優勝への天王山とも言える今回の法大戦。1回戦のこの日は「タオルの日」という特別企画が行われた。普段はメガホンで行われる応援とは一味異なるタオルでの応援で、慶大応援席はいつも以上に華やかに彩られた。タオルを振り回し、応援席から「慶應旋風」を巻き起こしたい慶大だったが、難敵・法大相手に苦戦。1回戦は0ー2で敗れた。
5月25日(土)慶應義塾大学● 0ー2○法政大学
~試合概要~
優勝に向けて絶対に負けるわけにはいかない法大との大一番。先発・渡辺和大(商4・高松商業)が6回途中1失点の好投を見せるも、打線が再三の好機を活かせず。8回には丸田湊斗(法3・慶應)が素晴らしい走塁を見せるが、中塚遥翔(環3・智辯和歌山)の大飛球は法大主将・藤森康淳(営4・天理)のファインプレーに阻まれ得点とはならず。0ー2で敗戦。大事なカード初戦を落とした。
先日行われた「三色旗の日」に続いて、この日は「タオルの日」と銘打って、タオルを中心とした応援が行われた。試合前には、タオルを持って会場へ来たファンの方々にプレゼントを配布。また、『ソレイユ』や『朱雀』ではタオルを用いた特別な応援が施されるなど、六大学優勝へ応援席は更なる高まりを見せた。

初回の攻撃前には「今日は使い古したタオルを持ってきた。ボロボロで“縫製”が甘めだから、今日の“法政”も甘いんじゃないか」という「タオルの日」にちなんだ塾生注目が行われた。また3回にも「タオルの日とかけまして、慶應打線とときます、その心はどちらも回せば回すほど勢いに乗るでしょう!」という塾生注目が。言葉巧みな応援で慶大打線を後押しする。

5回には「法政の応援団はいつも『押忍』って言っている。だから今日は『多押忍(たおす)の日』にするぞ!」という言葉も。その言葉の甲斐もあってか慶大が無死一、二塁のチャンスを生み出すと、この日最初の『朱雀』が流れ、応援席ではタオル一色に。しかし、続く打者が好機を活かせず。この回も無得点に終わる。

0ー1で迎えた8回。壇上では「東大に連敗した法政に負けたら、けちょんけちょんに言われるぞ。いつも応援してくれているケイスポと応援席一体となって絶対に『若き血』歌うぞ!」と弊会にとっても熱いエールが飛ぶ。『ダッシュケイオウ』から応援が始まると丸田の好走塁で1死二塁のチャンス。ここでこの日2度目の『朱雀』が鳴り響くも、相手のファインプレーで得点とはならず。

9回にも2死二塁のチャンスが訪れるも代打・吉田雄亮(商4・慶應)が空振り三振に倒れ、0ー2でゲームセット。慶應旋風を巻き起こすには至らなかった。「タオルの日」で、メガホンではなくタオルで彩られた三塁側は、いつもより華やかに輝いて見えた。ただ、試合は法大に振り回される結果に終わった慶大。2回戦、3回戦で勝利を奪い、六大学優勝、そして四冠への「追い風」を応援席から届けたい。

〜試合後インタビュー〜
ーー「タオルの日」を企画した経緯
タオルの日を企画した理由は、フェスやライブなどの際にタオルを使って応援することが多いと思うのですが、それと似たような形で応援席もメガホンだけじゃなくて、一味違った形で楽しめたらいいなという経緯で企画されました。
ーー「タオルの日」を終えて
応援席をパッと見た時に全員がタオル回している姿がとても感動的で、いつもよりも動きがより大きく見えて、すごいいい景色だったので、選手の方々にも届いていればいいなと思いました。
ーー今日の試合全体を振り返って
今日の試合自体は、「タオルの日」を勝利につなげることはできませんでしたが、『ソレイユ』や『朱雀』などタオルを回す曲に関しては、いつも以上に盛り上がることもでき、野球部のみなさんも楽しんでくれていた姿を見ることができて良かったなと思っています。
ーー明日以降の意気込み
イベントのあった日というのもあるのですが、少し気の緩みを感じた1日だったなと思っています。今季のリーグ戦はいろんな大学が予想していなかった展開を見せてくれているなか、慶應義塾も甘えていられないなと改めて思ったので、明日はラクロス早慶戦で人数が少なくはなってしまいますが、少ないからこそ一人一人が大きな力を出して、また月曜日まで絶対につなげて、月曜日に優勝を確定させたいなと思っています。
(取材、記事:塩田隆貴 取材:小野寺叶翔、吾妻志穂、神谷直樹)


