慶應スポーツ新聞会

【ラクロス(女子)】リーグ戦開幕直前!主将・副将インタビュー!

4年ぶりの日本一へ、慶大女子ラクロス部の戦いがいよいよ8月14日から始まる。リーグ開幕を直前に出原佳代子主将(#99・経4・慶應女子)と竹村薫副将(#11・環4・桐蔭学園)にリーグ戦への意気込みを語っていただいた。さらに出原主将はU-22日本代表として6月に韓国で行われた第8回APLUアジアパシフィック選手権大会に。竹村副将は日本代表として7月にポーランドで行われた第10回IWGAワールドゲームズに出場。日本代表活動についても語っていただいた。

竹村薫(#11・環4・桐蔭学園

———ワールドゲームズ(以下、WG)の大会全体を振り返っていかがでしたか?

 

WGでは何にも変えられない掛け替えのない経験になりました。こんなに面白いラクロスが早くオリンピック競技に戻って沢山の人に見てもらいたいと思いました。

 

———竹村選手自身日本代表という言葉を今年の初めから強く意識してプレーをしていたと思います。その中で日本代表はどのような舞台でしたか?

 

2017年ラクロス女子日本代表は、知識・技術・態度を大切に、そして10年後の日本のラクロスに変化を起こす為に活動してきました。代表メンバーは社会人、学生が混在しています。月に4回ほどしか一緒に練習をする時間がありません。だからこそ、代表活動をしていない時間も特に態度【attitude】を大切にすることで、普段の生活でも日本代表だという自覚を持って生活することが出来ていたんだと思います。クロス1本の置き方、仲間への接し方、相手への敬意、判断と決断、どんな逆境に立っても常に成長する気持ち、一つ一つの行動がこのチーム一人一人を強くしていたと感じています。そして誰一人として、代表であることに対して驕らず、誇りと責任を持って活動している組織であると思います。

 

———竹村選手自身は大会で3試合連続得点を挙げましたが?

 

チーム最多得点だったのは嬉しかったです。WGでは誰よりも成長したいという気持ちが強かったと思います。勿論チームで3位を獲るという目標の為。日本のラクロスが世界でどれ程通用するのかを勝負したかったからだと思います。そして慶應で日本一を獲るため。勝負所で決め切れる選手になるため。特にイギリス戦での1点目、世界ランキング2位のカナダ戦での得点は自分の中でも自信になりました。

 

———チームでは5位という結果になりましたが?

 

率直な気持ちは悔しいです。ですが、自分自身ここから成長出来る要素を掴めたきっかけにもなりました。

 

———日本代表ということで重圧や楽しさはありましたか?

 

重圧は特になかったですね。自分の中での変化は沢山ありました。日本代表は自分自身ラクロスを始めてから憧れで目指してきたものでした。大学2年生の頃代表の選考会が始まり、やっとここまで来た。ここからが勝負だとおもっていましたが、代表活動に行く度に自分より上手い選手がいたりと悔しくて悔しくてたまりませんでした。その時は相手とばかり比較してたんだと思います。相手と比べるのではなく、「相手を認めること」が大切だと思いました。そして「戦いの時どんな相手であろうと相手は人間だから感情がある。ラクロスを抜いて戦う時一人の人として勝つ事が出来るか。日々の行動attitudeを大切にしよう。日本代表までのひとじゃなくて、日本代表からの人になろう」という言葉も私を変えた一つだったと思います。今思い返すと色々な思い出があります、総じて楽しかったです!

 

———海外のプレーヤーの印象はどんなものがありましたか?

 

一番は1on1の勝負で抜くという概念がないと感じました。海外の選手は「ゴールに叩き込めば良い」というのが強かったです。見ていて爽快でした。

 

———直前にあったW杯の出場の可能性もありましたが、WGの出場となりましたが

 

W杯でもWGでも目指してきた目標、目的は一緒だったので、モチベーションには変化はありませんでした。WGでのラクロス競技の参加は今年が初めてだったので、第一回大会に出場する事が出来たことを幸せに思います。WGは第二のオリンピックと言われていてオリンピック競技の候補を選ぶためにIOCの方々も見に来て下さっている様だったので、少しでもラクロスの良さを伝えたいという気持ちでした。

 

———どういったところを秋のリーグ戦に生かしていきたいですか?

