慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】関東リーグ後期第3節 新戦力の台頭見られるも課題残る敗戦 1部残留争いへ ジェフ千葉レディースU-18戦

早慶定期戦から中0日で迎えた今節。疲労を考慮しメンバーを大幅に変更した慶大だったが、6分にミスから先制を許すと17分には高月彩香(環1・村田女子)のリーグ戦初ゴールで一時同点とするが63、78分に失点。その後も得点は奪えず、結果1-3で後期開幕から3連敗となってしまった。

 

第24回関東女子サッカーリーグ 後期第3節 vsジェフ千葉レディースU-18

2018/07/08(日)16:00KO @慶應義塾下田グラウンド

【スコア】

慶應義塾大学1-3ジェフ千葉レディースU-18

【得点者】

0-1 6分 稲山美優(ジェフ千葉レディースU-18)

1-1 17分 高月彩香(慶應義塾大学)

1-2 63分 山崎綾乃(ジェフ千葉レディースU-18)

1-3 78分 藤代真帆(ジェフ千葉レディースU-18)

◇慶大出場選手

GK沢渡凜璃子(政4・慶應湘南藤沢)

DF足立智佳(環2・大阪桐蔭)

DF鈴村萌花(総4・村田女子)→66分 藤田椰也子(経1・SOCIOS.FC)→90+3分尾崎栞(法3・多摩)

DF中井里衣子(総1・作陽)

DF 奥本くるみ(環3・浦和レッズレディースユース)→57分 佐藤幸恵(総2・十文字)

MF勝木日南子(総3・大和)→46分 松木里緒(環3・常盤木学園)

MF清水菜緒(環2・文京学院大学女子)62分

MF工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)

MF庄司夏穂(総3・聖和学園)

FW平田朋(環1・日ノ本学園)

FW高月彩香(環1・村田女子)→66分 山本華乃(理2・山手学院)

慶大はメンバーを大幅に変更

 

前日に早慶定期戦を戦った慶大はこの日、メンバーを大幅に変更。GKには沢渡凜璃子(政4・慶應湘南藤沢)が入り、鈴村萌花(総4・村田女子)や庄司夏穂(総3・聖和学園)に加え、1年生の中井里衣子(総1・作陽)、2年生で今季リーグ戦初出場の清水菜緒(環2・文京学院大学女子)が先発で起用された。また、2日連続でスタメンとなった工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)がゲームキャプテンを務めた。

 

1年生・高月のゴールで一時同点とする

試合は前半6分にいきなり動く。最終ラインでの繋ぎの中で、GKのキックが相手に当たりボールはそのままゴールへ。思わぬかたちで開始早々からビハインドを負う展開になってしまう。しかしその後はメンバー変更を感じさせない連携の良さで慶大が徐々にチャンスを作り始める。14分、前線に上がっていた工藤の浮き球のパスに高月彩香(環1・村田女子)が反応。これは惜しくも届かなかったが、攻勢を強めていくと直後の17分、相手ゴール右前でパスをカットした高月が素早く前を向きそのまま右足一線。鋭いシュートは相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれた。「決められて良かった」と本人が振り返るシュートで同点に追い付いた慶大。その後はピンチの場面もあったが、中井を中心に守備陣が連携してゴールを割らせず。結局そのまま1-1でハーフタイムに入った。

 

後半はジェフの守備に苦しめられた

後半は開始と同時に松木里緒(環3・常盤木学園)を投入。伊藤監督が「うまくバランスを見ながら」と言ったように、連戦のメンバーを交代させつつ追加点を狙いに行く。しかし慶大は後半から守備での圧力を強めてきたジェフを相手になかなか思うようにパスを繋げなくなる。すると63分、左サイドのクロスからシュートを決められ失点。再びリードを許してしまう。これに対して慶大は66分に早慶定期戦でも得点を決めた山本華乃(理2・横須賀シーガルズ)を投入し再び同点弾を狙うも、逆に78分にドリブル突破から得点を許し1-3。試合終盤には何度かシュートチャンスを迎えるもいずれも得点には結びつかず、そのまま試合は終了。後期に入ってこれで開幕3連敗となってしまった。

未だ後期に入ってから勝ち点を獲得できていない

年に一度の大舞台である早慶定期戦の翌日に行われたこの試合。疲労面はもちろん、様々な部分で非常に難しく、厳しい試合だっただろう。その中でメンバーが変わったにもかかわらず、普段と遜色ない戦い方を見せられたことはベンチメンバー含め、チーム全体に戦い方が共有されていることを示すものであった。しかし現実に目を向ければ後期開幕3連敗。6位のジェフ市原・千葉レディースU-18とは勝ち点で11差を付けられてしまった。伊藤監督が言うようにここからは自動降格か入れ替え戦かの戦いになってくる。だがそうなった時に、今日多くの選手たちがリーグ戦の試合を経験できたことはいつか必ず生きてくるだろう。次節の相手は大学リーグでも対戦する3位・神奈川大学。ここで勝ち点を獲得できればまた自信を取り戻す良いきっかけになる。後期も残りあと4試合。まだまだ前を向いて自信を持って戦って欲しいところだ。

