【ラクロス(女子)】真の日本一へ。全日本選手権直前対談!〜AT編〜

女子ラクロス

左から出原、西村、吉岡、友岡

第3弾としてお送りするのはAT陣の対談。メンバーはAT出原・西村・吉岡・友岡の4人。トップチームで活躍する4人のAT陣だから言い合えることや日本一への熱い思いを語っていただいた。 

 

■「早大戦のような試合で決めるのが主将」(友岡)


 ——学生日本一おめでとうございます。感想をお願いします。

出原:最高に嬉しいの一言に尽きます。

西村:ずっと夢だったので嬉しいです。

吉岡:私も9年越しの夢で。(大妻多摩高時代に)同志社高に全国大会の決勝で負けて準優勝ってことがあったので、本当に勝てて嬉しかったです。ありがとうございます。

友岡:南山大(◯10-5)に勝った段階で12月の試合があるのはわかっていたんですけども、それでもまだまだ4年と一緒にプレーすることができて、自分たちに残された時間があるんだなという意味で嬉しかったですし、それに伴って優勝もすごく嬉しかったです。

——今季ここまでを振り返っていただいて

出原:そんな内容的に満足した試合はここまではなくて、どの試合も反省がたくさんあって、自分たちの力を出しきれた試合はないと思います。その中でも勝ちきれたことはこのチームの強さだと思いますし、キックオフの時から走ってきて、運動量で勝負しようというのが最後の試合とか走り勝てるようになってきて、そこは本当に良かったです。

西村:AT全員でゴールを決めた試合がなかったので、同大戦(◯13−2)は嬉しかったです。AT全員で攻めて、25得点を取ろうっていう目標があって、達成はできていないけれど、全国の決勝で二桁得点できたのは自身にもなったし、いい結果だったのかなと思います。

——ここまでの9試合で印象に残っている試合はどの試合ですか

西村:私は早大戦(◯5−3)。去年はブロックの最終戦が10月(10/1)で。大体最終戦は10月なのでそこまではできるのに、この試合は9月30日で負けたら最短の引退みたいな、最悪だなと思っててこれまでにない緊張感でした。早大もうちもお互いに東海大に引き分けてて負けたら後がない引退がかかってる試合で。結構今まで対戦してきてライバル関係だけど、「ここまでの緊張感はない」ってコーチにも言われてて印象に残ってます。

吉岡:私も早大戦です。早大のDFはメンバーも熟知していて、どんなDFをしてくるかをわかっていた中で、いろんな対策を考えに考えてやっと勝てた、練習で積み重ねてきたものが、結果として残せたのはアタックとしても早大戦は印象的です。

——実際アタックしてても対策の効果は出た試合でしたか

出原:出たのかな?って感じです(笑)気持ちの面では何をされるかはわかっていたので、これねこれねっていう余裕を持ちながら攻められた。

——先制された試合でしたが、余裕はあったのですか

出原:私が1本目のシュートを外して、その後かおる(#11・竹村薫)もシュートを外して、流れが向こうに行ったんですけど。全然私は負ける気がしていなくて。

西村:誰も負ける気してなかったですよね。

吉岡:想定内だった。

出原:本当に想定内で、早大戦の前にはドローが取れないとか、シュートが入らないとか最悪の状況で練習していて、こうなっても私たちはこうしようねみたいな話し合いもできていたので、ああいう状況になっても強く行けたので良かったです。

——出原選手にとっても印象に残った試合は早大戦ですか

出原:この早大戦は私の中でも強く印象に残っています。自分たちの新人戦や昨年の定期戦で負けていて、5月の早慶戦(◯6−5)でやっと勝てたけれど、内容は負けていたし。今回の9月30日の試合は早大とこの代がやる最後の試合で、4年としてはすべての悔しさを晴らすためにも勝たなきゃ終われないと思って熱い思いを持って戦いました。

——今季ここまでで印象に残るゴールはありますか

友岡:早大戦の時に後半にかよこさん(出原)が決めたゴールが印象的で。大久保HCが「困ったら出原がやるから」っていうのをめっちゃ言ってて、困ったらかよこさんがいるんだなと思って。前半外したみたいなことは言ってたんですけど、後半やるべきところでやるって意味ではこれが主将なんだな、決める時に決めるのが主将なんだなと思いました。

