慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】第16節 格の違いを見せつけられて3連敗も、「次につながる」敗戦 順大戦

今節の対戦相手は、リーグ2位の順大。試合は前半、慶大が人数をかけた堅い守備からの鋭いカウンターで幾度かチャンスを作るが決め切れない。強豪相手に試合をコントロールしていたが、52分に順大FW旗手玲央のゴールで先制を許す。59分には慶大のウィークポイントであるセットプレーからさらに失点。上位チームとの差を見せつけられてリーグ戦3連敗を喫したものの、指揮官・選手たちは善戦したことに手応えを感じている。

 

第91回関東大学サッカーリーグ戦 第16節 

 

2017/10/10(火)18:30KO@順天堂大学さくらキャンパスサッカー場

 

【スコア】

慶應義塾大学 0-2 順天堂大学

 

【得点者】

0-1 52分 旗手玲央(順天堂大学)

0―2 59分 坂圭祐(順天堂大学)

 

慶大出場選手

GK上田朝都(総2・横浜F・マリノスユース)

DF井出悠介(環3・桐蔭学園高)

DF野村京平(総2・国学院久我山高)

DF鴻巣良真(総3・国学院久我山高)

DF北城俊幸(総2・青森山田高) → 27分 中井健太(総4・青森山田高)

MF渡辺夏彦(総4・国学院久我山高)

MF落合祥也(商2・横浜FCユース)

MF手塚朋克(環4・静岡学園高)

MF近藤貫太(総4・愛媛FC)

FW田中健太(法4・横浜F・マリノスユース)

FW池田豊史貴(総4・浅野高) → 69分 ピーダーセン世穏(経2・FCトリプレッタユース)

 

久々の出場となった井出

前節は東国大相手に手痛い逆転負けを喫した慶大(2●3)。今節はリーグ2位を走る順大との対戦となった。前節から中2日で迎える今節は、右サイドバックに井出悠介(環3・桐蔭学園高)が入ったほか、東国大戦で途中出場からゴールをマークした田中健太(法4・横浜F・マリノスユース)が先発に復帰した。

 

手塚は右サイドハーフで攻撃に絡んだ

近藤貫太(総4・愛媛FC)の「自分たちのペースだった」という言葉通り、前半は慶大のカウンターを主体とした攻撃が機能した。最終ラインで人数をかけてボールを奪い、ロングボールを前線の池田豊史貴(総4・浅野高)に集めるという慶大の攻撃パターンが順大ゴールを脅かす場面も。36分には池田からパスを受けた田中がシュートを放ったものの、わずかに枠外。幾度もチャンスを作ったがなかなか決め切ることができず、前半を0-0で折り返す。

 

個の能力に屈した

前半の勢いそのままにいきたい慶大だったが、後半開始直後の52分、慶大の右サイドを突破してきた順大FW旗手玲央が角度のないところから放ったシュートが決まり失点。試合をコントロールしていたが、先制を許してしまった。さらに59分、慶大が課題としているセットプレーからゴールを許し、0-2。1点でも取り返そうと池田に代えてピーダーセン世穏(経2・FCトリプレッタユース)を投入するが、ポゼッションを高めてくる順大の守りを崩しきれない。その後スコアは動くことなく試合終了。決定力で上位チームとの差を見せつけられる結果となった。

 

敗戦とはなったものの、試合自体はコントロールできていた。「次につながるゲーム」(須田芳正監督)と、指揮官をはじめ選手たちは落ち込むことなく、ホーム・下田グラウンドでの次戦を見据えている。相手はリーグ最下位の桐蔭横浜大。残留を争うライバルから、是が非でも勝利を挙げたい。

 

(記事 中村駿作)

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試合後コメント

 

須田芳正監督

(試合を振り返って)良い試合だったよ。こっちの方はよく頑張った。(スタメンの変更について)手塚はちょっと上げたかったから。この前も攻撃のところですごく良い部分があったんで、なおかつ今日はラインが高いということで手塚を上げたかった。あとは井出のケガが落ち着いたのでサイドに入れてという形です。(八田選手がベンチになったが)核となる中盤には(近藤)貫太を入れたいから。(手塚選手の位置を動かすための変更か)そこはそれもあるし、やっぱり中盤のところに経験のある選手を置かないと。チームとしてのゲームコントロールも含めて貫太を置きたいなということで戻しました。(上位チーム相手の一戦、前半は)もう、うちらのペースだよね。あれだけ人にボールにいけていれば、基本的には自分たちのペース。(後半の失点はどう考えているか)相手が裏を狙うということは分かっていたんで、そこは気をつけようというところはあったんだけれども、相手がやっぱりうまかったね。我々がボールにいったところをダイレクトにトントンとかわしてというのは相手がうまかったし、まあその1場面というよりは立ち上がりがちょっと悪かった。後半の立ち上がりではっきりできなかった。もっとはっきりしたプレーをしてラインを押し上げてというのができなくて、その流れで取られたのかなと。そのあともセットプレーはもったいないね。そこは集中しないといけないし。まあそこの部分はうまく入っていけなかったけども、あとの部分は頑張ったと思う。もちろん負けて悔しいけども、次につながるゲームだったんで、リーグ戦なんでこのゲームが全てではないし、次につながるすごく良いゲームができたんじゃないかなと。負けたからって変に下を向くのではなく、これだけ戦えるんだ、これだけできるんだと自信を持って次の桐蔭横浜に向かってやっていきたいと思います(次節に向けて)まさに残留争いしている同士の戦いなので、決勝戦のつもりでやっていきたいと思います。

 

