【ソッカー(男子)】2点を先取される厳しい展開に 後半は追い上げ見せるも及ばず  関東リーグ2部13節 VS産業能率大学

ソッカー男子

関東大学サッカーリーグ戦2部第13節。ミッドウィーク開催の関東学院大戦から中3日、敵地での産業能率大戦に臨んだ。立ち上がりから押し込まれる展開が続くと、11分にCKから先制点を献上。後半は反撃に転じたい慶大だったが、47分に追加点を許してしまう。だが、その直後に朔浩太朗(理4・学習院高等科)が1点を返すと、徐々に流れは慶大へ。果敢にゴールへ迫ったが、あと1点をもぎ取ることはできず。これでリーグ3連敗となった。

2026/9/27(日)18:00キックオフ@産業能率大グラウンド

【スコア】
慶應義塾大学1−2産業能率大学
【得点者】

11分 産能大 中島颯太(押川優希)
47分 産能大 渡辺健斗(保竹駿斗)
49分 慶大 朔浩太朗(霜田晟那)   

【慶大出場選手】
ポジション 背番号 選手名(学部学年・出身高校)
GK 21 福井大次郎(経3・慶應/横浜F・マリノスユース)
DF 2 三浦成貴(商4・浜松開誠館)
  16 霜田晟那(理2・都立八王子東/FC町田ゼルビアユース)
  4 古金谷悠太(理4・日体大柏)
  6 馬場翔大(商3・國學院久我山)
  → 59分 20 松下伊吹(経4・渋谷教育学園幕張高/ジェフユナイテッド市原・千葉 U-18
 MF 30 堀ノ口瑛太(総1・神村学園)
  → 72分 18 川名駿佑(総4・興國)
29 池松遥(経1・慶應湘南藤沢/東急SレイエスFC U-18)
→ 73分 9 オノノジュ慶吏(政2・前橋育英)
  13 三浦大其(経3・慶應)
  8 小野翔大(経3・慶應)
  27 加固陸(文2・興國)
  → 63分 10 藤井漱介(商4・静岡学園)
FW 7 朔浩太朗(理4・学習院高等科)
  → 81分 28 米田壮志(商3・都立青山高/横河武蔵野FC U-18)

前節からはスタメンを1人変更。田形昂生(政4・慶應)に代わって古金谷悠太(理4・日体大柏)が左CBに入った。

スタメンを飾った

立ち上がりは上位の産業能率大に対し押し込まれる時間が続く。
7分、古金谷からパスを受けた加固陸(文2・興國)がボールを運ぶも味方とは合わず。そのままカウンターを受けるが、福井大次郎(経3・慶應/横浜F・マリノスユース)が思い切りの良い飛び出しでピンチを救う。
11分、CKを与えると、相手キッカーのボールはインスイングでゴール前へ。福井が掻き出すも、こぼれ球に反応した相手選手がボックスの外からシュートを放つ。このボールがディフレクションし、ゴールに吸い込まれてしまう。立て続けのCKを凌ぐことはできなかった。
その後も産業能率大に押し込まれ、多くのCKを与えたが、粘り強い守備で追加点は許さない。
40分、前半最後の決定機を与えてしまう。裏へのボールに対し反応するも、相手選手との競り合いの中でボールロスト。GK福井と一対一という局面も、ここは福井が落ち着いてセーブ。なんとか前半は最小失点で終えた。
前節の関東学院大とは違い、産業能率大はプレスを多用してはこなかった。課題であったビルドアップでのミスはその分減ったが、しっかりとブロックを敷いて守る産業能率大に対しゴール前に簡単には侵入させてもらえず。ロングボールを送っても相手CBに競り負けマイボールにされてしまう場面が多かった。

0-1で折り返した慶大は後半から池久に代えてオノノジュ慶吏(政2・前橋育英) を投入。一時期離脱していたオノノジュ、この試合が中断期間後初出場となった。

爆発が期待される

まずは同点に追いつきたい慶大だったが、後半開始直後の46分、早速CKを与えると、直後にクロスボールからヘディングで合わされ失点。0-2とされる。まずは1点を返したい慶大は、49分、CKのチャンスを獲得すると、ピッチ後方から駆け上がってきた霜田晟那(理2・都立八王子東/FC町田ゼルビアユース) がショートコーナーからクロスを上げると、朔浩太朗(理4・学習院高等科) がヘディングで合わせ、ボールは綺麗にGKの手の上を越える。早慶戦でもゴールを決めた朔のヘディングゴールで、1-2とした。

1点を返した

51分、三浦大がカットインでシュートを放つも相手DFに遮られる。その後58分、小野翔大(経3・慶應)がピッチ中盤でパスカットすると、そのまま自らドリブルで駆け上がり、ゴール目前というところまで迫る。シュートを放つも、惜しくも相手選手に阻まれ、同点ゴールとはならなかった。60分、朔と?のプレスでボールを奪うと、ボールは右サイドの三浦大へ。三浦大は流れるようにシュートを放つも、ボールは惜しくもゴール左側へそれゴールには至らない。

得点王を狙う三浦大

59分に馬場翔大(商3・國學院久我山) に代えて松下伊吹(経4・渋谷教育学園幕張高/ジェフユナイテッド市原・千葉 U-18) を送っていた慶大は、63分にも加固に代えて、藤井漱介(商4・静岡学園) を送る。その63分、FKのチャンスを得ると、距離があったところから直接三浦大がゴールを狙う。しかし、これはゴールの上側へ逸れ、枠内にはおさまらない。

