慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】大学リーグ第6節 “自分たちのサッカー”で勝ち点3! 1部昇格へ突き進む 国士大戦

前節、尚美大に2-4と打ち合いの末に敗れた慶大。1部昇格に向けて負けられない今節は、6位・国士大との一戦となった。試合は前半、ボールを持ちつつも得点できない慶大だったが、ハーフタイム直前に工藤真子(総2・日テレ・メニーナ)のゴールで先制に成功。後半終了間際には2点を追加し、試合を決定づける。攻守ともにうまく機能した慶大が、3-0と快勝を収めた。

 

第31回関東大学女子サッカー2部リーグ 第6節

 

2017/10/15(日)16:30KO@慶應義塾下田グラウンド

 

【スコア】

慶應義塾大学 3-0 国士舘大学

 

【得点者】

1-0 45+1分 工藤真子(慶應義塾大学)

2-0 89分 山本華乃(慶應義塾大学)

3-0 90+1分 加藤楓琳(慶應義塾大学)

 

◇慶大出場選手

GK野村智美(総4・作陽高)

DF佐藤幸恵(総1・十文字高)

DF加藤楓琳(総2・常盤木学園高)

DF熊谷明奈(総1・十文字高)

DF足立智佳(環1・大阪桐蔭高)

MF松木里緒(環2・常盤木学園高)→90+3分 齋藤宇乃(理4・慶應義塾湘南藤沢高)

MF中島菜々子(総3・十文字高)

MF工藤真子(総2・日テレ・メニーナ)

MF小川愛(総1・神村学園高)

FW志鎌奈津美(環3・常盤木学園高)→70分 山本華乃(理1・山手学院高)

FW鈴木紗理(総1・十文字高)→90+1分 勝木日南子(総2・大和高)

 

前節(2●4)、尚美大相手に勝利を収められなかった慶大。集中応援日となった今節は、国士大との一戦となった。1部昇格に向けてこれ以上負けられない慶大は、前節と同様のメンバーで試合に臨む。

 

雨の中のキックオフとなった試合は前半、国士大の積極的な入りから何度かシュートを許してしまう。また、雨でスリッピーになったピッチにも苦戦。しかし、徐々にそれらにも慣れると慶大らしいパスサッカーを見せ始める。最終ラインの熊谷明奈(総1・十文字高)や中盤の工藤真子(総2・日テレ・メニーナ)、中島菜々子(総3・十文字高)などを中心に後方から攻撃を組み立て、最後は小川愛(総1・神村学園高)や松木里緒(環2・常盤木学園高)がシュートを放つ。しかし、なかなかゴールネットを揺らすまでには至らず、前半も終盤へ。すると、ハーフタイム直前の前半アディショナルタイム1分、左サイドを突破した中島が中央へクロスを送ると最後は工藤がシュートを沈めて先制に成功。欲しかった先制点を奪い、前半を終える。

 

雨も弱まってきた後半は終始慶大ペース。52分、61分、67分と立て続けにシュートチャンスを作る。しかしここでも得点が遠く、なかなか追加点までたどり着けない。「1-0だと何が起こってもおかしくない」という伊藤洋平監督の言葉通り、失点のリスクを背負いながらの攻撃の時間が続く。すると、慶大は70分に山本華乃(理1・山手学院高)を投入。追加点を取りにいくという意識がチームに共有される。そして89分、欲しかった追加点を挙げたのは交代で入ったその山本だった。右サイドの深い位置で小川が相手DF2人の間を突破してPA内に侵入すると、そこから中にクロス。入ってきた山本が右足でうまく合わせ、ようやく2点目をもぎ取った。さらに後半アディショナルタイム1分、今度は鈴木紗理(総1・十文字高)の右CKに加藤楓琳(総2・常盤木学園高)がスライディングで合わせて決定的な3点目。終わってみれば3-0の快勝で、今後のリーグ戦に弾みをつけた。

 

なかなか自分たちのサッカーを出すことができず、黒星を喫した尚美大戦から1週間。そのうっぷんを晴らすかのように、今節はほぼ完璧な試合運びで勝利した。1点を取るまで、またその後の追加点までに少し時間がかかってしまった部分はあったが、そこでリスク管理をしながらもゴールを奪えたことは今後に向けて大きな収穫と言えるだろう。1部昇格に向けて、残すは4試合。ラストスパートへ、もう一度波に乗っていきたいところだ。

 

(記事 岩見拓哉)

第6節終了時暫定の順位表

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試合後コメント

 

伊藤洋平監督

(試合を振り返って)ちょっとスリッピーなグラウンドに苦戦していたんですけど、本当に練習したことを表現できた良い試合だったと思います。(今日の狙いは)あっちの両サイドハーフが攻撃の時も守備の時もかなりワイドにくるので、そこのスペースを突こうということで準備してきました。(今日は前線に当てて落としてから展開する場面が見られたが、狙い通りだったか)そうですね。狙い通りですし、ちょっとスリッピーなので、よりその意識を強く持ったという感じです。(1-0のまま試合は終盤に入ったが、逃げ切るか2点目を取りにいくかで迷いはあったか)まあ1-0だと何が起こってもおかしくないので、山本を前に入れて点を取りにいって、あとは試合をコントロールしながら点を取りにいくという判断にしました。(今日はベンチからもよく声が出ていたが)そうですね。本当はあまり出したくはないんですけど(笑)。まあちょっと勇気を出してチャレンジしてほしいというところがあったので、出しちゃいましたね。気持ちが入ったんでしょうね、僕も(笑)。(その中でも粘って最後に2点を追加したが)ああやってボールをコントロールしながら失点をしないように追加点を取るというのは、試合運びとして素晴らしいと思うし、そういう意味では本当に終始中心としてゲームをコントロールした中島だとかは本当に評価したいと思います。(次節に向けて)東海大学は我々よりも上位にいるチームで、監督も変わって去年とは全く違うサッカーをしているので、しっかりとリサーチして、自分たちのサッカーもしっかり分析し直して謙虚な気持ちで戦っていきたいと思います。

