慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】今季初の連勝とはならず…首位相手に力負け 第4節 vs中央大

前節、今季リーグ戦初勝利を挙げた慶大。連勝をかけた今節は、ここまで3連勝と勢いに乗る首位・中央大との一戦となった。試合は前半から中大に主導権を握られると、8分に守備の隙を突かれ失点してしまう。後半に入り得点を目指すも1点が遠く、逆に前がかりになったところでスペースを使われ2失点。合計0-3で早くも今季3敗目を喫してしまった。

 

第92回関東大学サッカー2部リーグ戦 第4節 vs中央大

2018/05/03()11:30KO @江戸川区陸上競技場

【スコア】

慶應義塾大学0-3中央大学

【得点者】

0-1 9分 大橋祐紀(中央大学)

0-2 67分 桜井昴(中央大学)

0-3 86分 桜井昴(中央大学)

慶大出場選手

GK上田朝都(総3・横浜F・マリノスユース)

DF佐藤海徳(政3・桐光学園)

DF鴻巣良真(総4・国学院久我山)

DF篠原新汰(総1・FC東京U-18)

DF中島玲央(総4・柏レイソルU-18)

MF木南諒(経3・国学院久我山)→82分 江本優貴(総3・大宮アルディージャユース)

MF八田和己(総3・桐蔭学園)

MF橋本健人(総1・横浜FCユース)

MF多嶋田雅司(商3・国学院久我山)→69分 杉本崇太朗(政2・名古屋グランパスU-18)

MF松木駿之介(総4・青森山田) 

FW松岡瑠夢(総2・FC東京U-18)→78分 小谷春日(環4・藤枝東)

前節と同じスタメンで首位撃破を狙う

今季リーグ戦初勝利をあげた前節(3○1)から中3日で迎えた今節、慶大は青学大戦と同じスターティングメンバーで試合に臨んだ。3連戦の2戦目、そして相手が首位の中大ということもありここで勝利し、これからのリーグ戦に向けて弾みをつけたいところだ。

松岡が決定機を迎えるも決めきれず

しかし試合は前半立ち上がりから中大にペースを握られてしまう。開始早々の9分、慶大がボールの取りどころを定められずにいると、左サイドを起点にスルーパスから抜け出され、そのままシュートを許し失点。「簡単にやられすぎた」と冨田賢監督が言うように、数本のパスで簡単に崩された失点でいきなりビハインドを負う展開となる。その後も中大の速いプレッシングとフィジカルの強さに圧倒され、思うように攻撃ができない慶大だったが、24分には右サイドでボールを受けた橋本健人(総1・横浜FCユース)が前線にスルーパスを送ると、それを受けた松岡瑠夢(総2・FC東京U-18)がドリブルで相手GKをかわしシュート。これは惜しくもDFに阻まれてしまうが1つ攻撃の形を作ると、33分にはCKから立て続けにゴールに迫る。松木駿之介(総4・青森山田)がヘディングで逸らしたボールを鴻巣良真(総4・国学院久我山)がシュート、こぼれ球を最後は佐藤海徳(政3・桐光学園)が狙うも決められず。少ないながらも何度かチャンスを作った慶大だったが結局決め切ることができず、前半を1点リードされたままで折り返す。

失点の多さは昨季からの課題だ

後半、ひとまず1点を返したい慶大だったが67分、前掛かりになったことで空いた中盤のスペースで相手選手を自由にさせてしまうと、そこからボールをつながれ最後はペナルティエリア内でシュートを許し2点目を与えてしまう。勝ち点を得るためには最低でも2点以上が必要になった慶大は、ここから75分、78分、82分と交代のカードを切り得点を目指す。しかし連戦の影響もあってかなかなか勢いに乗れないでいると、逆に86分にアーリークロスからダメ押しの3点目を決められてしまう。慶大はその後も得点を奪えず試合終了。首位・中大相手に0-3と、力の差を見せつけられる結果となってしまった。

首位を走る強敵に力の差を見せつけられた

開幕2連敗を喫していた慶大は、前節今季初勝利を挙げ勢いに乗れるかと思われたが、今節の敗戦により再び苦しい状況に追い込まれてしまった。1年での1部復帰を目標に掲げているチームにとって、この時期での3敗目は非常に厳しい状況だ。首位を走る中大との間に力の差があったということも明らかだった。しかし下を向いている時間はない。冨田監督が言うように今、チームは新たなサッカーにチャレンジをしている段階であり、安定した戦いができていないのはある意味仕方がないことなのかもしれない。また、こういったチーム状況の中、下級生が試合に出続けているということは1つポジティブな材料と言っていいだろう。慶大の強みでもある部員数の多さは、すなわち可能性の広さでもある。下級生が活躍をすることによって上級生にも良い相乗効果が生まれたとき、慶大にしかない力を発揮することができるだろう。

記事:岩見拓哉 写真:桑原大樹、高橋春乃、中村駿作

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以下、コメント

冨田賢監督

――試合を振り返って

僕らも前の試合で勝って、ここで勝って弾みをつけたいということで良い準備ができたと思っていたんですけど、(中大は)フィジカルとかスピードのところは映像を見ていても2部でもトップクラスだということは分かっていたので、その相手にどれくらいできるかという感じだったんですけど、本当に良い意味でそういう速さとかを感じられたから、下を向いていてもしょうがないので、関東学院大戦に向けて、このスピード感とかフィジカルの強さとか最後に決めきるところとかそういうところの質というのは本当に高かったので、それを絶対に忘れないようにして、そこを1つ僕らの基準にしていかなければいけないなと改めて感じたゲームでした。しっかりそういうところを次につなげていけるようにしていきたいと思います。

