【ラクロス(女子)】「超攻撃型ラクロス」の真骨頂!26点大勝スタート!/六大学戦 東大戦

女子ラクロス

円陣を組む慶大女子ラクロス部

六大学戦初戦となった東大戦。開始早々に新副将・竹村薫(環3)がゴールを決めると、そこからMF伊藤香奈(経2)の6点やMF白子未祐(文3)の4点などで前半だけで16−0と圧倒する。後半も新主将・出原佳代子(経3)のハットトリックなどでリードを広げ、26−1の大勝。チーム目標の一つである「圧倒的勝利」で17シーズン初戦を白星スタートで飾った。

 

 六大学戦 第1戦 vs東大

2/18(土) 8:25ドロー 

@東大駒場第二グラウンド

 

前半

後半

合計

慶大

16

10

26

東大

 スタメン

ポジション

背番号

名前

学部・学年

出身高

得点

49

横田真央

経3

渋谷幕張

DF

大木茉莉

総3

慶應NY

DF

62

櫨本美咲

経2

慶応女子

DF

94

吉原茉莉那

法3

学習院女子

MF

11

竹村薫

環3

桐蔭学園

MF

73

伊藤香奈

経2

慶應女子

MF

77

橋本ひかる

政2

慶應女子

MF

96

白子未祐

文3

慶應女子

AT

32

友岡阿美

政2

慶應女子

AT

33

西村沙和子

商2

慶應女子

AT

72

吉岡美波

理2

大妻多摩

AT

99

出原佳代子

経3

慶應女子

ベンチ入り選手

ポジション

背番号

名前

学部・学年

出身高

得点

28

大沢かおり

経2

学芸大附属国際

DF

19

中原早紀

経3

慶應女子

MF

17

脇坂遥香

経1

慶應女子

MF

42

力丸絢

法3

慶應湘南藤沢

MF

51

石田百伽

経2

慶應女子

MF

66

石川のどか

政2

品川女子学院

MF

89

山﨑茉莉花

政3

渋谷幕張

AT

95

村田葵

経3

慶應NY

2017年の慶大女子ラクロス部が始動してから1週間。早くも今季最初の大会である六大学戦が始まった。東大、法大に加え昨季FINAL4進出の明大、立大、早大との対戦があり、シーズンを占う大会となる。第1戦の対戦相手は東大。出原主将の率いる新チームの初戦となった。

 

今季ドローを務める白子

開始早々MF竹村のゴールで先制。1分にはAT吉岡(理2)のフィードからMF伊藤がシュートを決め、2点目。その後もMF白子や竹村など昨季からトップチームで出場するメンバーが活躍を見せる。その中でも伊藤が躍動を見せた。昨季は主にDFとしてチームのピンチを救っていたが、この試合では前半だけで6得点を挙げた。伊藤も話すように、チームとして掲げる「圧倒的運動量」の片鱗が見えた前半に一気に畳み掛けた。相手攻撃陣に全く攻撃を許さず、前半を16−0で折り返す。

副将竹村はこの日5点を挙げた

後半も慶大が攻め、伊藤、白子、吉岡のゴールでリードを広げる。さらに11分にはAT西村(商2)のパスからDF大木(総3)が攻め上がりゴールを決める。その後も得点を挙げたが、23分に失点。さらには得点を挙げられない時間帯もあり課題も残った。ただ、昨季怪我のため秋のリーグ戦で出場がなかったMF山崎(政3)がこの試合で復帰。AT出原のゴールをアシストした。2分に1点の目標以上の26点を挙げ、六大学戦初戦を26-1の大勝で飾った。

 

ゴールを決める大木

出原主将の新チームの初戦は慶大が理想とする得点が大量に入り見ている人を楽しませる「超攻撃型ラクロス」を体現している試合であった。六大学戦の次の3試合は早大、立大、明大と昨季FINAL4進出のチームとの対戦が続く。チーム目標の日本一へ必ずや倒さなければならない強敵相手にどう戦っていくか。今の慶大女子ラクロス部が関東でどの位置にいるのかわかる大事な試合となるだろう。

(記事:森田悠資、写真:伊藤史織)

【ケイスポ選出”Grit”player!】

◇友岡阿美(政2=慶應女子)

スピードを武器にした攻撃スタイルで昨季の準リーグFINALでは決勝ゴールを決め、Vリーグでは得点王に輝くなど大活躍。今季はトップチームの熾烈なAT争いに切り込んでいく。

※チームスローガン”Grit ’n’Grind”にちなみ六大学戦では、今季活躍が期待される選手を紹介していきます!

