慶應スポーツ新聞会

【野球】郡司主将率いる新チームが本格始動!

2月4日(月) @慶大グラウンド

球春到来。約2カ月間のオフを経て、郡司裕也(新環4・仙台育英)主将率いる新チームが2月4日に始動した。初日は厳しいランニングメニューに加え、ノックやバッティングなど、約4時間の練習だった。久しぶりの全体練習に、グラウンドには選手たちの活気のある声が響いた。

練習前の安全祈願の様子

 
春のような穏やかな陽気に包まれた下田グラウンドでは、選手たちが春の開幕に向けてひたすら汗を流した。

初日の練習だから軽めに行くのかと思いきや、アップを終えると選手たちに待ち受けていたのはランニングメニューだった。約1時間程度みっちり走りこみ、郡司も「初日からめちゃめちゃ走ったのでシンプルに疲れた」と今日の練習を振り返った。

入部が決まっている新一年生も練習に参加した

その後、ボールを使った練習が始まり、野手陣はポジション別のノック、そしてバッティングを行い、投手陣はブルペンに入った。

練習から垣間見えたのは、選手たちがダッシュ1本、ノック1本、スイング1つ、声かけ1つを決して無駄にしないという姿勢だった。久しぶりの全体練習を楽しみながらも、ボールを追いかける瞳には強い決意が宿っているように感じた。

それには、昨季の優勝をかけた早慶戦3回戦の敗戦が背景にあるのかもしれない。スコアボード、さらにはブルペンにも昨季の早慶戦3回戦のスコアが貼られており、いつでもその時を思い出せるように工夫がなされていた。優勝をかけた試合でまさかの逆転負け。勝負の世界の厳しさを感じさせられた試合であった。

全体練習の様子

しかし、今日の練習ではその敗戦を糧にしている選手の姿があった。練習前のミーティングでは「覚悟をもって」という発言が多くあり、それを体現していたのではないだろうか。

新たなシーズンが開幕するまで残り約2カ月。まだまだ、乗り越えるべき課題はチーム、個人で多いかもしれない。それでも、大久保秀昭監督は今日の練習を「よく動いている方かな」と評価。チームとして確実に良いスタートを切ることができたはずだ。

大久保監督(左)に加えて今年からは竹内助監督(右)も就任した。

宿敵撃破、そして、王座奪還へ。新チームは2018年のチームを『超越』すべく、チーム一丸となって、厳しい冬を乗り越える。

(記事:菊池輝、写真:左近美月)

以下、コメント

大久保秀昭監督

ーー初日の練習となりましたが、選手の動きはどのように見えましたか

よく動いている方かなとは思います。

 

――特に気合の入っている選手はいましたか

4年生です。テストがそこまで多くないというのもありますし、オフの過ごし方も慣れてきていますので。

 

――新1年生はどうでしたか

今日はあいさつ程度ですよ。そんなに凝視して見ていないですから。頑張るけど、頑張りすぎないように、怪我をしてもしょうがないので。

 

――例年のチームと比較して、今年の競争率は高いですか

競争というよりも、控えの選手の層が厚くなっていますね。新1年生の入部希望者を含めて。控えがスタメンと遜色なければ、思い切って交代もできますし、起用にも迷いが生じません。投手に関しては昨季けが人が5人も出てしまい、秋は大変だったんですけど、故障なく元気に投げてくれれば10人の中で良い競争ができるかなと思います。

 

竹内大助助監督

――久しぶりの慶大野球部はいかがでしたか?

いいですよ。感慨深いですし、懐かしいなあという感じですね。

 

――今日の練習を通して感じたこと

全体練習を見るのは今日が初めてですし、長く見ていかないとわからないこともありますけれど、監督、キャプテン中心にすごくまとまりのあるチームなのではないかと思いました。

 

――投手陣も見ていらっしゃいました

いいピッチャーが多いので楽しみだなと思いますしその分、みんなが力を発揮できるようにサポートして、管理というより後ろからしっかり背中を押せるようにやっていかなきゃなという責任感を感じました。

 

――選手とはどうですか

まだこれからですね。正直まだ選手全員の顔と名前が一致しているわけではないので、これからコミュニケーションもしっかり取ってやっていきたいなと思います。

 

――今日見ていて特に気になっている選手とかは

全員ですよ。全員に頑張ってもらわないと勝てない、試合出る、出ないに関係なく全員の力が必要だと思うので、全員に期待してます。

 

――今後の方針は

コミュニケーションはしっかりと取って、チームの思いと監督の思い、僕の思いと選手の思いが全部同じ方向を向いて、ひとつの目標に向かって戦っていけるように。みんながバラバラになってしまうとチームとして勝っていけないので、そこの方向性を合わせるためのコミュニケーションはしっかり取っていきたいと思います。

 

――最後に今年一年の目標を

もちろんチームの目標は早稲田に連勝して優勝なので、それに向かって全力でサポートしていくことが目標です。また、神宮球場に1人でも多く、試合を見にきてくれる人が増えたらなと思うのでそういう活動も頑張っていけたらと思います。

 

郡司裕也主将(新環4・仙台育英)

――今日の練習を振り返って

初日からめちゃめちゃ走ったのでシンプルに疲れたって言うのと、やってやるぞという感じにはやはりなりましたね。

 

――チーム全体ご覧になって

去年のチームは経験者もあまりいない中でのスタートだったので日々模索という感じだったんですけど、今年は経験者も多いぶん何をやったらいいのかが明確になっているのでそういう意味では初めにしてはやりやすい良い雰囲気でやれているなと思います。

 

――その中でご自身の状態は

体重増えたのですけど意外に走れたので安心しました(笑)

 

――体重が増えたのは何を強化されたのでしょうか

ウエイトトレーニングをかなり意識して冬場やってきて、それで筋肉が増えたっていうのもあるのですけど、まあシンプルにちょっと太ったっていうのもあると思うんでそこはこれからの練習で削ぎ落としていきます(笑)

 

――ブルペンでは髙橋佑樹(新環4・川越東)投手の球を受けていましたがいかがでしたか

いやもうめちゃくちゃ気合い入っていましたね。初日から腕ぶん回して放り投げてました。髙橋に限らずみんな気合い入って思いっきり投げ込んでいたので良いことといえば良いことですけど、オーバーペースにならないようにキャッチャーの方から調整していきたいです。

 

――チームとしてキャンプまでの2月の練習で課題とされることはなんでしょうか

練習量が増えてくるので量をこなすってことはもちろんなのですけど怪我をしないことが一番大事で、2月の練習と3月のキャンプを乗り越えた者がリーグ戦で活躍するっていう傾向があるので、練習量を確保する中でケアをして怪我をしないということをチームとしては大事にしていきたいなと思っています。

 

――では個人としての課題はなんでしょうか

スイングしまくって4番としてもっと力をつけていくっていうのがテーマです。

Comments are closed.