慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】インカレ1回戦 インカレ初勝利! ベスト4に向け幸先の良いスタート 活水女子大戦

第27回全日本大学女子サッカー選手権大会1回戦で慶大は活水女子大と対戦した。慶大は試合序盤からペースを握ると、6分に工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)が先制のゴールを挙げる。するとこれを皮切りに慶大がゴールラッシュ。前半だけで4-0とリードする。後半も終始ペースを握った慶大は86分に鈴村萌花(総4・村田女子)がダメ押しの5点目を決め試合終了。インカレ初勝利を5-0の大勝で飾り2回戦に駒を進めた。

 

 

第27回全日本大学女子サッカー選手権大会 1回戦 vs活水女子大学

2018/12/23(日・祝)11:00KO @みきぼうパークひょうご第1球技場

【スコア】

慶應義塾大学5-0活水女子大学

1-0 6分 工藤真子(慶應義塾大学)

2-0 27分 鈴木紗理(慶應義塾大学)

3-0 39分 山本華乃(慶應義塾大学)

4-0 40分 工藤真子(慶應義塾大学)

5-0 86分 鈴村萌花(慶應義塾大学)

 

◇慶大出場選手

GK 志鎌奈津美(環4・常盤木学園)

DF 庄司夏穂(総3・聖和学園)

DF 小川愛(総2・神村学園)

DF 加藤楓琳(総3・常盤木学園)

DF 佐藤幸恵(総2・十文字)→46分 奥本くるみ(環3・浦和レッズレディースユース)

MF 勝木日南子(総3・大和)

MF 工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)

MF 中島菜々子(総4・十文字)Ⓒ→46分 清水奈緒(環2・文京学院大学女子)

MF 松木里緒(環3・常盤木学園)→70分 熊谷明奈(総2・十文字)

FW 山本華乃(理2・横須賀シーガルズ)→46分 内山純(薬3・吉祥女子)

FW 鈴木紗理(総2・十文字)→46分 鈴村萌花(総4・村田女子)

いよいよインカレが始まった

いよいよ迎えたインカレ初戦。目標の「インカレベスト4」に向けて負けられない戦いが始まった。3年ぶりの大舞台には遠方にもかかわらず多くのサポーターが駆け付けたこの一戦。左サイドバックに庄司夏穂(総3・聖和学園)を起用した以外は基本形の布陣で試合に臨んだ。

 

工藤の先制ゴールでチームの硬さが取れた

相手は九州の大学ということもあり事前情報が少ない中で試合に臨んだ慶大だったが、伊藤洋平監督の「引いてくるだろうという予想」通りの展開となった。しかし開始5分程はインカレ初戦ということもあり少々硬さが見え、イージーなミスもいくつか見受けられた慶大。それでも6分には待望の先制点を手にする。右サイドの深い位置でボールを受けた佐藤幸恵(総2・十文字)がゴール前にクロスボールをあげると走りこんでいた工藤が押し込みゴール。幸先よく先制に成功する。このゴールで硬さが取れた慶大はその後一方的にボールを保持。守りを固める相手に対してサイドから何度もチャンスを作る。すると27分。ゴール手前右でFKを得ると、鈴木紗理(総2・十文字)がこれをニアサイドに直接決め2-0とリードを広げる。さらに39分には左サイドを突破した鈴木のクロスに山本華乃(理2・横須賀シーガルズ)が合わせ3点目。直後の40分には工藤が中島との連携で抜け出すと、GKとの1対1を冷静に決め追加点をあげる。工藤自身も「きれいに決まった」と話すゴールで4点のリードを手にした慶大はそのまま前半を折り返した。

 

途中出場の鈴村がダメ押しのゴール

中1日の日程で進むなか、前半に大量リードを得た慶大は後半開始と同時に一気に4人のメンバーを交代。右サイドバックの佐藤に代えて奥本くるみ(環3・浦和レッズレディースユース)を左サイドバックに、中島菜々子(総4・十文字)主将に代えて清水奈緒(環2・文京学院大学女子)をボランチに、また山本に代えて内山純(薬3・吉祥女子)を、鈴木に代えて鈴村を右サイドバックに配置した。しかし後半も終始慶大ペース。ディフェンスラインの裏に抜ける動きなどで何度もチャンスを作り出す。そして70分には熊谷明奈(総2・十文字)を投入し、守備も固めた慶大。完璧なゲーム運びでそのまま試合を進めると、終了間際の86分に勝木日南子(総3・大和)のクロスを鈴村がボレーで合わせ5点目。慶大はベスト4に向けて重要なインカレ初戦を5-0の大勝で飾った。

 

