないのですが、ただ他のチームも強化してきているのでそう簡単には勝たしてはくれないとは思います。一戦一戦一点ずつもぎ取って、フルセットでも必ず試合をものにするというのを心に決めて戦いたいと思っています。大丈夫だと思うのですが、企業遠征でVリーグを相手にすると当然学生は毎セット毎セット相手が格上でモチベーションは高いのですが、今浮いてきている感じなので、今週リーグ戦となって他大学のユニフォームを見たときに、またモチベーションがぐっと上がることを期待しています。目標はもうタイトルを取ることしかないですね。

真剣な眼差しで語る宗雲監督(右)と岡田主将(左)

真剣な眼差しで語る宗雲監督(右)と岡田主将(左)

―秋リーグでのポイントは

岡田 自分たちの攻撃に加えて、ブロックというのがまた一つの新しい武器になったと思うので、そこに秋リーグは注目していただければいいかなと思います。

監督 夏の前にチームスタイルを確立するということを言っていたので、ピンチの時も含めて自分たちのチームスタイルを追い求めていくような試合をしてほしいです。常に自分たちの目指すものが、ベクトルが一つだと結果が自然についてくるのではないかというところを見てほしいです。

-お忙しい中、ご協力ありがとうございました!

(取材 中田健太)

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