慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】早慶定期戦特集第13弾! 須田芳正監督インタビュー

いよいよ明日、等々力陸上競技場にて“第68回早慶サッカー定期戦~早慶クラシコ~”が開催される。己と己のプライドだけを懸けたこの一戦。ケイスポでは、6年ぶり定期戦勝利を目指す慶應義塾体育会ソッカー部の選手・スタッフたちに意気込みをうかがった。

 

第13弾の今回は、須田芳正監督のインタビューをお届けする。顔ぶれが大きく変わった今季、須田監督は新たなチーム作りに取り組んでいる。その中で苦しんだリーグ戦前期の総括や、6年ぶりの勝利を目指す定期戦への意気込みなどを語ってもらった。

 

[取材日:6月21日(水)]

 

――まずは前期を振り返っていただけますか?

去年の4年生が抜けて、しかも数多く抜けてレギュラー組が半分くらい、しかもディフェンスラインが4人も抜けた中で、新しい選手たちがリーグ戦を戦ったんだけども、もちろん良い部分もあるしできなかった部分もあるところで、前期は本当に良い経験をしたんじゃないかな。特にディフェンスの選手はすごく失敗をして学ぶ部分もあるし、経験も重要だから、できた部分もあるし本当に全然だめな部分もあるし、そういう経験をしたという意味では良いというか、そういった前期だったと思います。

 

――ここ最近の低迷について、選手の入れ替わりはやはり大きかったですか?

大学スポーツはプロとは違って毎年選手が入れ替わっていくし、それは学生スポーツでは当たり前だから。低迷や弱いってことじゃなくて、1部には本当にレベルが高いチームが12チームあって、去年は早稲田や国士舘が落ちたように、信じられないよね。今2部でも伝統のある中央が1年で復帰できないし、いま1部で弱いチームはないし1部2部に大きな力の差もない。どのチームが1部で戦ってもおかしくないし、2部に落ちてもおかしくない中で、ここ慶應が今7年間1部で戦っているというのは、昔あまりなかったことで、よくやっていると思うし、常に優勝を目指せるような常勝軍団みたいな力もない中で、今年はたまたま今勝ち点が9で、11位というのは、我々の今の力での順位だと思う。だからといって10位や9位と大きく離れているわけでもないし、混戦状態だから、決して低迷とは考えていない。よく頑張ったこともあるし、逆に言うとすごく頑張っているんじゃないかな。後期が終わって何位だというところだと思う。いろんな経験をして、ディフェンスラインもいろんな経験をして、また後期、と思っています。

――順大戦よりゲームキャプテンを手塚朋克(環4・静岡学園高)選手から近藤貫太(総4・愛媛FC)選手に変更した狙いを教えていただけますか?

なかなか結果というよりかは練習でやったことをトライすることができない、ゲームの様子があまりかんばしくないということもあって、ひとつリーダーシップをキャプテンに発揮してもらいたいんだけども、手塚のスタイルとして自分から声をかけてというよりかは、自分のプレーでチームを引っ張っていくので、もうちょっと声を出して引っ張ってもらいたいというところで、経験がある近藤貫太にゲームキャプテンを代わって、そういった責任を与えることがチームとしてプラスじゃないかな、って思って先々週の試合(明大戦、0●3)後に2人を呼んで交代しました。

 

――今季印象に残ったゲームはありましたか?

印象に残ったゲームというよりかは、自分たちのやりたいことができたゲームとできなかったゲームがはっきりしていました。できなかったゲームは全力を尽くしてできなかったわけではなく、練習でやったことを全力でトライしたというよりメンタル面でできなかったゲームが多かったかな、と思います。90分間の中で苦しい時間をどう耐えるか、どう改善するかを選手たちに期待していましたが、そこができなかった。そういったところが残念でした。逆に良い試合は、やっぱり、この前の順大戦だったり、流経戦だったり筑波大戦

だったりというのは、一言で言うと戦っていると。自分たちがやろうとしてきたことをトライしている、そういったゲームは手応えもあったし、あわよくば勝てるチャンスもあったし、そういったゲームを増やしていけばもっと勝てるかなと思います。

 

ワクワクするような戦いを

 

――今季はリーグ戦での対戦がないまま挑む定期戦ですが、例年との違いはありますか?

まずは早稲田が2部に落ちたというのはすごく悲しいことだし、リーグ戦でも早稲田とのゲームでは単なるリーグ戦以上のものを感じて戦っていたからすごく残念だった。ただ、定期戦はまたそれとは違って1年に1回のプライドを掛けた戦い。あまり例年と違うということはないです。

 

――須田監督が現役時代に定期戦を戦った経験を踏まえて、選手たちにかける言葉はありますか?

昔は3部の時代もあって、1部なんて雲の上の存在だったから、その頃は1部に定着できるほど慶應も強くなかったけど、気持ちだけで戦っていた。前線からスライディングタックルをひたすらし続けるような、とにかく気持ちだけで戦っていました。だからって、今選手たちにそれをやれとは言わないけれども、そういった歴史があることを選手たちには感じてもらいたいなと思います。

――最後に、今年の定期戦に向けて意気込みをお願いします!

1年に1回だから、ワクワクするような戦いをしたいな。今年は攻撃的なチームを作っているので、そういったアグレッシブなサッカーを展開するようにしたいです。

 

(取材 中村駿作)

 

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