慶應スポーツ新聞会

【アイスホッケー】強力FW陣を前に逆転負けも兆しの見える一戦に 中大戦

約3週間ぶりのリーグ戦となった慶大

3週間ぶりに熱戦の舞台に戻ってきた慶大。この日の相手は強力FW陣擁する中大との一戦だ。いかに失点を抑え、ロースコアに持ち込めるかが鍵となる試合だったが、結果は3-5で敗戦。しかし一時は2点のリードを奪うなど互角以上の試合を展開し、次戦以降に期待もうかがえる一戦となった。

関東大学アイスホッケーリーグ戦 Division1 グループA

2010/10/16(土)12:25 FO@ダイドードリンコアイスアリーナ

慶應義塾大学3-5中央大学

{得点者 慶大のみ} 小坂、真鍋、児玉

第1ピリオド、中大の素早いチェックの前に劣勢を強いられる慶大だったが5分、ゴール前での混戦から最後はFW小坂(商2)が押し込みゴール。ワンチャンスをものにし、幸先良く先制する。その後も中大の攻勢に遭うが、慶大DF陣が集中を切らさず対応し、ピンチを切り抜ける。そんな中迎えた11分、FW荒谷(経3)がDFを引きつけ、フリーになったFW真鍋(環1)にパス。ここで真鍋が巻いてゴールに流し込み、2点のリードを奪う。しかし対する中大も攻めの手を緩めない。16分には決定的なシュートを放たれるが、これはGK長嶋(経4)がビッグセーブ。何とか無失点で第1ピリオドを切り抜けるかに思われた。ところが19分にFW松山(商3)が2分間の退場となると、その直後ゴールを許し、1点リードで第1ピリオドが終了する。

この日も攻撃陣をけん引した似鳥

リードを広げたい慶大は第2ピリオド、早速チャンスが訪れる。1分、中大DFが2分間の退場になり数的優位な状況になると3分、DF小川(環2)から左に開いたFW似鳥(環3)へつなぎ、似鳥が逆サイドに絶妙なパス。これにFW児玉(経4)が反応しシュート。これが中大ゴールに突き刺さり、再びリードを2点に広げる。このリードを守って試合を進めたい慶大であったが、ここから思わぬ展開になってしまう。8分に失点を許すと、9分にもすぐさま失点。あっという間に同点にされてしまう。ここでさらに悪夢が襲う慶大。10分、14分と立て続けに退場者を出し、防戦一方の展開を強いられる。そして迎えた15分、ついに逆転を許してしまう。何とか同点に戻したい慶大は17分、FW金村(経2)が中央から突破を試みるも中大DF陣に囲まれチャンスを作れない。その後もパックを奪うシーンは作るものの、その後のパスが乱れリズムをつかめず第2ピリオドを終える。 

次の1点が重要な意味を持つ展開となった第3ピリオド。その1点を奪ったのは中大だった。4分、ニュートラルゾーンから放たれたロングシュートが慶大ゴールに突き刺さり、慶大にとっては重い失点を喫してしまう。その後、何とか1点を返し、反撃ののろしを上げたい慶大は10分、似鳥から小川へとパスが回り、シュートを放つも中大GKのナイスセーブに阻まれる。時間が刻一刻と過ぎる中、12分に中大が退場者を出し数的優位な状況に。しかし次々にシュートを放つがことごとくGKにブロックされ得点を奪えない。そしてそのまま試合は終了。結果的には3-5と悔しい逆転負けとなってしまった。

「出だしはいいペースだった」(浅沼監督)と語るように、強豪・中大相手に一時は2点のリードを奪い、勝機も見えた慶大。しかしここぞという場面で守り切れず失点してしまったことで、勝利を手放す恰好となってしまった。次戦の相手は、開幕戦で2-7と大差で敗れた早大。だが「1点差、2点差、ロースコアで3ピリを迎えられればこちらに流れが傾く可能性がある」(氏橋主将・法4)という言葉通り、60分間慶應のホッケーを貫き通せば勝機も見えてくるに違いない。