出原:ありがとうございます(笑)

吉岡:私は南山大戦の自分のゴールです。関東リーグでATの中で一人だけ点が取れなくて、自分に自信がなかったとかいうわけではなかったんですけど。自分の実力が足りなくて一点も取れていなかった中で、全国の準決勝で絶対決めてやるって気持ちで臨んでいました。その中で主将からパスがきて、どんなことがあっても決めなければと思って、すごいいいシュートだとか綺麗な形のシュートではなかったんですけど、自分の中でシュートを決めなければと思ってその中で粘りつよく決められて良かったです。

西村:同大戦の一発目のシュートを決めたんですけど、他の試合でも一発目にシュートを打つ機会が他の試合でも多くて。そのシュートを決めきれなくて悪い流れになった試合があるということを自覚していたので、それを大事な決勝で決めきれて良かったです。

出原:私は南山大戦のみなみ(吉岡)のシュートが印象的で。それまで決められていなかったことをみなみは結構意識していたと思っていて。いつも決めてほしいなと思っていたんですけど、そこで南山大戦でチャンスが来て決めてくれたので、すごい嬉しかったですし、同大戦も私からのパスを決めてくれて、同じATとして決めてくれたことはすごい嬉しいです。

 

■「(シュートを)決まらない想定は基本ない」(西村)


 ここからは事前に選手の皆さんからいただいた質問やコメントに、答えていただきます!(かっこ内は質問した選手名。青がDF陣緑がMF陣赤がAT陣から出た質問)

 「シュートもっと上手くなってね、お見通しだよ(横田)」

「もっと佳代子のミスを後輩が指摘してあげてください。(横田)」

——横田選手のコメントですが、実際出原選手のミスを指摘しにくいですか

吉岡:しにくくはないです。別にかよこさんもそれ知ってるだろうし、別に私たちがあえていう必要ないかなと。

友岡:試合中にとっさに言って終わりですね。ターンオーバー続いてる時のミスは叫んじゃいます(笑)

西村:ちなみに早大戦の一本目でシュート外した時はみんなでめっちゃ叫んでました(笑)それを練習中から指摘に変えなきゃ行けないね

出原:練習中から是非お願いします(笑)

友岡:練習していて色々と言いやすいので、それはミスの指摘に繋がるかはわからないんですけど、言いやすい環境です。

——シュート打つとき何を考えてどうやって打つシュート決めるの?(横田)

西村:入れることしか考えてない。決まらない想定が基本的にはないです。シュート打つ時にゴールに対して打つところ決めている人と、とっさにシュートを打つ人がいて、私は結構とっさに打つ人です。その時その時の感覚で動いていて。論理じゃなくて感覚型なので、決めることだけ考えています。

吉岡:私も何も考えていなくて、ダメな部分なんですけど。Gをすごく見つめちゃって「ここだー」って思ってシュートを打つから結構弱々しいシュートになっちゃう(笑)私は他の人に比べてシュートスピードは速くなくて、勢いもすごくはないんですけど、逆にGを見ている分、「そこ?」って思う部分に打つシュートは多いです。シュートコースは決めずにずっとGのことだけ考えてます。

「いつもナイシューありがとう(飯豊)」

一同:ありがとう〜、優しい。ツンデレがすごい。

——いつもは言われないですか

一同:いつもは怒られます。

——毎試合シュート決めなきゃっていうプレッシャーはやっぱあるの?(飯豊)

出原:特にプレッシャーはないんですけど、ATは点を決めるポジションなので、決めて当たり前です。

友岡:得点に関わるプレーができればいいかなと思っていて。私が点を取るのに越したことはないんですけど、私からのパスで誰かが決めてくれれば、得点に関われたからいいかなと思う。ただ、MFに先制点を取られると悔しい。点を取るポジションなのに、MFが運んで来て決めちゃうとその点は私たちが取るべき点なのにって思ってしまう。すごくそこは悔しいので、プレッシャーというより自分たちがいかに点を取る流れを作るかが関われればと思います。

——DF陣にもっと何をしてほしいですか(小久保・櫨本・石川)

