10月17日に開催された第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会の結果を受け、慶大競走部の成沢翔英(環4・山梨学院)が関東学生連合チームのメンバーとしてエントリーされた。慶大選手の関東学連チーム入りは、第99回の貝川裕亮(令5年環卒・美濃加茂 )以来、4年ぶりとなる。
10月20日、関東学生陸上競技連盟は第103回箱根駅伝予選会の結果を受けて、慶大の成沢翔英が関東学生連合チームのメンバーに選出されたことを正式発表した。

17日の予選会にて
成沢は、同月17日の予選会で、ハーフマラソンを62分48秒で走り切り、全体27位(日本人11位)で、塾歴代2位という好記録を残した。
成沢は1500mと5000mを主戦場とする中距離ランナー。ケニア遠征を2度も経験しており、1500m、5000m共に塾記録を保持している。今年度はチームの副将に就任し、後輩たちを結果で引っ張る立場となった。5月に開催された関東インカレでは、1500mで11位、5000mで27位と、納得のいく結果を残せなかった。しかし6月の日本選手権では1500mに出場し、決勝にはあと一歩届かなかったものの、大舞台で確かな手ごたえを掴んだ。その後、予選会復帰を果たし、有言実行の走りで箱根行きの切符を手にした。

関東インカレ5000mに出場
第102回予選会(2025年)から、箱根駅伝予選会での関東学生連合チームの選出方法が変更され、変更後は11位~20位の学校から各校1名ずつ、21位以下の大学から個人記録上位6名が学連チームに選ばれることになった。今回の成沢は、後者のいわゆる「個人枠」での選出にあたる。
今回の選出は、第99回(2023年)に10区を走った貝川裕亮以来、4年ぶりとなる。区間エントリーは例年通りであれば、今年12月29日に発表される見込みである。区間エントリーでは、1区から10区までに割り振られた10名、補欠枠の6名が発表される。
――予選会を終えて、率直な感想を教えてください
まずは目標としていた走りをしっかりと形にでき、率直にほっとしています。ただ、ラスト3kmまでは日本人先頭集団の中で手応えを持って勝負ができていただけに、最後の最後で競り負けてしまった悔しさも強く残っています。
――レース中に意識したことは何でしょうか?
「とにかく焦らないこと」を一番に意識していました。入り(最初の1km)は3分07秒と落ち着いたペースになりましたが、周りの動きに惑わされず、15kmまでは絶対に余裕を残して進めるプランを徹底しました。
――応援してくれた方々へのメッセージをお願いします
温かいご声援、本当にありがとうございました。本選は関東学生連合チームの一員として、強い覚悟を持って挑戦します。1月2日・3日の箱根路で成長した姿をお見せできるよう全力を尽くしますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
記事:中原亜季帆


