【ラグビー】下田ラグビーグラウンドが改修を終え竣工!

ラグビー

9月3日、改修工事を終え青々とした人工芝が光る下田ラグビーグラウンドの竣工式が行われた。2024年に創部125周年を迎える慶大體育會蹴球部は、記念事業の一貫として7月中旬にグラウンドの改修に着工。実に9年ぶりの張り替えである。この日は蹴球部OBや関係者らがグラウンドに集った。

式の初めには日吉神社神主様により下田ラグビーグラウンド改修工事完成祝い・部員の安全祈願が行われ、栗原徹監督や今野勇久主将(総4)らが代表して玉串を捧げた。

地元・日吉神社の神主様より安全祈願が行われた

黒黄会の川上純一会長は、「歴史あるグラウンドを掘り起こし、先人の魂に触れたことを力にして現役は精進を重ね、鍛錬を積んで、晴れの舞台で慶應の魂のラグビーをお見せすることができれば、皆様に恩返しできるのではないかと確信しております」と、関係者を代表して挨拶した。

川上純一会長からのご挨拶

これまでの工事では上面の人工芝を張り替えただけであったが、今回は不陸対策として地盤を掘り返してアスファルト塗装を施し、クッション性強化のためアンダーパットを全面的に敷き詰めた。また、水はけを良くするため、グラウンドの傾斜にも配慮して大規模な工事が行われた。

栗原監督は、この工事に関して「非常にパフォーマンスが出しやすく、怪我をしにくいグラウンドになっています」とコメント。また、2つの夏合宿を乗り越えたチームのコンディションに関しては、「チームの一体感、戦術の理解度、精神的な我慢強さがしっかり身についてきている」と好調を示した。

意気込みを語る主将の今野

今野は、「みんな(新しいグラウンドに)テンションが上がって非常に良い練習ができています。グラウンドの寿命を短くするぐらい頑張りたいです」と笑顔で話した。そして今後に向けて「支えてくださっている方々に日本一という形で恩返しをします」と意気込んだ。

新しくなったグラウンドでの奮起に期待だ

今年度の関東大学対抗戦が開幕して約1ヶ月、既に行われた3試合では全て勝利を収めている。この新しいグラウンドで蓄えた力を存分に発揮し、日本一に向けて突き進む慶大蹴球部の活躍に要注目だ。

(取材:愛宕百華)

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