【ラクロス（男子）】フレッシュなメンバーの活躍で快勝！／リーグ戦　vs獨協大

FINAL4出場に向けて絶対に負けられない慶大は獨協大との一戦に望んだ。今試合は応援指導部の応援参加もあり観客は大いに盛り上がった。リーグ戦初得点を挙げた山田など攻撃陣の活躍もあり9点を得る。防御陣も0点に抑えることはできなかったが逆転の可能性を与えることはせず勝利し、FINAL4出場を決めた。

♢スタメン♢

AT

＃３　　藤岡凜大（政３・慶應）

＃９０　池田朋史（商2・慶應)

＃８８　野村龍之介（経３・慶應）

MF

＃５１　石村嶺（経３・慶應）

FO

＃５３　長町有真（経４・慶應）

LMF

＃１７　塩原健司（政４・慶應）

DF

＃２２　小川健（法３・慶應）

＃５７　関根瑠偉（政２・慶應）

＃１６　奥澤拓馬（商３・慶應）

G

＃２　麻生幹人（法４・慶應）

♢得点♢

試合開始直後はお互い攻め切ることができない展開が続く。締め切ることのできないもどかしさが続く中開始8分、相手のクリアから攻め切られ、先制点を奪われることとなった。しかしこれに慶大は怯むことなく攻撃を再開。相手ファールによるチャンスで、小川からボールを受けた野村が同点弾を放った。そしてこのまま終わると思われた第１Q終わり間際のフェイスオフ。ここでボールを奪った長町が一気に駆け上がり逆転のショットを決め、2ー1で第１Qは終了する。

第２Qでは先ほどからの連続ゴールを流れとして掴むことに成功。開始直後フェイスオフ奪われると、先ほど長町がやったようなフェイスオファーによる速攻をかけられるが、ゴーリーがここは防ぐ。そしてその直後奥澤が相手ディフェンスが緩くなっていたところを見逃さず、ロングシュートを放ち点差を3ー1に伸ばす。勢いの乗った慶大はそのままパス回しで相手を翻弄。そしてゴール近くそで待っていたエース藤岡に渡ると藤岡の正確なショットで4ー1と数分で点差が一気に開くこととなった。その後は守る展開が続くこととなるが、ここは慶大防御陣。相手に隙を見せることなくパスカットなど好プレーを見せ続け、第２Qは終了した。

DFながら得点の活躍をした奥澤

３点リードで迎えた第３Q、序盤から藤岡凜大、矢崎雄海（経４・慶應）、落合優梛（政３・慶應）でパスを回しながら、敵陣に迫っていく。開始１分には、藤岡からパスを受けた矢崎がシュートを放つが、惜しくもゴーリーの正面。ゴールとはならない。それでも、直後に池田朋史がパスカットから抜け出し、ゴーリーとの１対１。池田は、真正面からゴールを奪い５点目を追加すると、スライディングで喜びを爆発させる。５分には、石村嶺が裏から抜け出して右サイドへ展開。最後はゴール裏をまわり、相手選手をかわして左サイドからゴール。さらに１点を追加する。その後は、何度かゴールに迫られる場面も見られたが、岩城敦大（法1・慶應）のファインセーブなど堅守で失点を１におさえ、５点リードで最終Qに突入。

最後まで攻めの姿勢は崩さなかった

第４Qも慶大の勢いは止まらない。開始早々から、惜しくもゴールとはならないものの藤田将也や池田が果敢にシュートを放つ。さらに、カウンターにも主将・塩原健司や、奥澤拓馬、猪真之介（環４・慶應）などDF陣が冷静に対応。鉄壁の守りで相手に得点を許しません。そして開始４分、ここから慶大のボルテージは最高潮へ。リーグ戦初出場の大山颯輝（経２・慶應）のフィードを受けた山田洸土（政２・慶應NY）がリーグ戦初ゴールを決め、７ー２。止まるところを知らない慶大は、１分後、またも大山のアシストで山田がゴールを奪う。山田はリーグ戦初にして2ゴールを決める活躍。同じく２年生の関根瑠偉（政２・慶應）も、DFとして固い守りをみせながら、攻撃の起点にもなった。そして１２分には、森谷優（総４・慶應）がリーグ戦初ゴールでダメ押しの９点目。そして、慶大は最後まで攻撃の手を緩めず、９ー２で獨協大に勝利しました。

昨年のFINAL4でも戦った獨協大相手に９ー２の快勝をみせた慶大。中でも、大山・山田の２年生コンビをはじめ、下級生の活躍が目立ったリーグ戦第５戦。「絶対王者」慶大の層の厚さが垣間見えた試合であった。また、次戦のFINAL４（１０月１５日）に向けてさらに勢いづいた慶大。学生日本一、そして日本一に向けて、勝利を積み重ねていって欲しい。今後も、慶大ラクロス部から目が離せない。

（取材・記事：岡澤侑祐、愛宕百華、長掛真依）

♢選手コメント♢

初得点　山田選手

ーー低学年ながら活躍、リーグ戦の所感

いつも控えメンバーとして後半点差がついたら出させていただいています。その中で今回点を決めてチームに貢献できて嬉しいです。

ーーリーグ戦初ゴール一挙２得点の感想

率直に嬉しいです。アシストしてくれたのがいつもBチームで一緒にやっている大山君で一緒に活躍できたのが嬉しいです。

ーー次戦の意気込み

まだベンチ入りできるかわかりませんが次戦まで時間があるのでしっかり準備してベンチ入りできるように頑張っていきたいと思います。