慶早戦を3日後に控えた11月4日、日吉キャンパスの中庭で早慶合同デモンストレーションが行われた。小雨が降る中でも、授業後に昼休みに入った塾生だけでなく両校のファンも多く駆け付け、熱い声援が日吉に響いた。
慶大のチア曲で開幕した日吉デモ。あいにく小雨が降り続いていたが、中庭には塾生、ファンが多く訪れ大きな人だかりが形成された。
両校それぞれ『若き血』『紺碧の空』が演奏されるとさらに塾生の足が止まる。続いて校名以外は歌詞もすべて同じ早慶合同の応援歌『Blue Sky KEIO/WASEDA』が流れる。両校部員が大きな声で盛り上げ、中庭のボルテージは徐々に上がっていく。

ここから両校のチャンスパターンメドレーに突入。最初は早大。学生注目では「ひよっ子はあんまりいないぞ」と日吉キャンパスで多く学ぶ1,2年生の塾生が少ないと述べ、その中でも駆け付けたファンの方々に対し「ぜひ早稲田の応援曲メドレーで盛り上がって若返ってほしい」と語り、『スパーリングマーチ』『コンバットマーチ』など鉄板メドレーを演奏し、最後は『紺碧の空』で締めた。
続くは應援指導部の出番。司会進行を務める部員が「早稲田大学野球部の重大な脆弱性に不正アクセスするがごとく、どんな当たりもヒットに変えさせ」と時事ネタを挟みつつ「GMO、もとい“GAME OVER”の文字を早稲田大学に突きつけるのであります」と力強く宣言。

そして塾生注目で坪井樹音代表は早大相手に「早稲田一生好きだから2連勝させてくれ!」と懇願。慶早戦で優勝を決めるには慶大2連勝が必須となるからだ。その熱い思いがこもった『そら慶應』からチャンスパターンメドレーが始まる。『シリウス』『ソレイユ』『アンタレス』と続き、『朱雀』では中庭のボルテージは最高潮に達し、部員とともに飛び跳ね盛り上がりを見せる。そして『ダッシュケイオウ』では塾生も「早稲田を倒せ」と大きな声で言う姿も見受けられた。そして最後は『慶應義塾塾歌』を歌い、この日のデモンストレーションは幕を閉じた。

春秋連覇の行方がこの慶早戦に委ねられている慶大。早大を倒すにはもちろん応援席の盛り上がりが絶対条件だ。この日のデモンストレーションはその慶早戦当日の盛り上がりを期待させるほどの興奮を感じられた。2連勝で優勝の"ファンファーレ"を。日吉に響いた應援指導部の声が慶大を勝利に導く。
(取材、記事:山内悠暉 取材:奥秋柚生、髙木謙)