出原:攻撃に参加してほしい。もっともっと。

西村:リストレ越えていいのに

出原:リストレを越えないのがもったいない。もっと点をとってほしい。

——高校時代と大学時代で自分のラクロスの何が一番変わりましたか?(友岡)

吉岡:左手を使うようになった。中高時代は右手だけでしかプレーをしてなくて、それで通用していてなんでもできた。ただ、大学に入った時にそれだと日本一を目指す上では足りないと思って。両手使えることが大事で片手だとプレーの幅が半分になるって言われてて、それが一番の変化です。全然まだまだなんですけど、中高時代より使えるようになった。アンバランスな感じがプレーに出ちゃうので、諦めずになんとか4年までに左を使えるようにしたいです。

西村:高校で自分たちの代になった時に、自分のことしか信頼していなくて。ATで今ほど頼れる人がいなくて、私がやらなきゃっていう気持ちが強くて。私がミスするとチームの大きなミスで、私の責任でプレーしているという感じで。高校のチームのエース的ポジションだったので全責任を負ってたんですけど、大学入ったら私より上手い人いっぱいいるし、ATみんな頼りがいあるし、私と違うやり方がある人がいるからこそ、新しいプレーが生まれたりしたので、そこは大学に入って周りを信頼できるようになった。

出原:高校生の時の印象はパスキャができなくて持って走ってシュートっていう印象しかなくて、シュートもゴールの四角にわーっと打てました(笑)それしかやってなくてそういうものかと思ってやめたんですけど、大学入って1年の最初にパスの投げ方キャッチの仕方のすべてを学んで、プレーに関してもGやDFを見て考えるラクロスを学んで、ラクロスってこんなに考えてやるんだっていうことに初めて気づきました。

——なんでラクロスに出会ったのですか

出原:姉が高校のラクロス部だったので、やってみるかと思ってやりました。

——大学ではどうしてラクロス部に入ろうと思ったのですか

出原:やるかを迷っていて、「体育会は・・・」と思ってどうしようかは考えたんですけど、周りが体育会に入る流れもあったし、姉が4年の最後の試合で負けたのが印象的で、いつも姉は笑っているのにその試合の後にすごい泣いているのを見て、そんなに思い入れがあってやってたんだというみたいなところに驚いて、私もやって見たいなと思って始めました。

——皆さんは、スランプに陥ったことある?(吉岡)

スランプってこの人たちにあるのかなと思って。左手が使えなくて、トップやサブを移動してたことがあったりといろんな経験があったんですけど、皆さんはどうかなという素朴な疑問です。

 西村:スランプというか、多分ギャップなんですけど。入部する前の1年の4月に手首を骨折して、復帰したのが9月なんですけど、それまで代表の選考に呼ばれたりと自分のラクロスのレベルを上げようとしている中で、骨折し、入部って流れで。9月に復帰しても思うように体が動かなくて、4月以前のプレーができなくて、今まで私はどうプレーしてたのかなと思って。結構10、11月は迷走してました。「どうやってラクロスしてたっけ」って思いました。

——どう乗り越えましたか

西村:その時はみなみと一緒にトップチームに上がったんですけど、かおるさんが色々話してくれました。かおるさんも1年でトップに上がって高校もやってて、同じ心境を持ってて。自分たちだけトップに上がって、同期とは違うチームでやりつつ、先輩たちともやらなきゃいけないし、でも先輩がうまい。それでいてボール持ってプレーしなきゃいけないっていう結構複雑な1年の最初の時期を、かおるさんはわかってくれて二人で話す時間はありました。シュートが決まらなくて悩んでいた時にかおるさんが話聞いてくれて大きかったです。高校の時は大久保HCがたまに来てくれてたんですけど、みんなのことを見ていて個人のこと聞けるわけでもないし、その中でかおるさんが親身になって答えてくれて嬉しかったです。

——皆さんは試合で目立ちたいとか考えますか?(吉岡)

私は後方で支えたいと思っていて。ATは気が強い人の集まりだと思っている中で、みんなは今日は私が一番だぞとか考えるのかなと思って。

 出原:そんなこと考えない。

友岡:私とかよこさん気強そう?

