リーグ戦第2戦、開幕からの連勝を狙う慶大は東京薬科大に37-3で勝利した。
前半は慶大が守備からリズムを作り着実に得点を重ねていく。角田百合佳(環3・慶應女子)の活躍もあり完全にペースを握り、19-0で折り返す。
後半、序盤は相手のディフェンスに阻まれ得点が止まるも、徐々に修正し37-3で試合終了。開幕からの連勝で昇格に向け好発進を切った。
2026年9月5日(土)10時〜 @帝京大学八王子キャンパスソラティオアリーナ
2026秋季女子2部Bリーグ第2戦 | |||
前半 | 後半 | 合計 | |
慶大 | 19 | 18 | 35 |
東京薬科大 | 0 | 3 | 3 |
慶大は立ち上がりから流れを掴む。前半約30秒、ディフェンスからの速攻で坂元結衣(総3・慶應義塾湘南藤沢)がシュートを決め、先制に成功する。その後も速攻を中心に得点を重ねていく。慶大ペースで試合が展開される中、10分、東京薬科大はタイムアウトを要求する。

速攻を繰り出す慶大攻撃陣
しかし、その後も主将・森田愛弓(理3・慶應義塾湘南藤沢)や角田ら主力メンバーの多彩な攻撃から連続得点し、点差を引き離す。ディフェンス陣も安定感のある守備で躍動。攻守の噛み合った慶大の連携力で相手を完封し、19-0で前半を終える。

7mスローを決めた森田愛
点差を広げていきたい後半、慶大は守備では奮闘するも、相手の固いディフェンスの壁に苦戦し、序盤はなかなか得点が生まれない。さらに4分、相手に7mスローを献上しピンチを迎える。しかしここで慶大は相手のミスを誘い、速攻から森田愛が一気にシュートまで運ぶ。後半の先制点も慶大が奪取することに成功した。その後は惜しくも得点は奪えず、ゴールネットまで我慢の時間が続く。そこで9分、慶大はタイムアウトを要求し、流れを引き戻そうと試みる。タイムアウト終了後、チームの期待に応えたのはやはり森田愛。最初のプレーでチャンスをモノにし、追加点を獲得した。

キーパーから攻撃を組み立てる慶大
その後、相手にこの試合初得点を許すも、1年の下垣こころ(文1・豊岡)、松尾倭(経1・カリタス女子)に大学初得点が生まれる。フレッシュな面々の力を見せつけ、一気に慶大ペースに。ここで14分、今度は東京薬科大がタイムアウトをとる。ただその直後、岡部希望(理1・柏陽)が見事に得点を奪い、流れを渡さない。西村美優(法1・慶應湘南藤沢)の大学初得点、終盤の園田綾乃(経2・慶應義塾湘南藤沢)による連続得点もあり相手を一気に突き放し、37-3で試合終了。開幕から2連勝となった。

開幕2連勝した慶大
【選手インタビュー】
ーー今日の試合を振り返って
今回の試合の相手は、そのもと分析とかできてたわけじゃなくて、初めて当たる相手で、どういう相手かわからなかったので、自分たちのペースを崩さないように頑張ろうみたいなことを最初言ってて、前後半通して、基本的には自分たちのペースで押したっていうのはすごい良かったなって思ったのと、初めて出場する1年生とかが全員得点できたことが良かったなとは思います。 反省としては、後半立ち上がりがちょっと悪かったり、後半の序盤で点数取れない時間が続いたので、そこを明日以降改善して全部全勝につなげられるように頑張ります。
ーー1人で10得点を決められていたが
試合を通して、基本的には点数を取って、自分たちのペースで流れを崩さないっていうことをずっと意識してたので、それが結果につながって良かったなと思います。
ーー前半流れを持って来れた要因
全員シュート率が高かったことと、ディフェンスのシステムを相手に合わせて調整できたことが良かったかなと思います。
ーー次戦に向けて
明日以降も毎週末試合が続いて、あと残り7戦あるので、気を緩めずに練習をして2部A昇格できるように頑張ります。
ーー今日の試合を振り返って
個人的に初めてリーグ戦で出場したので緊張はしたんですけど、みんなでパスをたくさん回して、シュートまで繋げることができたのでよかったかなと思います。
ーーリーグ戦初得点について
シュートを決めた時は嬉しかったんですけど、自分の実力でシュートまで行くことはできなくて、先輩方がいっぱいパスを頑張って回してくださって打てたシュートだったので、もっとこれから戦力になれるように練習を重ねたいなと思いました。
ーー他の1年生とも得点を決められていたが
同期として、これまで入部してから頑張ってきたので、その成果がみんなで得られてよかったなと思いました。
ーー次戦に向けて
次戦からはベンチに入る時も入らない時もあるんですけど、ベンチ外でもベンチ内でも声とかプレーでチームを鼓舞できるようにしようと思います。
ーー今日の試合を振り返って
3点決められちゃったんですけど、終始自分たちの速攻とか得点を重ねられたのかすごく良かったかなと思います。ただシュートミスだったりとか、細かいミスが多くて、本来だったらもうちょっと得点が伸びたところを決めきれなかったところがあるので、そこはチーム一環となって、今後の試合でしっかり枠内に決め切って、しっかりシュート率を上げるっていうところを意識してと頑張っていきたいなと思います。
ーー失点を抑えられた要因
ディフェンスがすごく良かったなって思うのと、相手のキーマンを試合の序盤で見抜いて、それに合わせたディフェンスの形を早い段階で作れたってことで、シュートまで行かせないっていうところを意識できたのかなと思います。
ーーディフェンスからの速攻で意識したこと
キーパーとしては、最初に走り出している人に対して正確なスローを出して、1本速攻で確実に点数まで繋げるというところで、しっかり広い視野を持って走り出している人にパスを出すっていうところを意識しました。
ーー次戦に向けて
私たちは昇格を目指しているので、今後1戦も落とせないっていう状況なんですけど、確実に1戦1戦勝ち切って、最終的に2部A昇格できるように頑張ります。
(取材・記事:稲垣遥河)

