【受験生応援企画】商学部・小林怜楓(レスリング部 )〜受験で培った集中力を発揮するレスラーへ〜

レスリング

 受験を乗り越え、慶應義塾体育会で活躍する塾生にインタビューを行う受験生応援企画。第5弾となる今回はレスリング部の小林怜楓(商1・東京学芸大附)にインタビュー。国立の高校から慶大受験をした小林。重視していたスポーツと勉強とのバランスや、モチベーションのコントロールについて深掘りする。

 中学受験で名門・東京学芸大学の附属に合格した小林は、そのまま内部進学で東京学芸大学附属高校に進んだ。小学校の頃にレスリングをしていたが、中高で打ち込んでいたのは、サッカー。学業とのメリハリを意識し、両立させた。練習中は大好きなサッカーを目一杯楽しみ、練習が終わってから塾に着くまでは友人と会話してリラックスした時間を過ごし、塾に着いてからは勉強に集中。勉強する時間と、していない時間とをはっきりと区別することを心がけた。

 また、部活動での日常的な運動は体力づくりにもつながり、受験期の1日10時間以上勉強もの勉強を支えた。その長い時間の中でもまた、メリハリをつけることを意識した。2時間単位で勉強をし、休憩を挟むというサイクルを設定し、息抜きも欠かさなかった。ゲームも完全に断ち切るわけではなく、時間を決めて楽しむことで、ストレス状態に陥ることを防ぎ、モチベーションを保った。また、ゲームをすることであえて「サボってる部分もあるよ」と自分に言い聞かせ、リラックス中でも適度なプレッシャーを背負って取り組んだ。

 受験期は、朝の過ごし方も工夫した。起きてすぐはあまり量を食べられなかったため、早起きして30分~1時間ほど勉強し、そのあとに朝食を食べるような生活を送った。また、眠気が襲ってきた際にはカフェインや酸味の強いグミを接種し、集中力を保った。 

 慶大の受験は商学部と経済学部を、ともに数学があるA方式で受験した。商学部については、オーソドックスな問題が多いため、取り組んできたことに自信をもって臨むことを意識した。一方、経済学部は英語の長い作文に特徴があったため、配分や書き方を重点的に対策した。

 慶大商学部入学後、しばらく離れていたスポーツを再開することを決めた。選んだのは、小学生以来していなかったレスリング。部の明るい雰囲気や部員の人柄に惹きつけられた。入部直後は筋力や体力が落ちていたため、アップの段階で疲れ切ってしまうこともあったが、久しぶりのスポーツの楽しさを噛みしめ、努力を続けた。

 小林は、決して筋肉質の選手ばかりが勝つわけではなく、タイミングを見計らうことができれば自分のような細身の選手にも勝機があることがレスリングの面白い点だと話す。受験勉強で培った集中力を活かし、一瞬の間を制すレスラーを目指す。

 

(記事:柄澤晃希)

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