(記事:岩見拓哉 写真:伊藤史織、高橋春乃) 

 そのほかの写真はこちら

 

以下、試合後コメント

伊藤洋平監督

――試合を振り返って

そうですね、リーグには試合の延期や日程の変更を申請したんですけど認めてもらえなくて、まあ早慶戦がプライベートな大会なのでこっちもあまり言えないんですけど、試合後72時間回復時間が必要な中でそれでもかなり無理をして戦ったんですけど、本当に出た選手がよく頑張ってくれたかなと思います。

――早慶定期戦から中0日ということでメンバー選考なども難しいものはあったか

中には回復能力が高い選手もいるので、そういう選手を起用したりとか半分ずつだとか、まあうまくバランスを見ながらやったつもりです。

――工藤選手は昨日の試合も含め2試合連続でのフル出場となったが

もうバケモンですね

――その中でも前半、高月選手のリーグ戦初ゴールで一時同点としたが

正直あまり見れていなかったんですけど、相手のパスをインターセプトしてということで、まあもともとポテンシャルは持っている選手なので不思議ではないです。

――後半相手が前から来た時に繋げなくなってしまう場面があったが

そこなんですよね。前期もそうやってジェフに対して先制しているにもかかわらず苦しめられてしまったので、そこの打開策というのはトレーニングしないといけないと思います。

――今日は1年生が多く出場したが

全然物怖じしない子が多いので、学年は関係ないと思いますね。(中井)里衣子とかもディフェンスラインでリーダシップとって、あとの2人は物怖じしないし、ちょっとケガが心配ですけどインターセプトからというシーンだったので、本当にみんな可能性を感じる試合でした。

――次節に向けて

これで残留争いというかたちになってくると思うし、自動降格か入れ替え戦かということになってくると思うので、まずは直接対決も意識して勝ち点を落とさないように、なおかつ次節とかも大学リーグでも当たる相手なので、前期の借りをしっかり返したいと思います。

 

工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)副将

――試合を振り返って

前半は互角な試合ができたのですが、後半は相手の勢いに圧倒されて少しびびってしまった部分もあって、こういう結果になったと思います。

――前半と後半で変わった点はあったか

前半より後半の方が相手のボールプレッシャーの勢いがあったというのがすごく大きかったです。なかなかボールもつなげず自分たちのミスも増えてしまい、そういったミスの積み重ねで失点をしてしまったのかなと思います。

――前半は先制点を許してから1点を返しました

私自身も点が入ったときにこれはいけるぞと思ったし、たぶんみんなも同じだったと思います。味方との距離感もすごく良くてパスもうまくつなぐことができたし、シュートチャンスもたくさん作れたので、それは良かったなと思います。

――中0日の試合でメンバーも変わったが影響は

いつもスタメンで出ている選手が何人か出なかった中で、やりたいこととかチームの方向性というのはしっかり合わせられていたので、メンバーが変わっても影響は無かったです。

――次節に向けて

ジェフとの勝ち点もすごく差が開いてしまったので、自動降格ではなくて入れ替え戦の位置をキープしないといけないと思います。来週は神大ですけど相手は大学生なので絶対に負けられないですし、勝ち点3を取りに行けるようにチーム一丸となって頑張っていきます。

 

高月彩香(環1・村田女子)

――試合を振り返って

前半は最初失点してしまったんですけど、その後1点追いつくことができて、流れ的にも良かったしいけるって思ったんですけど、後半に相手が前からはめてきたときに自分たちが結局前に行けない状況になってしまって、失点も続いてもったいないゲームだったなと思います。

――定期戦から2連戦でメンバーも大きく変わっていた

メンバーは変わってますけど、チームとしてやることとか目指してることは一緒なのでそこは特に何も変わらず勝ち点を取りに行くっていう目標でチームとして臨みました。

――自身の関東リーグ今季初ゴールを振り返って

崩したとかいうあれではなかったんですけど、相手がミスしたのを決められて良かったです。

――次節に向けて

関東リーグはだいぶ入れ替え戦とかにもつながってくるようなかたちになっているので、とにかく来年も1部で戦えるように、しっかり一つひとつ戦っていきたいと思います。

 

こちらの記事もあわせてどうぞ!!

Tagged as: ,

Comments are closed.