――前節から中3日という日程で前節と同じメンバーで試合に臨んだが

まあこの3連戦は総力戦でやろうというふうに言っていた中で、特に3戦目のところは疲労も溜まってくるし考えていかないといけないと思っていますけど、とにかく前節は内容的にも非常に良い流れでできていたので、そこまで変える必要はないかなという僕の判断で。

――首位で勢いに乗っている中大との試合だったがどのような対策をしてきたか

彼らのスピード感とか、やっぱりそこは映像を何試合も見ていても全然違うものがあったのでどう戦っていくかという中で、対策としてはやっぱり彼らと同じサッカーをやってしまうとどうしてもフィジカルの差が出てしまうと思ったので、僕らとしてはワンタッチ、ツータッチで相手の間に入りながらプレーをすれば勝機があると思っていてトレーニングでも結構そういうところをやっていました。

――開幕から4試合連続で失点をしてしまっているが、その要因は何か

もっと本当に全員で固めて守備をするという方法もあると思うんですけど、今僕らが目指しているサッカーがそこも持ちながら、だけどやっぱり前向きに、主体的にプレーしようというところにトライをしている段階だから、なかなかまだそこがハマり切らないでというのはあるかもしれないです。今日のゲームの中でも、ゲームプランとしてガッツリ引くというのも一つのプランだったのかもしれないけど、そうじゃなくて今の自分たちがどれだけ中大に通用するかというのをトライしたのはあるかなと思います。まあ失点はしているけれども、前向きに自分たちがボールを奪おうとして、立ち上がりの失点は早かったし簡単にやられすぎたけど、その後もトライして点を取りに行くという姿勢の中からのカウンターだから、そこのところはもう1回僕自身もチームもバランスはちょっと考えていきたいなと思います。

――逆に開幕から向上している点は

良くなっている点は、今日もあのグラウンドコンディションの中だったけど前半あれだけのプレッシャーの中で、(鴻巣)良真からハシケン(橋本)に入ってワンタッチでフリックしてという、そういうイメージをずっとやっていたんですけど、ヤツ(八田和己=総3・桐蔭学園)が落として(松岡)瑠夢が裏に抜けたシーンがあったと思うんですけど、ああいうシーンがすごく出てきているから、本当にベースにして忘れないでプレーしてほしいなと思います。

――中2日で迎える次節に向けて

3連戦ということでここを2勝1敗で終えるかというのは全然違うと思うので、2日間だけどもずっとシーズン通して出ている選手だけじゃなくてみんなで準備をしてきていて、今日のゲームでも疲労が出てきていると思うので、本当に総力戦で戦っていきたいと思っています。

 

松木駿之介(総4・青森山田)主将

――試合を振り返って

本当に90分を通して中央さんとの差を認識できる時間にできたので、結果は本当に残念でしたけど、成長していければ良いかなと捉えてます。集中応援日で應援指導部や親御さんなどもたくさん来てくれた中で、0-3という結果で本当に情けないという気持ちはありますけど、前を向いて次の試合で勝ち点3を取ることだけに集中しなきゃいけないと思うので、切り替えて頑張っていきたいと思います。

――中大は首位を走っている強敵だが、力の差はやはりあったか

感じましたね。結果は分かりやすいですし、90分を通して「やれない」とは感じませんでしたけど、際ですべて負けるというか、五分五分のボールはすべて回収されてしまうし、ゴール前でも、決定機の数はあまり変わらないと思うんですけど、それで0-3という結果になってしまうのは、際の勝負で負けてしまったかなと思います。

――特に前半はチャンスも少なくなかったが、結局今季初の無得点に終わった

やっぱりあの時間帯で1点入ってたら試合展開はもちろん変わってましたし、そういうところで決められるか決められないかというのが昇格できるかできないかの勝負にもなってくると思うので、日々の練習から目の前のプレーにすべてを懸けてやるようにならなくちゃいけないし、そういう練習の雰囲気などを主将として作っていかなきゃいけないと思います。

――次節に向けて

本当に勝ち点3を取らなきゃいけない状況ですけど、それでも自分たちのサッカーを見失わずにやっていきたいと思います。

 

八田和己(総3・桐蔭学園)

――試合を振り返って

上位のチームだっただけに勝たないといけなかったんですけど、勝てなかったのは本当に残念です。

――前節から、ポジションを一列上げてボランチで起用されているが

センターバックで跳ね返せてなかったというのが1つあって、それが自分の課題でそこが1節、2節良くなかったのかなというのがあって、でもボランチもできるというのが強みでそこで監督が使ってくれてるので、セカンドボールを拾うとかそういうことをやらなきゃと思っています。

――鴻巣選手のスタメン復帰も1つの理由にあるか

そうですね、(鴻巣)良真くんは高さもあって力のあるセンターバックなので後ろにいて安心できるプレイヤーです

――ここ2試合、連続でボランチ起用だが自身のパフォーマンスは

できている部分とできていない部分があって、できている部分は入ってきたボールを潰すとか、プレスバックの意識はできているんですけど、まだまだボールをつなぐことだったり、ワンツーで相手を剥がす動きだったりはできてないと思います。

――3連戦の2試合目を終えたが、次節に向けて

理想は3連勝だったんですけど、1敗してしまったけども中2日でまたすぐ試合があるので、絶対に勝てるように頑張っていきたいと思います。

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