4月5日に開催される第59回六大学対校陸上大会まであとわずか!今回は直前企画2026の番外編として、慶應競走部×應援指導部の特別対談をお届けします。
慶應競走部の新体制が始まり、Kマークをまとう最初の試合となる六大学陸上。各大学の矜持と決意がぶつかりあう、白熱した試合になること間違いなし!これを読んで当日は応援席から選手たちを応援しましょう!
左から順に、應援指導部・今年度競走サブ、競走部主務・飴野湊大(理4・慶應湘南藤沢)、競走部主将・須﨑遥也(商4・丸亀)、應援指導部・前年度競走サブ
飴野:應援指導部の皆さんに来ていただけると、応援席みんな楽しめるような応援を作っていただけるというところで、本当に頭が上がらないなと思っています。年に3回(六大学陸上、関東インカレ、早慶戦)来ていただいているのですが、毎回いい応援をしていただいてありがたいなと思っています。
須﨑:公式戦を戦っていく上で非常にありがたく、心強い存在だと感じています。
前年度競走サブ(以下「前サブ」)
:競走部の方々はアットホームで優しいなと思っています。私たちがアプローチしたら確実に皆さん暖かく返してくださるので、、応援指導する側としてもすごくやりやすいですし、応援したいなとより思えるような団体だと感じています。
今年度競走サブ(以下「今サブ」)
:1年生の時から競走部の応援には何回か参加したことがあるのですが、その時も部員の方々の反応が温かく、今年も楽しみにしております。

競走部主将・須﨑
須﨑:新体制後、Kマークをまとう最初の試合になるので、全員が気を引き締めて試合に臨めるようにやってきました。目標としては「10種目優勝」を掲げていますが、ただ記録や順位にこだわって勝利を目指すのではなく、各部員が全うして競技に専念することで、それが最終的に組織としての結果に繋がればいいなと思っています。他大学の選手のコンディション、記録、天候、レーンがどうかはあまり気にせずに、自分自身のできる最大のパフォーマンスにフォーカスしていけば、いい試合になるのではないかなと感じています。
飴野:部として1番大事な5月の関東インカレのために、どのように波を持っていけるか、他大学と比較しながら今の実力を測れるいい機会なのかなと思います。また、日吉で開催する六大学対校戦なので、観客も非常に多いですし、自分も主務として盛り上がる対抗戦を作っていきたいと意識しています。
須﨑:応援団がいるということが他の陸上の試合にはない1番の魅力だと思います。東京六大学は世間にもある程度注目されている、スター選手揃いの環境なので、応援団も含めて、各大学の誇りやプライドとかをぶつけられるのは、この試合だけなのではないかと思っています。

競走部主務・飴野
飴野:これまでは早稲田と法政が1位争いをしていて、次いで慶應が3位だったのですが、今年戦力分析を見ると、自分たち慶應が3位と4位どちらかわからない、明治に抜かれてしまうかも、という分析が出ているので、まずは3位を目指しています。明治には負けないように頑張り、その上で、上位チームにどれだけ食らいついていけるかがチーム全体としての方向性だと思います。
飴野:運営面でいうと、去年までなかった大型のビジョンを芝生の中において、結果が一目でわかるようになります。應援指導部の皆さんや観客の皆さんにとってわかりやすいような大会になったのかなと思います。
今サブ:競技が分散している中でも、それぞれの選手にきちんと声援を届けるために事前に選手情報を把握して、誰1人取りこぼさないように、選手1人1人にきちんと応援を届けるということを意識しています。
前サブ:陸上競技は一瞬で終わる競技が多い印象があるので、一瞬にかけることを意識して応援しています。短い時間で勝敗が決まる選手の方々に、その一瞬で何を発声すれば応援の力が伝わるのか、ずっと悩みながら応援方法を考えています。
前サブ:競技中だけでなく、競技と競技の間に、選手情報や競技の見どころを我々から発信する予定です。競技間も応援席をだらけさせず、緊張を程よく保てるようにしたいと思っているので、「競技間」にも注目してほしいです。
今サブ:トラック競技の「応援席の場所」がポイントだと思っています。おそらく長距離の時はスタートが応援席から離れているのですが、ゴールの位置は決まっているので、長距離の時は最後の疲れている時に、応援席からの声を届けられるようにしたいです。100mのスタートは応援席が近くなるので、1番最初の加速の時間に声援が届けられるのかなと思っています。
今サブ:当日はメガホンなどをお配りする予定です。そのメガホンで應援指導部が先導するコールなどにリズムに合わせてメガホンを叩いたり、回したりすることによって、視覚的にも聴覚的にも、選手の方に応援を届けたいと思っています。
前サブ:応援席は部員の方だけではなく、ファンの方々、競走部以外の塾生の方々もいらっしゃるので、そういう方も取り残さないようにしたいです。具体的に、「今からこういう競技があるのでこういう応援をしていきます」といった、丁寧な応援指導を心掛けて、本番の一瞬にかける時に全員が全力で声を出せるようにしていきたいと思っています。
前サブ:直接選手の方々から、「応援があったので頑張れました」と言ってくださった時です。普段、応援はしているものの、集中している選手の方々には少しでも聞こえていたらいいなくらいの感覚で応援しているのですが、試合が終わった後に直接「ありがとうございました、応援のおかげで頑張れました」と言ってくださった時は、応援の存在価値を感じることができます。
須﨑:競技する側としては、陸上選手は数字にストイックで真面目にコツコツやっていて、自己開示が得意な人は少ないというような印象を持っています。そんな中でも応援してくれて、自分が飛んだ高さ、出したタイムに対して誰かが喜んでくれるというのは素直に嬉しいですし、仮にその試合が成功で終わったとしても、失敗で終わったとしても、次に繋げようとマインドにすぐに変えられるようなところは、応援の力があってからあってこそだと思います。

飴野:種目によっては試合前も静かにしなければいけないという点で、陸上は応援が難しい競技だなと思っていて、そんな難しい中応援してくださってありがたいです。どういう時に応援の力を感じるかといったら、それは走り終わった後です。勝った時の盛り上がっている瞬間であったり、走り終わった時の「まだまだ」とか「頑張った」といった掛け声があるから、誰にも見られず負けるより、誰かが応援してくれている中で僅差で負けてしまった方が、気持ちとしては断然いいと思っています。陸上の応援は難しいとは思うんですけど、本当にやっていただいてありがたいです。
今サブ:大会前に激励会を行うのですが、大会当日とは別日に激励の場を設ける機会はあまりないので、そういった活動で應援指導部の必要性を感じると嬉しく思います。
東京六大学対校陸上は4月5日開催です!
当日はYoutubeでのライブ配信もございます。ぜひご覧ください!
取材:小野寺叶翔、片山春佳、鈴木拓己
記事:小野寺叶翔、中原亜季帆

