今季、21年以来5季ぶりに関東大学リーグ1部を戦う慶大ソッカー部女子。4月4日の開幕戦を前に、ケイスポでは注目選手インタビューを行った。第1弾は大けがからの完全復活を目指す岡田恭佳(環4・十文字)。入部以降、チームの中心としてディフェンダーやボランチとして貢献していたものの、昨季中盤に前十字靭帯断裂の大けがを負った岡田。厳しいリハビリを乗り越え、完全復活を目指す彼女の“今”に迫る。
――十文字中学から十文字高校出身ということで、中高からのチームメイトが2人
同期の中で野口初奈(環4・十文字)と野村亜未(総4・十文字)と中学1年生から一緒にやっていて、今年で10年目ということで、彼女たちとは厳しい練習とかも一緒にやってきて学校生活でもずっと一緒だったので、家族みたいな存在で、なんでも話せるし、プレー面でもすごく信頼しています。今年で最後の年というのもあって、自分たちが高校の時は準優勝で終わってしまっているので、日本一というのは難しいとは思いますけど、一番を目指して、最後は笑って終わりたいというのが大きいです。
――慶大を選んだ理由
サッカーでプロを目指していたのですが、セカンドキャリアを考えると文武両道が大事だと思っていて、サッカーを辞めたあとも高いレベルでサッカー以外のところでも活躍したいと考えていました。慶應は勉強もできて、スポーツも“陸の王者・慶應”というくらいなので、文武両道で頑張りたいというところが一番にありました。
――プレーの強み
自分でシュートをするような場面よりもスルーパスなどを見ていただきたいです。持ち味としてはそういったテクニックのところや一対一の強さなどです。
――ポジション
まだ分からないですが、去年の感じならバックやボランチなど後ろのポジションだと思います。
――昨シーズンを振り返って
肉離れからのけが明けで、ベストパフォーマンスで試合に臨めたものの少ししか出られていない中で前十字靭帯をやってしまって、悔しいシーズンでしたし、納得いっていないというところではあります。
――離脱してからチームメイトのパフォーマンスを見て感じたこと
(関東大学リーグ後期第2節)国士舘戦で自分のユニフォームを持って写真を撮ってくれて、1部昇格・2部優勝という結果で示してくれたというのは、今年1年を頑張る原動力になっていますし、感謝しています。
――リハビリで辛かったこと
リハビリはやることが多くて、チームを離れることも多かったですし、リハビリ以外でもケアに通ったりして大変だったというのが振り返ればありますけど、チームメイトが頑張っている姿を見て自分もみんなとプレーしたいというのもありましたし、一番は「一緒に頑張ろう」と言ってくれる仲間がいて、マインドとしても辛かったというよりかはせっかくだから楽しもうという前向きなマインドで頑張れたと思います。
――今のコンディション
開幕に絶対間に合うかと言われたらまだ分からないですけど、自分のできる最大限はやっていこうと思うので、気持ちは大丈夫です!あとはベストを出すために自分を追い込んで、まずは練習からやっていきたいと思います。
――ディフェンスラインやボランチでプレーしていた小熊藤子(令8環卒・現RB大宮アルディージャWOMEN)さんや坂口芹(令8総卒)さん、守部葵(令8環卒)さんが卒部したため、後ろのポジションを務める選手に求められるものは大きいのでは
芹さんだったり藤子さんだったりとかは入った時から一緒にディフェンスラインとしてプレーしていて、自分のプレーが上手くいかないときは葵さんや美桜さん(中村美桜、令8理卒)もそうですけど、「恭佳大丈夫だよ」と支えてくれた部分が多かったです。でも、抜けて心配というよりかは逆に「自分がやらなきゃ」とやる気になっている部分もあるので、あまり心配はしていないです。
――お話を聞いていて、すごくポジティブに感じる
ポジティブではあるんですけど、感情に左右されることが結構あって、プレーが上手くいかないと落ちちゃうこともあります。大学に入ってから感情の部分でチームに迷惑かけた部分も多かったので、支えられる側じゃなくて、自分の明るい性格も活かして、4年生というのもありますしけがで貢献できなかった分もそういうところから変えて、ポジティブにチームを引っ張れたらいいなと思っています。
――今シーズンはどんな形で貢献したいか
(チームとして)一番はインカレ出場(=関東大学リーグ8位以上で進出)というのがあって、あとは早慶戦勝利ということで、早慶戦は1回も勝ったことないというのもありますし、自分が去年出られなくて見ていて悔しかったという気持ちがあります。1部の舞台で厳しいとは思いますが、自分が仲間を支えられるくらい、仲間のミスをカバーできるくらい走って、まずは気持ちで負けずに勝利に貢献したいと思います。
――具体的な数字
全勝です!
――チームとしてはどんな戦いをしたいか
1年生もいい選手が入ってきてくれて、自分たちの学年も下の学年もメンバーは揃ってきていると思うので、人数が少ない分、絆も深まってきていると思いますし、遠征の走りも乗り越えて仲も深まったと思うので、いい雰囲気で、でも厳しく、求め合いながら、勝利できればと思います。
(取材:柄澤晃希)