 

 以下、選手コメント

出原佳代子(経3=慶應女子)

(今日の試合を振り返って)目標としていた2分で1点取るという意味では26点取れてよかったです。ただ、もっと得点を取れたシーンもありましたし、2分で1点と言いながらも長い時間得点のない時間があって、そこは自分たちの甘さやミスによってなので、まだ試合中の波にのまれて自分たちで立て直せていないところも含めて、そこは修正していきたいです。(キックオフから数日での試合となりましたが)とにかく「超攻撃型ラクロス」をしようと言って、この2週間はオフェンスと運動量を重点的に練習していました。それが前半に出てフィールド上のメンバーがみんな走れていたので、前半だけで16点を入れられたのはよかったです。(ご自身の得点を振り返って)試合の流れも悪く、確実に決めないといけないシーンだったので決めました。個人的にはもっと決められるシーンもありましたし、もっと得点に絡まないといけないなと思ったのでそこは調整していきたいです。(数日後から始まる合宿の個人としてのテーマは)ATとして試合に出ている以上1試合3、4点では満足してはいけないなと思っているので、大量得点のために自分が決めるのみならず、アシストの面も含めてしっかり得点に絡んでいきたいと思います。(次の試合に向けて)まだ始まったばかりで完成度もまだまだだし、チームとしてできるところはあるので、25点取れたことに甘んじず、試合内容を振り返って、今後の練習につなげていきたいです。

 

伊藤香奈(経2=慶應女子)

(試合を振り返って)新しいチームが始まってから最初の試合ということですごく気合いも入っていました。2分で1点、全体で25点を取るというのが今年の目標で、結果的に目標は達成できたんですが、前半の流れを後半に持っていけなかったこととか後半ちょっと中だるみしてしまったところとかが反省として挙げられるかなと思います。(昨年は守備的なプレーが多かった中で今日は大量得点をあげたが自身のプレーを振り返って)公式戦であんなに得点を決めたことがなかったので自分でも驚いているんですが、今年のテーマである圧倒的運動量というのをすごく体現できたんじゃないかなと思っています。たくさんボールに関われたからこそ得点に繋がったのかなと思います。(新しいチームが始動してから間も無いがチームとしての完成度は)まだ7対7とかの大人数で連携を取るようなメニューはやっていないんですが、小さい4対3とか3対3とかをやっていく中で個々の連携が上手くとれるようになってきたのではないかなと、この1週間で上手くなった部分もあるのではないかなと思います。(今後行われる合宿での個人的な目標は)今年のテーマである圧倒的運動量と圧倒的技術力というのを個々としてもっと高めていけたらと思っています。個人的には足りないのは圧倒的技術力だと思っているので、しっかり投げる技術を身につけてもっと正確なパスを出せるようにしたいと思います。(今後に向けて)まだ新しいチームが始まったばかりなんですが、最初良いスタートが切れたと思うので、ここからしっかり早慶戦リーグ戦に向けてどんどん先を見据えて全員で頑張っていきたいなと思います。

 

友岡阿美

(今日の試合を振り返って)今季が始まって「圧倒的運動量」を掲げていて、練習もハードなものになってきました。それが前半はうまく出て走れていたんですけど、後半はガタガタ失点したシーンもあり、自分も最後まで走れていなかったので、そこはチームとして個人としても課題です。(得点シーンを振り返って)もっと得点に絡めると思っているので、全然今日のままじゃダメだと思っています。それでも、ATとして確実にやりたいので、満足はしていませんが1点取れたのは大事だったなと思います。(トップチームでの試合出場となりましたが)昨年もこの時期にトップチームでプレーをしていたんですが、去年とは違うメンタルでこのチームにいます。自分が早慶戦でも自分の力でチームに貢献したいという気持ちが昨年よりも強く持てているので、それは継続したいです。(どんなことを考えて合宿に臨みますか)投げる技術や得点を取りに行くという部分ではまだまだ自分には足りないなと感じているので、ゴールに向かう強さや技術をもっと磨いていきたいです。(次の試合に向けて)始まったばかりなので、チームがどんな感じになるかわからないんですけど、日本一を掲げている以上全員がそこに向けて頑張っていくので応援をよろしくお願いいたします。

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