 

野村智美(総4・作陽高)主将

(試合を振り返って)楽しかったです。それに無失点で勝てたことが本当に自信につながると思うので、これに満足せず次に向かわなくちゃなと思います。(今日の相手は積極的に前から来ていたが)そうですね、今までは前から来る相手に対して結構蹴っちゃったりしていたんですけど、今日は相手がどう出ようと自分たちのやりたいことを貫いてやろうということを試合の前にも強く確認をして入って、それをやり続けたのが得点とか相手に攻撃をさせないとかそういったところにつながったかなと思います。(前節を落としてからの今節だったが)そうですね、前節は負けてしまったんですけど、リーグ全体としては自力で1位で1部昇格という可能性が残っている中で、ネガティヴになることなく次に来る試合に対してチームとして前向きに向かっていこうという流れができていたので、良い雰囲気で試合に入れたと思います。(今日は終盤まで1-0の状態だったが)1点の取り合いとかになるかなと思っていたんですけど、思いのほか私の出番はあまりなくて、本当にディフェンスも集中してロングボールに対応してくれていたし、前線もしっかりシュートまで打ち切ってくれていたので、そこは無失点に大きくつながったなと思っていますし、3得点という大量得点にもつながったのでそこは自信を持っていこうと思います。(次節に向けて)まだ自力優勝の可能性もあるんですけど、厳しい状況には変わりはないので、一戦一戦全力で戦って勝つことを絶対条件にして1部昇格を果たしたいと思います。

 

中島菜々子(総3・十文字高)副将

(試合を振り返って)まず第一に勝てたということに一安心という感じで、試合を通してやりたいことは結構できていたなという印象があって、得点が入らなくて苦しい時間とかもあったんですけど、結果的に3-0としっかり勝ち切れてよかったです。(立ち上がりはやりにくさを感じているように見えた)そうですね、立ち上がりは相手のロングボールを弾けなくて結構押し込まれて、ちょっとやばいなっていう時間帯はあったんですけど、そこでこっちも最初は蹴っていたんですけどディフェンスラインとかGKの(野村)智美さんを含めて勇気を持ってつないでくれたので、そこからまたリズムが作れたかなと思います。(今年2回すでに対戦している中で研究されていた部分もあったと感じるか)たぶん研究してきたと思います。前からかけられて最初はつなげなかったです。(前半途中から前に飛び出していくシーンが目立ったが、多少陣形を崩さないと点を取れないという判断か)案外ボランチが前を向いたときにフリーなことが多くて、相手にサイドハーフとかがマークにつかれていて、自分が1個運べば相手を引き出すことができるかなと思って、運んだりしていました。(先週に比べて動きにキレがあった)先週に関しては本当に自分でも納得がいっていなくて、交代に関しても納得いっていなかったし、自分のプレーに関しても納得がいっていなくて、結果も負けてしまってっていう感じで。もう本当に後がないという中で、必死でした。気持ちです。(3-0という結果には満足しているか)満足っていうか安心っていう感じなんですけど、決められるチャンスはもっとあったと思うし、1敗しているからこそ得失点差というのは本当に大事になってくると思うので、もっと決められるチャンスで決めないとなっていうのは反省としてあります。(残りは4試合となった)もう1部昇格には全勝しかないと思うので。全勝です。(次節に向けて)次の試合もしっかりと自分たちのやりたいプレーを出して勝ち切れるように頑張りたいです。

 

工藤真子(総2・日テレ・メニーナ)

(試合を振り返って)前節負けてしまって勝ち点を奪えなかったので、今日こそは絶対勝ちたいと思っていたので、最後までしっかり勝ち切れたのはすごく良かったと思います。(自ら先制点を挙げた)(中島)菜々子さんがサイドを上がって、流れてくるとは思っていなかったんですけど一応走っていったらたまたま流れてきて当てるだけでした。菜々子さんのゴールと言ってもいいくらいの良いパスをもらえたので感謝したいです。(今季の大学リーグ初得点となった)大学リーグでは得点もあまりできていなくて、チームに貢献できていなかったので、今日は得点という形でチームに貢献できたのかなと思います。(前節は4失点を喫したが、今日は無失点。守備の面での手応えは)相手はカウンターが縦に速いというのは分かっていたので、切り替えのところをみんなで意識していました。取られた後も切り替えて必死に守っていたので、そこでカバーできたのかなと思います。(次節に向けて)一度負けてしまっているので私たちは勝つことが大前提だと思っているので、次節もチーム一丸となって戦って勝ち点3を奪えるように頑張っていきたいと思います。

 

加藤楓琳(総2・常盤木学園高)

(試合を振り返って)前節負けてしまったので今日は絶対に勝とうと思っていました。無失点で勝てたのは大きいと思います。(前節は4失点してしまった)前回の失点から本当に練習で詰めてやったので、今回は失点を恐れることなく試合に入れたし、攻められたシーンも多くなかったので、成長できたかなと思います。(完全にスタメンを確保したが、自身のパフォーマンスは)でもまだ前半にミスもあったし、油断したらすぐポジションを取り返されるという危機感を持っているので、もっともっと成長したいです。信頼されるセンターバックになれたらいいなと思っています。(セットプレーから多く得点を挙げている)そうですね。全部セットプレーで3点目です。でもまだ頭で決めてないので、次は頭で決められるように頑張ります(笑)。(次節に向けて)これからは全部強い相手と当たっていくので、今日3点取ったように得失点にもこだわっていきたいと思います。

 

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