 

「チームの誰よりも自分が勝負する」ということです。どんな格上の相手であろうと「戦う覚悟」を持って試合に挑むこと。一戦一戦誰よりも成長しようとする気持ちの部分をリーグ戦でも活かしていきたいです。

 

 

 

 

———いよいよシーズン開幕となります。チーム全体として、竹村選手個人として現時点での手応えはいかがでしょうか?

チーム全体としてチームの課題、現状を把握出来てること、それを踏まえた練習しミーティングを行い共通認識を持てていることは強みだと感じています。後はコンディションの部分で怪我なく臨む事が出来れば最高の状態で臨めると思います。

 

 

———4年ということで最後のリーグ戦になりますがいかがですか?

 

「ついに来た」という感じで、楽しみです。私たちは成長するしかないので、これからラスト4ヶ月でチームがどれだけ成長出来るかが楽しみです。どのチームよりも一番長くシーズンを過ごし、最後はチーム全員が今まで味わった事のない喜びの涙、最高の景色を見に行きたいと思います。

 

———チームとして、個人として最も意識している試合はどの試合ですか?

 

東海大戦、早大戦です。

東海大戦(9/18)は去年同点(△6-6)で終わって後々苦しくなったので、きちんと勝ち切りたいです。

早大戦はブロックリーグ最終戦(9/30)ということもあり、両校チームとしても良い準備が出来ている時期とは思いますが、慶大が勝利しFINAL4、FINALに繋げられる試合にしたいです。

 

———チームの中で期待している選手やキーマンになる選手はいらっしゃいますか?

 

キーマンとしてはフィールドに立つ一人一人目の前の勝負に勝てる選手だと思ってるので、12枚全員だと思っています。その中でも横田真央(#49・経4・渋谷幕張)には慶大の守護神としてドンと構えていて欲しいです。

 

———リーグ戦に向けて一言お願いいたします

 

慶應ラクロスに関わる全ての方々に最高の恩返しが出来るよう、一戦一戦を大切にチーム一丸となって悲願の日本一に向けて成長していきたいと思います。熱い応援の程宜しくお願い致します。

 

 

 

 

出原佳代子(#99・経4・慶應女子)

———U-22日本代表として活動してみていかがでしたか?

 

いつもは敵として戦っているメンバーとプレーできることが楽しく、レベルの高い選手と一緒にプレーすることでプレー面だけではなく、練習への取り組み方やラクロスに対する想いにいい刺激を受けることができました。

 

———出原選手自身初戦でMVPを獲得するなど全試合で得点を挙げましたが

 

「MVPを獲ること」と「1試合3得点」が個人的な目標だったので、初戦でMVPを獲ることができて2試合目以降の自信に繋がりました。

 

———U-22日本代表は全勝での優勝となりましたが

 

コーチやスタッフにも本当に恵まれていたので、チーム全員でチーム目標を達成することができて良かったです。

 

———日本代表ということで重圧や楽しさはありましたか?

 

特に日本代表だからと言って何かが変わるわけではなく、どんな時も明るい雰囲気のチームだったので、楽しさしかありませんでした。

 

———海外のプレーヤーの印象はどんなものがありましたか?

 

ここぞという時のスイッチの入れ方が本当に上手いと思いました。また、身体が大きく日本では見られないダイナミックなプレーが印象的でした。

 

———慶大からは4選手(出原選手・大木選手・白子選手・大沢選手)が出場していました

 

選考会の時から4人で励まし合いながら頑張っていたので4人で出場することができで嬉しかったです。また、この代表活動で活躍することは、慶大の強さを見せつけるいい機会になったのではないかと思っています。

 

———どういったところを秋のリーグ戦で生かしていきたいですか?

 

代表の練習ではシュートと1on1を中心にやることが多く、色々と学ぶことができたので、リーグ戦で生かしていきたいと思います。

 

 

 

———いよいよシーズン開幕となります。現時点での手応えはいかがでしょうか?