幸先の良いスタートを切った

慶大ソッカー部女子史上初のインカレでの勝利となったこの試合。しかしチームには浮かれた様子は見られない。目標はあくまでベスト4という中で、「まだ心の底では喜んではいない」と伊藤監督は話す。だがその中でも初戦を5得点かつ無失点で終えられたことは非常に良いことだろう。また、「点を取るべき人が取ってくれた」(伊藤監督)というようにチームの核となる選手たちが得点をしたこともまた好材料だ。次戦は明日の帝京平成大戦。今季2戦2敗の相手にリベンジを果たし次のステージへ駒を進めるため。好スタートを切った慶大は勢いそのままに突破したいところだ。

(記事:岩見拓哉 写真:柴田航太郎、高橋春乃)

 

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以下、試合後コメント

伊藤洋平監督

――試合を振り返って

まずは応援をして下さった人たちに勝利を届けられたのがうれしいです。あとは、点を取るべき人が取ってくれたので本当に素晴らしい試合でした。

――監督として臨む初めてのインカレでした

そうですね、僕も3年前はコーチとしていたので2回目なんですけど、その時よりはリラックスをして楽しめたと思います。

――3年前と違ったところはあったか

やっぱり自分たちのゲームモデルがしっかりしているので、ある程度どんな相手が来ても大丈夫だろうという確固たる自信が前回とは違ったと思います。

――今日は相手チームの情報が少ない中でどのようなプランで臨んだか

まあ引いてくるだろうという予想はしていたんですけど、前から来られた時、引かれたとき、相手のプレッシャーの枚数、システムというのをしっかりと見極めてやるようにしました。

――インカレ初勝利をあげた

もちろん史上初はうれしいですけどベスト4を目指しているので、まだ心の底では喜んではいないですね。

――2回戦の帝京平成大学戦に向けて

そうですね、(今季)3回目のチャレンジになるんですけど、この舞台でリベンジができるということで喜びを感じていますしここが本当に最大の山場だと思うので、みなさんの応援の下で必ず勝利をつかみ取りたいと思います。

 

中島菜々子(総4・十文字)主将

――試合を振り返って

率直に勝てて良かったなと。やっぱりインカレ初戦ということで、独特の緊張感はありましたし、絶対勝たなきゃっていうプレッシャーもあったので、勝てて良かったなと思います。

――3年ぶりのインカレとなった

ピッチも1年生の時に負けてしまったピッチで、本当にあの時の悔しさは忘れられなかったし、今日勝てて少しは晴らせたかなとは思うんですけど、まだまだこれからなのでもっともっとやらなきゃなと思わされました。

――実力差はある程度予想はしていたのか

相手の情報が少ない中で、去年のインカレの結果とか九州予選の結果とかを見て、引かれるんじゃないかとか予想はしてました。

――その中で今日のテーマや作戦は

どんな相手だろうとここまで1年間積み重ねてきた自分たちのサッカーをする、っていうのは目標でしたし、この先連戦になるからこそ、いかに総力戦で試合を早く決めて、みんなで戦うことができるかっていうのをテーマにしていました。

――5得点に加え、相手にシュートもほとんど許さなかったが、ほぼ理想的な試合だったのでは

でもシュート数的にはあまりうちも打ってなくて、もっともっと自分たちでチャンスを作れるところもあったと思うし、今日もパスミスであったりとか、細かいところをもっと修正しなくちゃいけないなと思いました。

――次戦は山場になる

帝京平成が山場っていうのは抽選で決まった時から意識してましたし、大学リーグでも皇后杯でも負けている相手で、インカレベスト4を目指す上では必ずどこかで越えなきゃいけない壁だと思うので、そこに向けてまたみんなで頑張っていきたいと思います。

 

工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)副将

――試合を振り返って

初戦はすごく難しいと思っていたんですけど、でも早い段階で点が入って前半は特に流れが良かったのでとりあえず勝って良かったなという感じです。

――自身初のインカレでした

最初は結構緊張していたんですけど、でもこのインカレを絶対に楽しもうと思っていたので、試合が終わって今はすごく楽しかったなって思います。

――今日はどのようなプランで試合に臨んだか

そうですね、何も情報がなかったので、でも予想としては引いてくるんじゃないかという話で、その中で自分たちのポゼッションサッカーは出さずチャンスがあったらくさびとかを付けてゴールに向かおうという話で試合に入りました。