72分、堀ノ口瑛太(総1・神村学園) に代えて川名駿佑(総4・興國) を投入すると直後にFKのチャンス。代わって入った川名がFKを蹴るも、これは相手GKに防がれる。75分、カウンターからピンチを作ると、完全にフリーの状態からクロスを上げられ、ペナルティエリア内でダイレクトでシュートを打たれるも、ここは守護神・福井が防ぎきる。

81分、朔 に代えて米田壮志(商3・都立青山高/横河武蔵野FC U-18) がピッチに立つ。その後は攻め込まれる展開が続いた慶大だったが、90+4分、藤井がペナルティエリア内相手を突破し、シュートを放つも、相手に阻まれる。その後、こぼれたボールを繋ぎ、三浦大がカットインからシュートを放つも、これは相手GKの正面。そのまま1-2で試合は終了、後期初勝利とはならなかった。

(取材:塩田隆貴、奥秋柚生)

【選手インタビュー】

◇古金谷悠太(理4・日体大柏)

ーー今日の試合を振り返って
昇格を目指す中で勝たないといけない試合で、首位相手で難しい試合ではあったんですけど、入りが引き気味になってしまったっていうことは反省点かなと思います。ただ(この先の試合で)勝てば昇格はあるので、今日の後半みたいに相手を押し込んでいくのをやれたらなと。反省点もありつつ収穫もあったのかなと思います。
ーー前節は途中出場、今節は先発出場となったが
ケガをして出番があまりなかった中で、自分が出てチームを勝たせなきゃいけないんだっていう思いでやりました。
ーー前半は3バックだったと思うが後半は
1点こっちが取るまでは3バックでそっから4バックに変えて、それはプラン通りだったんですけど失点はちょっと不運な失点だったと思います。
ーー3バックで臨んだ理由は
相手がどんどん背後に抜けてくるっていうのと、相手が2枚で(プレスを)かけてくることへの対応で3枚っていうことで、なかなか前半は攻撃できなかったんですけど、守備は失点以外はやられてなくて、そういう面ではある程度プラン通りにはできたのかなと思ってます。
ーー4バックに変えた理由は
相手が勢いに乗ってくるっていうのは知ってたので、4バックにして相手が後半ちょっと疲れてきたタイミングでこっちも前にっていう感じで、実際4バックにしてから結構押し込めた時間は長かったので、そこは一個収穫なのかなと思います。
ーービルドアップでのミスが減ったようにみえたが
まず相手がそんなに前から来なかったっていうのがもちろん前提としてあるんですけど、落ち着いてやれば問題ないっていうのは全体で振り返ってあって、僕はビルドアップは得意なのでそこは全部自分に任せてくれみたいなイメージで、そこも含めて僕が変えられたのかなと思います。
ーー次節への意気込みを
昇格のためには勝たないといけないし、現実的なところを見ると残留のためにも勝っていかなきゃいけない中で、(今節の)後半の勢いっていうのは良かったので、そこの勢いをもって来週1週間しっかり練習して、絶対勝てるようにチーム全体でやっていきたいなと思います。

◇朔浩太朗(理4・学習院高等科)
ーー今日はWBでスタメン出場だったが難しさなどは感じたか
難しかったのは、特に守備のとこで。1年生の時に3-4-2ー1やってたし、アミノバイタルカップでも同じ産能大相手にWBで出た経験はあったんですけど、マッチアップのときにスピードのある相手に対して距離ちょっと1歩遠かったりとか体の向きを間違えたり、 1歩背後に戻すのが遅かったりとかそういう細かいところでやっぱりミスがあって、難しかったです。
ーーー後半どのような気持ちで臨んだか
ワントップになったのは得点した直後だったんですけど。CFはこの夏から使われるようになったんですけど、自分の中で結構マッチしてる感覚があるので、もう1点取ってやろうっていう気持ちと守備はガンガン自分のスピード使って、プレスに行けたらいいなと思って挑みました。
ーー今日の試合全体を振り返って
自分の細かなミスみたいなところで難しさを感じたって言ったんですけど、そういうのが全体的に多くて。1個の守備対応とか 1個寄せるところとか、ゴール決め切るところとか、本当にそういう細かいところで勝敗が分かれちゃったなと思いました。正直自分含めここに出てる人たちは、この試合絶対勝てるし、勝たなきゃいけないなって思ってやってるというのは今日試合のなかで感じました。ただ、実際振り返ったときに普通に個人のところで小さいことで相手より一人一人が劣ってたなというのが感想としてありました。今すぐ自分のレベル、個人の技術とかドリブルとかシュートとかそういうのが来週までに上がるとは思わないけど、でもそういうところ諦めずに追求し続けるべきだなってに思うので、明日からまた頑張ります。
ーー次節への意気込み
1部奪還に向けてはここからのあと9節を全勝しなくちゃいけないとは言いつつも、やっぱり目の前の1戦1戦を勝ち抜いていく必要があると思うので、まずは9分の9勝つっていうよりはもう1分の1を勝つっていう気持ちでやっていかないといけないなと思うし、自分のゴールでチームを勝たせたいなと思います。