【ソッカー(男子)】今季初先発の米田の逆転弾に下田は大盛り上がり 3年生3人による3得点で3試合ぶりの勝ち点3  関東リーグ2部10節 VS東京国際大学

ソッカー男子

首位の産業能率大のホームに乗り込んだ前節は、苦しい展開を凌ぎ続けるも後半アディショナルタイムの2失点で0−2で敗れて連敗となった慶大。今節は東京国際大学をホーム下田に迎え撃った。前半戦ホーム最終戦でもある中負けられない慶大は、前半の立て続けの決定機をGK福井大次郎(経3・慶應/横浜F・マリノスユース)の好セーブで凌ぐも、24分にCKから先制を許す展開に。それでも35分、三浦大其(経3・慶應)の今季6点目となる得点で同点に追いついて前半を折り返す。後半開始早々にCKから秋元心太(法3・駒大高)がヘディングで相手ゴールを脅かすと、51分にこの日先発に抜擢された米田壮志(商3・都立青山高/横河武蔵野FC U-18)が逆転弾を奪う。さらに73分には秋元が後半開始早々のCKと同じような形から追加点を奪いリードを2点に広げる。その後は交代も交えながらしっかりと試合を締め、3試合ぶりの白星を挙げることに成功した。

 

2026/5/31(日)14:00キックオフ@慶應義塾大学下田グラウンド

【スコア】

慶應義塾大学3ー1東京国際大学

【得点者】

24分 東国大 大坪聖央(山入端琉海)

35分 慶大 三浦大其

51分 慶大 米田壮志

73分 慶大 秋元心太(三浦大其)

【慶大出場選手】

ポジション

背番号 選手名(学部学年・出身高校)

GK

21 福井大次郎(経3・慶應/横浜F・マリノスユース)

DF

2 三浦成貴(商4・浜松開誠館)

 

4 秋元心太(法3・駒大高)

 

5 田形昂生(政4・慶應)

 

16 霜田晟那(理2・都立八王子東/FC町田ゼルビアユース)

 MF

30 堀ノ口瑛太(総1・神村学園)

 

→ 82分 18 川名駿佑(総4・興國)

 

10 藤井漱介(商4・静岡学園)

 

→ 75分 7 朔浩太朗(理4・学習院高等科)

 

13 三浦大其(経3・慶應)

 

26 鈴木義仁(政3・帝京長岡)

 

→ 82分 8 小野翔大(経3・慶應)

 

23 山本凉(法2・桐蔭学園)

FW

28 米田壮志(商3・都立青山高/横河武蔵野FC U-18)

前節からの先発の変更は2人。霜田晟那(理2・都立八王子東/FC町田ゼルビアユース)が2試合ぶりに先発となり、ワントップには米田壮志(商3・都立青山高/横河武蔵野FC U-18)が起用された。昨季はともに1部で戦った両大学。特に2度目の対戦となった最終節では慶大にとって「勝てば残留が決まる」という状況で迎えた中でドローに終わり、入れ替え戦の末に2部降格という結果となっただけに、今回こそは勝利をものにしたい

円陣を組む慶大選手たち

前半は一進一退の攻防が続く中、5分に相手選手2人に囲まれたところを、第6節の立正大戦から5試合連続で先発メンバーに名を連ねている堀ノ口瑛太(総1・神村学園)がダブルタッチで剥がして左サイドに展開する巧みなプレーを披露。プレスで圧力をかけてくる相手をいなして前進を図る。14分には三浦大其(経3・慶應)のカットインからのシュート、19分にはCKから米田のダイビングヘッドでゴールを脅かすも、いずれも相手GKに阻まれ得点とはならなかった。一方、今季リーグ2番目に多い17失点を喫している守備でもGK福井大次郎(経3・慶應/横浜F・マリノスユース)が13分の右サイドからのシュートをセーブすると、23分には相手の左サイドからのCKを頭で合わせられるも右手一本でスーパーセーブを見せチームを救う。しかし直後の24分、右サイドからのCKを大外から飛び込んできた選手に頭で合わせられ失点。優勢とは言えない中でも粘りを見せていた慶大だったが、これで6試合連続で先制点を許してしまった。追いつきたい慶大は35分、GKからのビルドアップを開始。山本凉(法2・桐蔭学園)にボールが渡ると、右サイドの三浦大へサイドチェンジし一気にスピードアップ。三浦大はそのままペナルティエリアの脇までボールを運ぶと、相手GKがクロスを警戒していてニアサイドを大きく空けた隙を見逃さず意表をついたシュートを放つ。これが相手GKの手をかすめてゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻すゴールに。2試合連続完封負けという嫌な流れの中で、チームにとって久々のゴールを今季6得点と絶好調のアタッカーが奪ってみせた。その後スコアは動かないまま前半は終了。1−1の同点で後半へ突入する。

