予選トーナメントで姿消す、悔しい結果に/全国学生相撲選手権大会個人戦

現役最後の個人戦に意識を集中させる長島

11月10日から2日間にわたって、第90回記念全国学生相撲選手権大会が、両国国技館にて行われた。大会初日の個人戦には慶大から5人の選手が出場。結果は川村(経3)が初戦を突破するも次の2回戦で、他の4選手は初戦で敗退と、芳しいものとはならなかった。「みんな悔しいと思うんですけど、今までの稽古の成果は出せていた」と川村。この悔しさを胸に、必ずやパワーアップした姿を見せてくれるであろう今後の慶大相撲部に期待がかかる。

 

 

 

 

 

 

 

試合結果

来年度、更なる成長が期待される嶋田

 

個人戦予選トーナメント1回戦

 

●嶋田翔太(送り出し)川口智裕樹(法大)○

 

●飯塚大河(寄り倒し)宇良和輝(関学大)○

 

●長島大典(蹴返し)元杉有成(早大)○

相手力士を徳俵まで追い詰める飯塚

 

○川村知己(寄り切り)白川康靖(法大)●

 

●藤原治樹(押し出し)高木大幹(立命大)○

 

2回戦

 

●川村知己(押し倒し)南翔太(専大)○

 

 

(記事 脇田直樹)

 

選手のコメント

 

川村知己(経3)

(今日の意気込みは)決勝上がるくらいの気持ちではいて、調子も良かったので、勝つ気でいました。(自身の取り組みについて)初戦の相手とは結構試合するんですけど最近負けてて、今日の試合は一気に持って行けたので、調子は良かったと思います。2回戦目は相手が上手かったというか、まだ一気に持って行ける馬力がなかったので、まだまだ稽古不足だなと思いました。(チーム全体の取り組みを見て)みんな初戦敗退なので悔しいと思うんですけど、今まで稽古してきたことは出して負けたので、今日はしょうがないとして、明日はしっかり勝ちたいと思います。(団体戦の目標)決めてたんですけど、2部で優勝するっていうのを目標にこの1年間練習してきて、2部で優勝すると1部でまた相撲が取れるんですけど、もちろん2部で優勝して、1部昇格できるように頑張ります。

 

飯塚大河(総2)

(今日の意気込みは)最初の相手が一緒に練習してたりした相手だったので、やりづらいなと思ったんですけど、負けないようにと思いました。(どんな稽古を中心にやってきたか)主将を中心に、団体戦で2部優勝を目標にやってきました。(今日の取り組みについて)途中まで思い通りになってたんですけど、最後がなかったらな、と思います。(明日への意気込み)明日は本当に2部で優勝するという気持ちで、最初から相手がすごく強いので、頑張ってやりたいと思います。

 

長島大典(理4)

(今日の意気込みは)特にジタバタせずに普段通り身体温めて準備して、今までの稽古を信じようと思っていました。(今日の取り組みについて)相手が結構強い人だったので、立ち合いで起こされずに、あとは流れで自分の身体を信じてやってました。(まだ明日もあるが4年間振り返って)辛かったですね。とにかく辛かったです。稽古は辛いし、練習相手の川村は強いし、嫌なことばっかりでした。(団体戦の目標は)Bクラス優勝ですね。でも僕ができるのは一番一番勝つことだけなので、目の前の一番を勝とうということだけを意識しています。

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