吉岡:いや、強くないと思う

西村:どう見てもかよこさん強いでしょ。

友岡:私だけ優しいってことでいい?

吉岡:何聞きたいかわかんなくなったので飛ばしましょう

——この人は抜けないって人に出会ったことは?(吉岡)

1on1で対峙しててラクロス人生で抜けないって思った人いますか?

 出原:抜けないとまではいかないけど、早大のちあき(#1・細見千明)はうまいと思う。

吉岡:私は高校の時の先輩ですごいうまい人がいて、この人のディフェンスはマジで抜けないって高校生ながらに思ってました。

西村:高校生の時に来た2012年の優勝してた代の人が練習に来てくれた時に1on1をして、「日本一のディフェンスは抜けるわけない」って思った。高2とかだから無理だと思った。

吉岡:大学に入ってからは?

西村:ない。抜かなきゃって思ってる。

友岡:抜かなきゃだし、どうにかすれば抜けるでしょって思ってる。ただ、コーチの貴一さんみたいに身長がでかい人が前に出てくるときびしい。歩幅が私と全然違うので。ただ女子に180cmの機敏に動ける人はいないんで。あと外国人は意外と抜ける。

出原:私たちのすばしっこい動きについてこれなくて逆に抜きやすい。

 

 

■「(出原は)人を納得させるのがうまい」(吉岡)


——AT陣は仲が良いんですか(小久保)

出原:仲良いよね

西村:仲良い

出原:でもここ(西村と吉岡)が・・・

——さわことみなみの関係は実際どうなの?(出原)

西村:知らないからさ、周りから見たら絶対なんも見えないから。触れないでいいんじゃないかな

出原:どういうこと?仲良いの?

西村:なんでそんなことになってんのって感じです

吉岡:たまに「は?」ってなった時にさわこ(西村)に言っちゃいがち。「違くね?」ってなった時に真っ先に言えちゃうからそうするとバチバチしているように見えちゃう。

西村:私は高校時代にそういう人いなかったから結構嬉しい。

出原:いい友達じゃん!

西村:タイプが違うからぶつかるのは知ってて、高校の時に私が話しても誰も意見を言ってくれないこともあったので、言ってくれるのは嬉しい。

——言い合える仲ってことですか

吉岡:ATならさわこ以外にも言えるんですけど、それに対して反抗してくるのがさわこだけ。もう一つ意見を言ってくるのがさわこ。

出原:やっぱ大親友だったね。

吉岡:かよこさんが消えるのが怖い(笑)今4年が1人で3年が3人だから。

西村:荒立ててるのはこいつ(友岡)。

吉岡:煽り担当が悪い。そうなると煽って煽ってバチつくと来年怖くないですか(笑)

出原:総じて仲良いってことにしましょう

「少人数で集まりやすくていいなー 。そしてまじ足早いよね 。あ、みなみ以外。(白子)」

吉岡:ウケ狙って来てるよね。

——こう言われてますが・・・

吉岡:事実なので弁明のしようがございません・・・

友岡:でも思ったより早い。後に伸びるタイプなので。

吉岡:スタートが遅いので、後からどうにかしてごまかそうとしてます。

出原:早くなったよね

吉岡:今季入って早くなったんですよ。200mダッシュを毎朝5本やってたら早くなりました。

西村:追い込まれた状況だとね、力出せるよね。

吉岡:毎日辛いけど(200mには)感謝してます。

——お互いの直してほしいところをいいあってください!(伊藤)

出原

→西村:”急に意味のわからないフィードを入れないで欲しい。みなみが見えたら出すのをやめて欲しい”

→吉岡:”ほんとに意味のわからないシュートを外さないで欲しいし打たないで欲しい”

→友岡:”まくりシュートを直キャされないで欲しい”

西村:全部切実ですね(笑)

→西村:”オタクをやめて欲しい(小声)”

友岡:二次元から出てきて欲しい

西村:出てきてる!(笑)

西村

→友岡:”こういう子供みたいな煽りをやめて欲しい(笑)”

→吉岡:ガチなの言うね(笑)”影の薄さに漬け込んでもう少し目立つ努力をしたほうがいい”。私たちが目立ってるから後方からじゃなくて、お前もATならもっと前行けよって思う。

友岡:いいこと言うやん

出原:ベストフレンドだ。

→出原:”普通のところでキャッチミスしないで欲しい(笑)”

出原:本当に申し訳ないです(笑)

吉岡

→友岡:”意味わからない煽りをやめて欲しい。あとは0度以下からシュートを打たないで欲しい(笑)”

友岡:打ったことないよ!

