【競走】「教えて!キャプテン!」主将アンケート(前編)/六大学対校陸上直前企画2026 No.4

コラボ企画

チームを率いる主将のキャラクターは、その年のチームの雰囲気を決める。東京六大学陸上部にも、6通りの主将像があった。今回は関口裕太(早大主将)、山田暉斗(法大主将)、藤本裕乃介(東大主将)、神戸毅裕(明大主将)、榊原聡真(立大主将)、須﨑遥也(慶大主将)ら全6大学の主将にアンケートを実施。前編は、主将就任までの経緯や自チームの魅力についての回答集!

選手紹介

【早稲田大学主将】

関口裕太選手

専門:100メートル

スポーツ科学部スポーツ科学科4年/東京學館新潟高校出身

【東京大学主将】

藤本裕乃介選手

専門:800・1500メートル

工学部化学生命工学科4年/大阪府立北野高校出身

【法政大学主将】

山田暉斗選手

専門:砲丸投げ

経済学部現代ビジネス学科4年/法政大学第二高校出身

【明治大学主将】

神戸毅裕選手

専門:100・200メートル

経営学部経営学科4年/明星学園高校出身

【立教大学主将】

榊原聡真選手

専門:100・200・400メートル

コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科4年/豊川高校出身

【慶應義塾大学主将】

須﨑遥也選手

専門:走高跳び

商学部商学科4年/丸亀高校出身

 

——入部のきっかけについて教えてください

関口

恩師の田村先生や稲毛碧先輩が臙脂のWを纏い、大学陸上界のトップで戦っていた姿や歴史をみて私も戦いたいと思い入部しました。

山田

法大附属高校出身であったことも進学を決めるうえで大きな理由の一つではありますが、それ以上に自分が思い描いていた理想の条件に最も近い環境であると感じたことが、この大学を志望した大きな決め手となりました。

藤本

競技を通して自分を成長させたいと思ったからです。自分をストイックに追い込む環境に身を置くことで、競技力だけでなく人としても成長できると感じました。先輩から多くを学び、いずれは後輩を支える環境にも魅力を感じ、入部しました。

神戸

明治大学競走部短距離部門で成長し、強いチームへと開拓したかったからです。

榊原

陸上競技を大学でも継続し、自己ベストを更新し続け競技結果を出したかったから。様々な大学が選択肢にありましたが、立教大学の自由な練習環境があることや伝統ある東京六大学の1校であることに魅力を感じ、立教大学を選び陸上競技部に入部しました。

須﨑

高校2年生の冬、競走部から練習参加の案内を手紙でいただいたことがきっかけです。実際に練習参加する中で、学生一人ひとりが主体性をもち競技に向き合う風土に強く惹かれました。成長期にあった高校時代の私は、過度な練習の負荷によってケガを繰り返していました。しかし、この環境であれば、高い負荷に耐えられる体づくりと技術力向上を高い次元で両立できると確信しました。競技力向上だけでなく、自らの身体と向き合い、自分を律することのできるアスリートになるための基盤を築ける場所であると感じました。

「臙脂にWを身にまとって戦いたかった」(関口)

 

——主将になった経緯について教えてください

関口

1年前の全日本インカレで体験した悔しさを私たちの代で払拭したい気持ちと、私が最前線に立ちチームを引っ張っていきたいと思い主将になりました。

山田

監督から提案していただいたことがきっかけです。

藤本

主将という立場が、私をより強い選手に成長させてくれると考えたからです。チームを引っ張る立場として、競技面でも人としても成長したいと思い立候補しました。

神戸

大学陸上を全うするには選手として走るだけでなく、柱としてチームを牽引するべきだと思ったためです。

榊原

周囲の後押しがあったのと、自分自身の経験を生かしながら、先頭に立ちチームを強くしていきたかったから。

須﨑

同期内で「投票」という形で選出されました。私自身、高校時代に全国優勝へあと一歩届かなかった経験を何度もしており、陸上競技の厳しさは誰よりも理解しているという自負がありました。だからこそ、自分なら「勝つために何が必要か」を本気で組織として追求できると考えていました。また、スポーツ推薦制度に頼らない競走部だからこそ、これまでとは違う形で競技の厳しさと向き合い、その本質をチーム全体に浸透させていきたいという使命感も芽生えました。そうした想いとこれまでの経験が評価され、同期からの信任を受けて主将に選出されました。

「主将という立場がより強い選手に成長させてくれる」(藤本)

 

——自校の良さ、アピールポイントについて教えてください

関口

100年以上前から変わらない臙脂のユニフォームを着て走る選手の表情、そして臙脂を愛するチームの団結力を見てほしいです。

山田

他大学と比較しても、本学は学生の自主性が尊重されておりその点が大きな魅力の一つであると感じています。自ら課題を見つけ主体的に行動できる環境が整っているため、競技力の向上や人間的成長につながっていると考えております。

藤本

部員一人ひとりが主体的に競技と向き合い、自分の中で考えながら試行錯誤を重ねていける環境があることが本学の良さだと思います。それぞれが課題意識を持って取り組む中で、日々の練習やコミュニケーションを通して互いの考えに触れ、新しい刺激や気づきを得ることができます。そうした個々の挑戦が重なり合い、大きな流れを作って成長していける点が本学のアピールポイントだと感じています。

神戸

各自が各自のレースに目標を作り、意味を持って臨めることです。特に、選手の最終目標は1つに帰結するので、常に周りを巻き込んで自己研鑽できることが魅力だと思います。

榊原

競技力や経歴が様々な部員が在籍していますが、一人一人が競技に対して真摯に打ち込むとともに、互いに切磋琢磨しながら個人やチームの目標達成のために努力をできるところです。

須﨑

「主体性」と「多様性」が掛け合わさることで、個々の力が最大限に引き出され、組織としての総合力へと昇華されていくのが慶應競走部の強みです。部員が自らの目標と現状を的確に分析し、それぞれに最適なアプローチを選択できる、その自律した姿勢こそが、組織全体の競技力を底上げしています。また、異なる価値観や経験が交わることで、競技一辺倒にとどまらない柔軟な発想や広い視野が生まれ、それが結果としてチームの厚みや対応力につながっています。

「自ら課題を見つけ主体的に行動できる環境が整っている」(山田)

 

ご覧いただきありがとうございました!アンケートの後編はこちらから!

 

企画:中原亜季帆/慶應スポーツ新聞会 

取材協力・写真提供:早稲田大学競走部、法政大学陸上競技部、東京大学陸上運動部、明治大学体育会競走部、立教大学体育会陸上競技部、慶應義塾體育會競走部

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