――自身のプレーはどうだったか

自分で得点もできたし得点に絡めるところもあったので、引き続き明後日もチームに貢献出来たらなと思います。

――得点シーンを振り返って

まず1点目はさち(佐藤)のクロスからで、結構良いボールが上がってくるなと思っていたので飛び込んだら(決まった)。本当はヘディングで決めたかったんですけど、まあでも最後は押し込んで決められたので良かったです。2点目は、本当に自分的にはきれいに決まったなと思っていて、(中島)菜々子さんが自分の動きを最後まで見てくれて、自分はトラップをしてゴールに押し込むだけだったので、本当にアシストをしてくれた菜々子さんに感謝ですし、自分も決められて良かったなと思います。

――2回戦の帝京平成大学戦に向けて

帝平戦は大学リーグと皇后杯予選で2回当たったことがあるんですけど、2回とも勝てていないので、でもそういう相手だからこそチャレンジャー精神を持って絶対に勝てるように頑張っていきたいと思います。

 

鈴村萌花(総4・村田女子)

――試合を振り返って

このグラウンドが自分たちが1年生の時インカレに出て負けたグラウンドだったということもあって、4年生的にはすごく思い入れのあるグラウンドでやる中で、相手の情報も少なくてどういうサッカーをしてくるかも分からなかったんですけど、1年間通して積み上げてきたものをしっかり出そうということで、自信を持って入れたというのが今回の結果につながったかなと思います。

――3年ぶりのインカレとなった

自分自身は1年生の時はメンバーに入れなくて、今回が初めてのインカレのピッチだったので、緊張もしたしミスもいっぱいしちゃったんですけど、周りの後輩たちや仲間がずっと声をかけ続けてくれましたし、ミスした後とかも、みんなでしっかり取り返す意識とかを持ってやれたので、すごく自分もやりやすい雰囲気だったし、最後のインカレだったんですけど、このピッチに立てたことに感謝しています。すごく楽しい時間だったなと思います。

――後半頭からの出場だったが、意識していたことは

自分は上手い選手ではないですし、普段からトップで出ている選手でもないので、自分らしく一生懸命プレーすることだったり、最後まで声を出し続けて全体で戦うということに貢献できる部分はあると思ったので、そこを意識しました。

――ダメ押しのゴールシーンを振り返って

左足だったのでちょっと緊張したんですけど、うまく決めることができて、ずっと目指していた舞台で得点を決めることができたのも、応援してくれるみなさんだったりとか、これまでのソッカー部女子を築いてくださったOGのみなさんの応援のおかげだと思うので、すごく感謝しています。

――次戦は山場になる

厳しい戦いになると思うんですけど、やっぱり自分たちの目標はインカレベスト4なので、勝つしかないので本当に総力戦で全員で戦って勝ちたいと思います。

 

鈴木紗理(総2・十文字)

――史上初のインカレでの勝利となった

初めてのインカレだったので、雰囲気とかも含めて緊張したんですけど、安堵の気持ちとまだまだ足りてないなという気持ちがあります。

――インカレに向けて準備してきたことは

あとはやるだけというか、個人的な成長というよりはチームで、合わないところは合わせて行くことだったり、どんな相手が来てもどんな戦い方をされても自分たちのサッカーができるようにっていうところを修正したり、できることは全てやったかなと思います。

――見事なFKで2得点目をあげた

1点目からしばらく追加点が遠かったので、壁の位置とかキーパーの位置とか見てこれはいけるなと思って蹴りました。

――2回戦の相手は大学リーグでも対決している帝京平成大学だが

相手は1試合目ということでフレッシュな状態だと思うんですけど、1試合目で戦った感覚を次に生かして、何度も戦ったことのある相手で、お互いによく知ってる相手なので戦いづらいところもあるんですけど、インカレという特別な舞台で戦えることを嬉しく思いますし、自分たちのサッカーをして次こそ勝ちたいなと思います。

――2連勝に向けて

今までの戦績っていうのは関係なくて、インカレは本当に特別な舞台だと思うので、100パーセント以上の力を出し切れば絶対に勝てる相手だと思うので、緊張しすぎずに良い雰囲気で望めればなと思います。

 

山本華乃(理2・横須賀シーガルズ)

――インカレ初勝利をあげた

1年間インカレの為にやってきたと言っても過言ではないので、今日は絶対勝利するって、全員で戦って取れた勝利だったので本当に良かったです。

――試合前からチームの雰囲気が明るかった

昨日のミーティングでもより一層チームが1つにまとまった感じがしてて、それが結果にも繋がったのかなと思います。

――自身も得点を奪いましたが、あのシーンを振り返って

紗理からも良いボールが来て完成に崩せたので、みんなの得点だと思ってます!

――2回戦は強敵の帝京平成大学となるが意気込みを

自分たちの力を出し切れば絶対勝てる相手だと思うので、自分と自分たちの力を信じて戦います。

 

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