西村:小さいから道が見えてるらしいんですよ。私たちには通れないけど、通れる道があるらしい。

吉岡:それを勝手に突っ込んで行ってて、私たちからしたら絶対無理なのに。それをやるなら成功して欲しい。結構成功率が低いから上げて欲しい。

出原:空間の感覚が違う。

西村:生きてる世界が違う。

→西村:”Gの構えているところにシュートを打たないで欲しい”

出原:みんなの課題だよ

→出原:”極端に焦ると良くわからないところにパスを出す”

西村:緊張がパスキャに現れる(笑)

吉岡:もっと余裕を持ってください。

友岡

→西村、出原:”みなみに隠れながらも右手のキャッチがえぐい。隠してるけど隠し切れてない。”

→吉岡:”1on1とかもっと自信を持って欲しい”中カットのプレイヤーって自分で決めつけるのはまだ1年ほどあるのに勿体無い。コーチみたいになっちゃったけど、自分の可能性を伸ばすためにも。

——ATは変人の集まりがなるそうですがちゃんとその自覚はあるのでしょうか?(力丸)

一同:力丸には言われたくないし、MFの方が変人。

——ぶっちゃけ今だから言えること(西村)

出原:入部してた時のさわこずっと化粧しててどうしたんだろう・・・

西村:いやいや(笑)

吉岡:ぶっちゃけでいきましょう

西村:かよこさんめっちゃ怖かった。

吉岡:かよこさんって怒るの上手ですよね。下級生の時に注意とか受けてたんですけど、かよこさんは納得させるのが上手い。「そうですね、すみません」って思っちゃう。

西村:反省してないだろ(笑)

出原:なめてんだろ(笑)

吉岡:この人しゃべり上手いな、わかってんなと思いました。

失点を恐れずDFできるのは、ATがボコスカにシュートを打って決めてくれるからです。感謝してます!心から信じてます!ありがとう(大木)」

——明日からラクロス禁止します!!何しますか?(大木)

西村:趣味かな

友岡:その趣味とは?

西村:観劇です。

友岡:最近のオススメは?

西村:劇団四季です。

出原:つまんな(笑)

友岡:忍たま乱太郎は?

西村:だいぶ見てないわ

友岡、吉岡:テニスの王子様とかイナズマイレブンは?

西村:見たことねえし、イナズマイレブンは舞台ないわ。

——劇団四季で一番好きな舞台はなんですか

西村:オペラ座の怪人です。超号泣。結構同期の中でもバイトを入れる人なんですけど、それで給料は観劇につぎ込んでて、一個の公演で4回とか見に行ってます。先週も3回行きました。

——惹かれた原因はありますか

西村:小学校の時から親に連れられて、そもそもストーリー性が好きで。何回も公演がある中でその日その時にしか見られない演技があるから感動してすぐ泣いちゃいます。

出原:深いね

——質問戻っていただいて

出原:どうしようって思ってて、実際にあと一ヶ月くらいだし。そうだ、英語の勉強をします(笑)

吉岡:普通に温泉とか旅行行きたい。

友岡:どこ?

吉岡:箱根とか軽井沢とか。

友岡:近場じゃん。

出原:もっと遠く行くのかと思った(笑)

吉岡:えー、じゃあサハラ砂漠とか?

