開催が目前に迫った第105回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)。今大会、チームが掲げる目標は「1部残留」だ。昨年死守したこの地位を今年も守りきることができるか。この大舞台で1点でも多く掴み取るために部員たちは全てを懸けてピークをここに持ってきた。
本企画では、今年の関東インカレで活躍が期待される選手、関東インカレを支えるサポートブロックの部員に、意気込みや目標についてのインタビューを行った。第2弾は、女子七種競技の浅見姫菜(商3・都立駒場)選手!
昨シーズンは入部時期が遅かったのもあって関東インカレには間に合わなかったのですが、その分今年の関東インカレを見据えて練習に取り組んでいたので、その過程でブランクもすぐに埋めることができました。今は実力を貯める時期だと割り切ることができたので、知識や自分の動きに関して、貯蓄の年だったと思っています。
自分の中ではもう少し貯めていたいという気持ちはあるんですけど、関東インカレが迫る中で、走高跳、やり投げ、砲丸投げでは良い記録が出つつあるので、落ち着いて関東インカレの大舞台の力を借りて記録出したいなと思ってます。このシーズン終わりにかけても、しっかり全カレでの活躍も狙っていきたいです。
やり投げです。
まず私はソフトボールをやっていたので肩が強いことと、やり投げは七種競技の種目の中でも個別で一番出場していることです。試合での経験値が、他の七種競技の選手と比べても一番あると思うので、修正力が強みかなと思います。
小中の9年間やっていて、高校からは陸上に転向しました。
ソフトボールと並行して競技チアもずっとやっていたのですが、同じ学校で練習をしていた陸上部がかっこよくて、「絶対にキツイはずなのに、自分と向き合っている姿がかっこいい」と思い、高校は絶対に陸上やろうと決めていました。
陸上は個人個人でとことん向き合うという部分があって、悪く言えばチームのことは気にしないんじゃないかと思われがちなんですけど、一人一人が自分の種目に向き合うことで、それが周りに伝わって周りも頑張れるという部分が個人競技にはあると思っています。。それは私がチーム競技から個人競技に変えた中でも、私がチームを意識できるきっかけになっていると思います。
慶大競技会が先週あったのですが、関東インカレ標準切りを目指す最後の試合で、部のみんながベスト以上の記録を出して、最後の最後まで死ぬ気で喰らいつく姿勢に私は胸を打たれました。今日の練習がその後の初練習だったのですが、私ももっと頑張ろうという刺激をもらいました。
800mです。まず私は七種競技の選手の中だと足がちょっと遅くて(笑)、タイムがあまり伸びないのと、短距離と比べて距離も長いのでタイム差も大きくついてしまうというのもあって苦手です。ただ、冬から今シーズンにかけて、しっかりと800mの練習も増やすことができました。高校までは、800mが最終種目なので、根性だけで走っていた部分が大きかったんですけど、大学に入ってからは800mに特化した練習をしてきているので、少しずつ自信がついてきたかなと思います。
まず入賞をすることと、そこで全日本インカレの標準を切ることです。
1個1個を良い意味で切り離して挑む、という意識でやっています。1種目1種目ベストを出すという意識はもちろんなのですが、ちょっと記録が悪かったり逆にタイムが上振れて調子に乗っている時も、良い意味で忘れて次の種目に切り替え、目の前のことをただこなしていくと結果的に七種目終わってから良い点数が積み上がっているので、その点を意識してやっています。
得点が絡んでくる試合なので、いつも以上に周りの応援やプレッシャーを感じると思うんですが、それに怖気付くのではなく、その舞台で走れることを楽しむ姿勢で、応援やプレッシャーを前向きに捉えてパワーに変えることを意識しています。
800mが嫌すぎて(笑)、そのことを考えるとちょっと緊張してしまうんですけど、緊張した方が集中力が上がって記録が出ることがあるので、いい意味で緊張を捉えています。
今年度は、全日本インカレのA標準を切って、得点も5000点代に入るのが目標です。
――ありがとうございました!
(取材:片山春佳、野村康介 編集:吾妻志穂、片山春佳、中原亜季帆)

