【レスリング】佐藤秀一郎 圧勝でベスト8進出 髙橋慧大は2回戦で敗れる/文部科学大臣杯令和7年度全日本学生レスリング選手権大会 1日目

レスリング
8月21日から24日にかけて行われた文部科学大臣杯令和7年度全日本学生レスリング選手権大会。大会1日目の21日には慶大から髙橋慧大(商3・慶應)がグレコローマン60㌔級に、佐藤秀一郎(環3・八千代松陰)がグレコローマン87㌔級に出場した。髙橋は1回戦をテクニカルフォールで勝利するも、2回戦敗退。佐藤は2回戦から出場し、テクニカルフォール勝ちで3回戦に進出した。

 
2025年8月21日(木)@駒沢体育館
 
【試合結果】
〈グレコローマン60㌔級〉
1回戦
〇髙橋慧大(慶大)[VSU 1:58=9-0]小川大輝(国士舘大)●
2回戦
●髙橋慧大(慶大)[VSU 1:14=0-8]德原誠馬(専修大)〇
 
〈グレコローマン87㌔級〉
2回戦
〇佐藤秀一郎(慶大)[VSU 0:17=9-0]澤田理幸(帝塚山大)●
 
〈スコア見方〉

(例)[VSU、4:30=11-1]

・VSU→勝利方法、詳しくは下の図を参照

・4:30→試合終了時間(この場合は試合開始から4分30秒後に試合終了)

・11-1→試合終了時の点数(フォールによる勝利は点数を問わない)

VFA

victory by fall  フォールによる勝利

VIN

victory by injury  負傷棄権による勝利

VCA

victory by 3 caution  警告3回による勝利

VSU

victory by technical superiority テクニカルフォール(8点差)

VPO

victory by points  ポイント判定勝ち

VFO

victory by forfeit  不戦勝 危険試合による勝利

DSQ

disqualification  罰則による失格

2DSQ

double disqualification  両者失格

 
グレコローマン60㌔級に出場した主将の髙橋慧大(商3・慶應)はノーシードからの勝ち上がりを目指す。1回戦、開始1分頃に1点を先取すると、4点の投げ技を立て続けに決め、9−0。8点差をつけたためテクニカルフォール勝ちとなり、2回戦に進む。しかし、続く2回戦は力の差を見せつけられ、0-8でテクニカルフォール負け。2回戦(ベスト32)敗退に終わった。23日からのフリースタイル61㌔級で、巻き返しを狙う。

2回戦敗退に終わった髙橋(青)

今年6月に行われた明治杯のフリースタイル92㌔級で4位という結果を収めた佐藤秀一郎(環3・八千代松陰)この日はグレコローマン87㌔級の2回戦から登場。開始早々に相手の背中を取り、回転技を決め一気に4点を先制。さらに相手のチャレンジ失敗で5−0とすると、再開後にすぐさま2点技を連続で奪い9−0。テクニカルフォール勝ちで3回戦(ベスト8)に進出した。

相手を圧倒した佐藤(赤)

大会2日目の22日は、佐藤がグレコローマン87㌔級の3回戦から決勝まで、最大3試合を戦う。

ベスト8以降の戦いにも期待だ

 
        (取材:柄澤晃希)
 
 
【試合後インタビュー】
◇髙橋慧大(商3・慶應)

フリースタイル61㌔級で巻き返しを狙う

ーー今の率直な気持ち
ちょっとまだ不完全燃焼かなっていうのはありますね。1試合目は内容良かったんですけど、2試合目は逆にテクられて、自分の思ったように出来なかったのが反省点だなっていう風に思ってます。
 
ーー2試合目、思ったようにいかなかった要因
自分の強みというか、自分の戦えるポイントから攻めていく展開を作りたかったんですけど、相手も実力ある選手なので、自分の攻めたいポイントから攻められなかったっていうのが大きかったかなと思います。
 
ーー23日からのフリースタイル61㌔級に向けての意気込み
頑張ります。あと、今日と違って明後日は慶應からたくさんの選手が出るので、その辺のサポートもして、キャプテンとして引っ張っていきたいと思います。
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