得意のドリブルから得点

後半は慶大ボールでキックオフ。すると6本のパスで敵陣深くに侵入し、最後は田形昂生(政4・慶應)のパスを受けた藤井漱介(商4・静岡学園)が仕掛けCKを獲得する。三浦大のキックに秋元心太(法3・駒大高)が大外から中央に回り込む動きで完全に相手のマークを剥がしフリーでヘディングシュートを放つも、相手のブロックに遭い逆転弾とはならず。それでも幸先のいい攻撃を見せることに成功すると、迎えた51分、GK福井が山本に縦パスを差し込むと、鈴木義仁(政3・帝京長岡)のスルーパスに米田が抜け出す。一度混戦になるも、ゴール前で切り返した米田が左を振り抜くとボールはGKの触れない完璧なコースへ飛び込み逆転弾に。ゴール後はゴール横に陣取るベンチ外メンバーと歓喜を分かち合いお祭り騒ぎに。今季初先発の米田のトップチーム初ゴールで逆転に成功した。

思い切り左足を振り抜いた

リードした慶大は守りでも魅せる。67分には相手GKの美しいパントキックから、70分にはミドルシュートの跳ね返りからカウンター攻撃を許すも、それぞれ秋元と田形が身体を張ったプレーを見せピンチを脱出。同点弾を許さない。すると73分、慶大は左サイドからのCKを獲得する。三浦大のボールを合わせたのは秋元。後半最初のCKがビッグチャンスになったことを踏まえ「同じプレーをやろうと伝えた」と試合後に秋元が話した通り、全く同じ形で放ったヘッドは貴重な追加点に。秋元の今季初ゴールで慶大がリードを2点に広げる。

打点の高いヘッドで追加点

その後は75分に朔浩太朗(理4・学習院高等科)、82分には小野翔大(経3・慶應)川名駿佑(総4・興國)を投入し果敢に4点目を狙う姿勢を見せるも、得点には至らず。それでも最後まで集中した守りで2点のリードを守り切った慶大が3試合ぶりの勝利を挙げた。

(記事:首頭千紘、取材:甲大悟)

【選手インタビュー】

◇秋元心太(法3・駒大高)

――ここ最近はなかなか結果のでない苦しい時期が続いていたが、どのような思いで試合に入ったか

勝つことだけチームとして考えていたので、勝つということを体現できました。
――先制を許したのはセットプレーからだが、流れのなかでの失点はゼロ、体を張った守備などもチーム全体で徹底されていたが

まず自分としては無失点で終えるということを目標にしていて、今日は1失点してしまったんですけど、チームで戦って、そのうえで相手より失点少なくできてよかったと思います。
――自身の得点シーンを振り返って、後半の最初のCKで全く同じ形から惜しいシーンがあったが、狙っていた形か

相手のマークが結構緩かったので、2球続けて一緒にボールをと自分のほうから指示させてもらって、そこからいいボールが来たので決めることができてよかったです。
――久々の勝利だが、ここからは前期のリーグ戦が残り1試合、アミノバイタルカップに向けた意気込みは

まずは目の前の一戦を勝つということで次の流経戦を勝利して前期を終えることと、そこからアミノバイタルカップが続いていくのでチームで勝っていきたいと思います。

米田壮志(商3・都立青山高/横河武蔵野FC U-18)ーー今日の試合を振り返って

チームとしては負けが続いている中で、なんとか自分の力でチームを勝たせたいと思って挑んで、結果的に点を取ることができてすごい嬉しいです。

ーー今節初スタメンとなったが

自分は失うものは何もなくて、下から這い上がってきた身なのでチャレンジャーの気持ちで、なにがなんでも決めてやるという気持ちで入って、それが実ったかなと思います。

ーー自身のゴールシーンを振り返って

義仁(鈴木)から縦パスが来て、利き足の左ではなく右足でシュートして、それが弾かれていい感じでこぼれてきてくれたので、(利き足の左足で打てて)運がよかったなと思います。

ーー最後まで相手にプレッシャーをかけ続けていたが

前半でつぶれてもいいくらい最初から飛ばしていて、なんとか応援やアドレナリンで後半まで走り切れてよかったです。

ーー次戦に向けて

まだまだチームとしては勝ち数も少なくて、このチームは昇格を目指しているのでそれに向けていい準備を1週間して、また次も勝てるようにしたいです。

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