友岡:温泉じゃないじゃん

西村:おい、理工学部(笑)有馬温泉とか言っとけばいいのに。

吉岡:地理苦手で・・・たぶん明日からラクロスなくなったらバイトして勉強して。学生の鑑なんで。

友岡:私は、自分がスポーツやってないのは考えられないので、テニスやってもいいし、他のスポーツやってもいいし、でもとりあえずジムには通ったり体動かしたい。あとは旅行行ったり、海外に行きたい。

西村:みなみと行きなよサハラ砂漠

友岡:私はちょっといいや(笑)

——今いるメンバーで家族構成作ってください(大木)

西村:(出原が)お姉ちゃんで。

友岡:いとこでいいや。

西村:それはひどい(笑)ペットだな

吉岡:あみ(友岡)は末っ子だな

友岡:私このお姉ちゃん(吉岡、西村)は嫌だからかよこさんだけお姉ちゃんがいい。とりあえず(吉岡が)おばさんでさわこがおばあちゃんね。

西村:嫌だ嫌だ(笑)いつもかよこさんが(3人を)「妹たちよ」って言ってる。

吉岡:いつもの構成

出原:3人の順序考えてなかった。

西村:(出原が)長女。(西村が)次女、(吉岡が)三女、(友岡が)四女

友岡:わかったわかった!(西村と吉岡が)双子だ!最高!完璧だわ

出原:だから言い合っちゃうんだね。

——日本一のAT会で何したい?(出原)

西村:焼肉!

友岡:奢ってもらおう

出原:えーー、でもさっきゴマすってくれたしなー(笑)

 

■「学生日本一に満足せず、本当の日本一に」(出原)


——9日から始まる全日本選手権について。社会人チームと学生チームとの違いはどこですか

出原:技術が高い。基本的なパスキャやシュートだったりの技術のレベルが高いし。やっぱり去年まで戦ってたチームのキーマンがどっちのチームにもそろっているので、そこは楽しみでもあり、戦いにくいです。

——勝ち上がって来た2チーム(NeO・FUSION)の印象は

出原:NeOは日本代表が多い。

西村:ずっと強い人がいるイメージ。

吉岡:代表でじっと活躍している選手はみんなNeOにいるイメージ。

西村:まだ4年くらいの浅いイメージ。FUSIONは新戦力が結構入っていてそこは結構違うところ。

吉岡:FUSIONの新戦力たちがどうチームに馴染んでいるのかチームとして進化しているのかを考えるとドキドキしちゃいますね。

西村:試合の経験値が違いますね。

——そうなると運動量が鍵になりますか

出原:そうですね。私たちは週に5、6回練習できているのに対して社会人は週に2回とかなので、走り負けるはずはないので走って走って後半勝負ってのが楽しみです。

西村:とにかく走りまくる。

——日本一に向けて

友岡:学生日本一だけでは物足りないし、私たちが1年間やってきたことを振り返って学生日本一だけで終わらせちゃうのはダメだなと思えるチームだなと自分で思うので。良かったチームだねで負けて終わるのは嫌なので、良かったチームだから勝ったんだよねっていう結果を残したい。だから日本一になりたいです。

吉岡:ずっと日本一になりたくてラクロスを続けてきてて、やっと学生日本一っていうスタート地点に立って。日本一になることが最終目標で学生日本一じゃなくて真の日本一になりたいと思っています。申し訳ないですけど、今のチームに全然負ける気がしてなくて。自信を持ってみんなで戦いたいです。

西村:私も高校の時にかよこさんのお姉さんが出ている代の日本一を見て、慶應は勝てるチームなんだっていうのを感じて、慶應ラクロス部に入部しているので、その時から勝ててない現状を私たちが勝てるチームだっていろんな人に思わせるのも、今このチームじゃないとできないと思っているので、今できることをやれることをやって日本一になりたい。

出原:今年の慶應は強いと周りから言われていて、でも私が印象に残っているのは、大久保HCに「強いチームが勝つんじゃない。勝ったチームが強いんだ」と言われてのがすごく印象に残っていて。本当に日本一にならなかったら本当に強いってことを証明できないので、学生日本一で満足しないで、本当の日本一になって、今年の慶應は強かったということをみんなに伝えたいです。

お忙しい中ありがとうございました!

(取材:森田悠資、写真:内田貴啓

◇AT出原佳代子(#99経4慶應女子)

◇AT西村沙和子(#33商3慶應女子)

◇AT吉岡美波(#72理3大妻多摩)

◇AT友岡阿美(#32経3慶應女子)

・対談第1弾〜DF編〜(横田×大木×飯豊×櫨本×石川×小久保)

・対談第2弾〜MF編〜(竹村×白子×力丸×伊藤)

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