手塚朋克(環4・静岡学園高)主将

(試合を振り返って)前半はああいう形で相手の攻撃をしのいで、カウンターも何本かいけたんですが、後半の立ち上がりで攻め込まれたときに我慢できなかったというのだけが要因で、あそこでしのぎ切れていたら自分たちの勝利も見えていたし、そういう我慢するところで我慢できなかったのが、自分たちの力負けです。(ポジション変更について)相手は深い位置でボールを回してくるので、そこからよーいどんで裏を取る、前でボールを収めて仕掛けるというコンセプトがあったと思うんですけど、なかなかカウンターでも自分が相手の背後にいけずに足元でボールをもらって、まあチャンスを作ることはできたんですけどそこで決め切るような大きなチャンスはできなかったので、そこは大きな課題かなと思います。(攻撃面を振り返って)左サイドの相手が2人とも同級生で、個人的にすごい楽しみで、そこをどうにか破ってやるぞという意気込みだったんですけど、ただ相手が攻撃をしてくる時間が長くて、100パーセント攻撃に力を発揮できなかった、相手に点も取られてしまったという感じでした。(3連戦の2戦目、コンディションは)自分は2年生のときからこういう厳しい戦いを経験させてもらっているので、コンディションというのは自分で管理できていますし、試合を重ねていくことでコンディションが上がっていくということもあるので、そこは自分の体と相談しながらできていると思います。(次節に向けて)桐蔭は下のチームで負けられないので、これが下の方の天王山だと思うので、圧倒して勝利したいと思います。

 

近藤貫太(総4・愛媛FC)

(試合を振り返って)まあ相手が格上っていうのもあったんですけど、勝ちたいゲームだったなという感じです。(格上相手に前半は堅守速攻でうまく戦っていた)自分たちがやっているサッカーがああいうサッカーなので、そういう意味ではそんなにやりづらい相手ではなかったですし、良い形で前にボールが入るシーンも少なかったので、いつも通り低い位置でセットして守って、まあ前半は自分たちのペースだったかなと思います。(守備に重きを置く中で、良い守備をする時間がありながらも1試合守り切れない試合が続いている)今日のゲームもそうですけど、前半は自分たちのやりたいことがやれても後半は相手も対策してきますし、対策を受けたときに個々の臨機応変な対応などがもう少しできないと勝ち点はこぼれていくと思います。まあでも逆にそれが改善できればしっかりゼロに抑えられるようになるかなと思います。(3連敗となったが、チームの状態は)そんなに悪い内容の、自分たちのやりたいことができなくての3連敗ではないので、確かにこの順位で3連敗は望ましい結果ではないのは間違いないですけど、4日後にはまた試合がありますし、雰囲気は悪くないかなと思います。(近藤選手は後期はサイドハーフとボランチを行き来している)相手に合わせているというよりも、試合を通して色々な課題が見えてきて、その中で監督が考えていることなので、自分は与えられた立場で全力を尽くすだけです。サイドハーフならサイドハーフの役割、ボランチならボランチの役割があるし、チームにおける自分の役割は常に意識しています。(次節に向けて)もう日がないですけど、皆さんご存知の通り絶対に負けられない戦いなのは間違いないので、とにかく良い準備をして頑張りたいと思います。

 

鴻巣良真(総3・国学院久我山高)

(試合を振り返って)前節もそうなんですけど、前半はなかなか良い勝負ができているんですけど後半になってディフェンスがどうしても安定しないというか。それはすごく俺を含めてディフェンスラインがなかなか押し上げられなくて間で受けられて、っていうシーンが多くなっちゃって。そこにすごく責任を感じますね。(ケガで外から見ていた時に感じていたことがあると思うが、実際にピッチに戻って感じることは)外から見ていてすごく雰囲気が悪そうに見えて、自分が入って変えてやろうと思っていたんですけど、なかなかうまくいかないというか。うまくいかないですね。(失点してしまった時にしゅんとしちゃうところなどがあるように見えるが)いや、しゅんとはしていないし声も出ているんですけど…。何か原因があるのかな。その原因がいまいちよく分からないというか…。(プランとしては前半を0-0で折り返して後半勝負)前半0-0で、後半も同じような戦い方で、「残り15分チャンスがあれば1点取れれば最高だね」みたいな感じだったんですけど、どうしてもその1点を(後半立ち上がり)15分くらいに取られてプランが崩れて俺らが取りにいくしかなくなって、っていう状況でなかなか守備がはまらず、また同じようなことを繰り返してしまうことがすごく多くて、そこはどうにかしないといけないなと思います。(今日もセットプレーから失点を喫してしまった)気持ちですよ。気持ちが足りないとしか言いようがないし、セットプレーってやっぱり気持ちでしかないですよ。だからそこが足りないとしか言いようがないです。下位じゃないですか、俺たち。下位なのにそこが出ないのが一番問題点だと思います。そういう気持ちも全面に出ないし、やられちゃいけないところでやられているところが、一番このチームの良くないところかなというところで、そこを改善しなきゃ桐蔭横浜とも苦しい試合になると思います。(次節までまた間が短いが修正すべきところは)とりあえず俺は守備のラインをしっかりアップダウンするところを統率することと、やっぱりセットプレーとか1回切れたところの統率。みんなにマークを付かせたり自分がどこに付くのかとかはっきりさせることが重要なんで、そこをもう1回俺がやらないといけないと思います。(ホームでの桐蔭横浜大戦に向けて意気込みを)絶対勝ちます。何が何でも勝たなきゃいけない試合なんで、まずはそのような緊張感あるゲームに対してみんながどのようなモチベーションで持っていけるかっていうところで、そういうところをみんなで合わせて、本当に決勝戦のつもりでやらなきゃいけないですし、絶対勝たなきゃいけない試合なんで。っていうのをみんなで意識して練習していきたいですね。

 

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