By Daiki Yamamoto

浅沼監督

(振り返って)中央さんだけでなくて、毎回我々にとってはすべてが上位校との試合になるので、厳しい試合だとはもともと予想していたが、2週間ちょっと試合まで空いて、選手達がどう前回の日大戦から整え直してくれるかなと期待していたが、出だしはよかったと思います。結果3ピリまで積み重ねる中で、敗戦にはなってしまったが、対応できるところ、中央相手でも慶應としてやれるところ、まだ不足しているところは当然課題として見つかったが、やれるところが見つかったので、これから後半戦に入っていくが、そこの部分を我々なりに修正してつなげていけばいいと思っている。(第1ピリオドで2点先取して理想的な展開だったと思うが)出だしはいいペースだったと思います。ただ続けなければならないのが、2ピリに入るときも、3ピリに入るときも(選手に)言ったことだが、「試合の始まりだ」と思って、得点差とかも何も意識せず、毎回自分の中で気持ちをゼロにして、改めてやるべきことを頭の中で考えて、整理してリンクに上がろうとしたが、2ピリの間の失点が最後までひびいたのかなと思う。(第3ピリオドに入るときの指示は)氏橋ともミーティングの時に言っていたのたが、我々は勝って3ピリに臨める試合はなかなかないと思うので、これもゲームプラン通りというか、想定内のことであり、一つひとつ返していって、最後積み重ねた結果が一つあればということなので、特にビハインドだからといって、焦って次の一手をどうすべきかということではなく、3ピリでも同じプレーを続けようと指示した。(中大戦へのアプローチは)日大戦の敗戦というのはやはり一つひとつのプレーに対するパックへの執着心だったり、相手と1対1での取り合いとか意地の部分、これも勝ちにつながっていく一つの気持ちだと思うので、それが日大の方が一つひとつのプレーにしつこさと意地とプライドが入ってたと思うので、その部分を練習の時からもう一度ワンプレーを丁寧にして、パックを渡さないという練習をやってきました。(後半戦に向けて)毎回の話になるが、慶應義塾のホッケーは変わらないと思うので、我々の身の丈のホッケーでがむしゃらさと必死さ、しつこさだけは相手より勝って、その気持ちをなくさずに我々のできるホッケーを確実にやっいくというのを60分続けることを念頭に置いて、その中でチャンスもありピンチもあるが、そこをどう対処するかというのが我々のホッケーだと思っていて、常にチャレンジャーとしての気持ちを忘れずにと思っている。

氏橋主将

(振り返って)60分間の結果がすべてなので、そこで勝てなかったというのはすべて。ただ1ピリの勝負、それが60分間できれば勝機はあると思った。(序盤はゲームプラン通りだったと思うが)ゲームプラン通りというか、できすぎなくらいで、ただ2点取ってその後3点目取ってそれから5点取られたというのはすべてですね。向こうのFWは大学の中では一番いいFWだと思うので、それに対してもう少しこっちのウイング、センターフォワードが守りに参加しないと守り切れない。(第2ピリオドでは連続失点を喫してしまったが)約束ごとが守れてなかったのと、1点目はキーパーも見ていなかったのでしょうがないが、その後はFWが詰め過ぎたり、チェンジしてて誰も戻っていなかったりで、そういうある意味つまらないミスを連発して、自分たちの方に来ていた流れを相手に受け渡してしまった。(第3ピリオドについて)残り10分で点差をつけられると、うちの攻撃陣を考えると追いつけなくなるなと。5点目は完全に余計な失点で、失点の仕方もキルプレーでもなかったし、防ぐことのできる失点だったので、それを次の試合からはなくさないと勝負にはならない。(次戦・早大戦に向けて)前回は2-7と5点差をつけられたが、相手の長所はディフェンス力で、FWの決定力はあるが、固い守りで守って、失点の少ないチームなので、大量得点はできないと思うが、逆に1点差、2点差、ロースコアで3ピリを迎えられればこちらに流れが傾く可能性があるので、それに向けて頑張ります。

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