慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】第18節 これぞ“魂の慶應”! 岩崎の決勝弾で雨中の激闘を制す 東洋大戦

「これこそ本当に“魂の慶應”」。須田芳正監督も試合後にそう称える一戦だった。台風の影響で大雨が降る中、10位の慶大は5位・東洋大と対戦。劣悪なピッチコンディションに両者苦戦を強いられたが、78分に慶大が岩崎湧治(商3・ベガルタ仙台ユース)のゴールで先制に成功する。このゴールが決勝点となり、慶大が残留争いにおいて貴重な勝ち点3を手にした。

 

第91回関東大学サッカーリーグ戦 第18節

 

2017/10/22(日)11:30KO@東洋大学グラウンド

 

【スコア】

慶應義塾大学 1-0 東洋大学

 

【得点者】

1-0 78分 岩崎湧治(慶應義塾大学)

 

慶大出場選手

GK藤川誠人(総3・桐蔭学園高)

DF鴻巣良真(総3・国学院久我山高)

DF野村京平(総2・国学院久我山高)

DF八田和己(総2・桐蔭学園高)

DF佐藤海徳(政2・桐光学園高)

MF落合祥也(商2・横浜FCユース)

MF近藤貫太(総4・愛媛FC)→46分 岩崎湧治(商3・ベガルタ仙台ユース)

MF手塚朋克(環4・静岡学園高)

MF渡辺夏彦(総4・国学院久我山高)→46分 池田豊史貴(総4・浅野高)

MF小谷春日(環3・藤枝東高)→76分 松木駿之介(総3・青森山田高)

FW田中健太(法4・横浜F・マリノスユース)

 

1部残留へ、目指すのは勝ち点3のみ

 前節・桐蔭横浜大戦(1●2)での敗戦で、慶大は残留争いにおいて窮地に立たされた。今節は、スタメンを大幅に入れ替えるテコ入れ策をとる。GKにはここまでリーグ戦全試合で先発していた上田朝都(総2・横浜F・マリノスユース)に代えて藤川誠人(総3・桐蔭学園高)を起用したほか、ケガで長期離脱していた佐藤海徳(政2・桐光学園高)が左サイドバックで今季初出場初スタメンとなった。

 

大雨に見舞われる中での一戦となった

 台風による大雨の影響でピッチには水たまりができる中、慶大は前半から多くのシュートを放つ。ボールがピッチ上で止まってしまうこともあり、ディフェンス陣が前に蹴ったボールを小谷春日(環3・藤枝東高)や田中健太(法4・横浜F・マリノスユース)といったスピードのある選手がコントロール。人数をかけた守備からのショートカウンターで東洋大ゴールを脅かした。9分には右サイドを駆け上がった手塚朋克(環4・静岡学園高)のクロスを田中が収めたものの、複数の選手が交錯する中でシュートを打つことができない。両チームともにゴール前まで迫ったが、なかなかシュートにつなげることができず前半を無得点で終えた。

 

決勝点をマークした岩崎(中央)

 雨脚はますます強まり、ピッチ上の水たまりはさらに多くなる。後半開始から慶大は岩崎湧治(商3・ベガルタ仙台ユース)、そして池田豊史貴(総4・浅野高)のフィジカルに優れた2選手を投入し、よりボールをキープする戦術に出た。前線でボールを持つ時間が多くなることで、セットプレーのチャンスも増える。すると78分、佐藤のCKがファーサイドにこぼれると、走り込んできた岩崎が押し込み慶大が待望の先制点を挙げた。その後、試合はスコアが動くことなく終了のホイッスル。攻める姿勢を見せ続けた慶大が、貴重な勝ち点3を手にした。

 

 試合後、須田芳正監督は“魂の慶應”という言葉を使って選手たちを称えている。前線からの献身的なプレー、そしてその結果としての勝利は観衆をも熱くするすばらしいものだった。これぞまさに荒鷲イレブンというプレーで手にした勝ち点3。残留という目標達成のために一戦も落とせないプレッシャーの中で勝利を挙げたことは大きい。リーグ戦は残り4試合。この日のような熱いプレーを今後も見せられるかどうかが、慶大残留の可否を左右するだろう。

 

(記事 中村駿作)

第18節終了時の順位表

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試合後コメント

 

須田芳正監督

(試合を振り返って)これこそ本当に“魂の慶應”。そういったゲームだったと思います。選手たちは本当に、慶應のためにチームのために全精力をかけて戦ってくれて、見てる方も感動したし、最後に集まって会長、総監督から「本当に良かった」とねぎらいの言葉を頂いて、本当に選手たちはすばらしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。(選手起用について)GKに関してはここ数試合失点が多かったっていうと、ゴールキックの質を上げたかったというので藤川にしました。あとは勢いのある、調子の良い選手を出しました。(後半の得点は)今日のこのグラウンド状況だから、割り切った。ジャンボ(池田)や(岩崎)湧治が自分の役割を考えて、彼らの良さが出た結果の得点だと思います。本当に自分の良さを出した結果と思います。(この勝利で残留も見えてきたが)まだまだだと思う。まだまだ、終わるまで分からない。この前負けて、あと5試合、新たな気持ちでもう一回戦おうということでまず今日に懸けようと。終わった後でまた次の試合のことを考えればいい、この一戦に負ければ終わりだからという気持ちで戦って次もその気持ちで戦うしかないと思うので、頑張ります。(次節に向けて)しっかりと準備して、勝利できるように一丸となって今日みたいなゲームができるように頑張ります。

 

手塚朋克(環4・静岡学園高)主将

(試合を振り返って)今日はすごく気持ちの入った試合ができて、加えて勝利もできてすごく良かったと思います。(ピッチ状況が良くない中でのプレーを強いられた)こういうピッチだったら気持ちを入れてやっていくしかないので、それを続けていけばチャンスは来ると思って、それを信じてやりました。(前後半通して前線でプレーしていたが)そうですね、こういうピッチ状況を考えて、気持ちを出してプレーしました。(その結果としての後半の決勝点)セットプレーを取りにいくというのがまず目的だったので、今年はあまりセットプレーで得点できていない中、取れて良かったと思います。(今日の勝利で着実に残留へ進んでいるように思えるが)今回の試合に勝てたのは良かったんですが、残ったのは勝ち点3だけで、残留という形は残っていないので、本当に気持ちを引き締めて戦っていきたいと思います。(次節に向けて)今日みたいな勝利を忘れないこと、加えて日々の練習も大切にしていきたいと思います。

 

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