 

このチームなら試合でいつも通りの実力を出すことができれば、日本一になれると確信しています。

 

———早慶戦以降日本代表に慶大の選手が選出されるなど、各個人の成長の場があったと思います。その中で早慶戦以降どのようにチームは成長していきましたか?

 

日本代表活動により、チームの主力が抜けた状態で練習試合などを行うことで、自分がやらなきゃいけないという気持ちや、自分もこれだけできるんだという自信を持つことができ、強いプレーをする選手が増えました。また、代表メンバーも日本代表に選ばれたことで自信を持つことができ、チームの主力であるという責任感が強まり、それがプレーにしっかり出るようになったと思っています。

 

———ブロック戦の組み合わせは先に決まっていたのですが、日程が出てみてこの5試合の流れをどう感じましたか?

正直、予想外の流れではあったのですが、全勝優勝をする為には、どの試合もやることは変わりません。全試合で慶大の強さを見せつけ勝利し、日本一に繋げます。

 

———細かくリーグ戦についてお聞きします。まずは初戦の法大戦です。昨年は初戦(vs明大●6-11)に敗れてしまいました。さらにはここ数年慶大女子ラクロス部自体初戦で苦戦している印象もありますが、初戦の難しさはありますか?

 

私自身、昨年の初戦は緊張で頭が真っ白になり、思うようなプレーができず悔しい結果となりました。初戦の雰囲気はやはり特別なものがあるとは思いますが、その雰囲気に飲まれないよう、しっかりメンタルコントロールをして自分たちのラクロスをしたいと思います。

 

———法大戦含め最初の3試合はFINAL4進出へ勝利のみならず得点も求められる試合となりそうですがいかがでしょうか?

 

2分で1点、1試合25点をとる超攻撃型ラクロスを目指しているので、勝利だけではなく25点とることを目標にしたいと思います。フィールドに立っている12人全員が常に強くゴールに向かい大量得点をし、見ている人にも楽しんで頂けるラクロスをリーグ戦ではしたいと思います。

 

———第4戦は昨年引き分けでFINAL4進出を閉ざされてしまった東海大戦です。どのような試合になると思いますか?

 

あまり特別な意識はありませんが、昨年の悔しさを晴らすことができるのが楽しみです。練習試合でも勝利し、いいイメージを持つことはできています。試合中、苦しい時間が来る可能性はあると思いますが、それも想定内であるので、焦らず自分たちの流れに変え、必ず勝利します。

 

———そして最終戦は早慶戦となります。両チームともブロック最終戦ということで、試合の位置付けも現時点とは変わって来るとは思いますが、どのような思いで戦っていきますか

やはり早大との試合は特別な想いがあります。チーム目標を達成する為にも、慶大としてのプライドを守る為にも、勝つことしか頭にありません。5月の早慶戦(○6-5)では勝つことはできたものの苦しいゲームをしてしまったので、リーグ戦では圧倒的勝利ができるよう練習に励みたいと思います。

 

———4年間の集大成となるリーグ戦となりますがいかがですか?

 

日本一になりたくて入部したものの、3年間日本一になることはできず悔し涙を流し続けてきました。この3年間やってきたことを全て出し切りながら戦います。そして何よりも、日本一になる日がとても楽しみです。

 

———最後にリーグ戦に向けて一言お願いいたします

 

チーム目標である圧倒的勝利で全勝優勝を果たし、今年こそ日本一になりますので、応援の程宜しくお願い致します。

 

お忙しい中ありがとうございました!

 

(取材:森田悠資 写真提供:KevinKobayashi、http://shutterlax.com、http://lacrosse.com.au)

♢リーグ戦日程

日付

開始時間

対戦相手

会場

 8/14()

17:50

法大

富士通川崎スタジアム

 8/26()

13:50

東農大

大井第二球技場

 9/3()

11:50

学芸大

文教大学第3グラウンド

 9/18(月・祝)

12:30

東海大

明治学院大学ヘボンフィールド

 9/30()

9:50

早大

フクダ電子スクエア

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