12月18日から21日にかけて行われたレスリング天皇杯全日本選手権。2日目となる19日には男子フリースタイル86㌔級に岡澤ナツラ(法1・慶應)が出場した。昨年は高校生ながら出場を果たし、4位に輝いた岡澤。今年度は準決勝まで勝ち進むも、惜しくも敗退。メダル獲得は翌日に行われる3位決定戦へ委ねられることとなった。
2025年12月19日(金)@駒沢体育館
【試合結果】
〈男子フリースタイル86㌔級〉
1回戦
○岡澤ナツラ(慶大)[VSU 2:52=10-0]井上輪太郎(立命館大)●
準々決勝
○岡澤ナツラ(慶大)[VFO 0:00=0-0]石黒隼士(自衛隊体育学校)●
準決勝
●岡澤ナツラ(慶大)[VPO 6:00=2-8]高橋夢大(三恵運輸株式会社)○
昨年の天皇杯では高校生ながら出場を果たし、敗者復活戦で勝ち進むも、3位決定戦で惜しくも敗れ、メダル獲得には至らなかった。今年はメダル獲得、そして天皇杯優勝に向けて駒沢体育館に挑む。

昨年のリベンジを果たす
1回戦は、岡澤のペースで試合が進む。相手の背後を上手く取ると、そのまま回転技を決め切り、4ー0とする。その後も押し出しなどで7ー0とすると、第1ピリオド終了間際に、相手の体勢を崩す。これで9ー0とすると、最後は相手を押し出し、10ー0。テクニカルスペリオリティ勝ちで準々決勝進出を決めた。

初戦は難なく突破
準々決勝を不戦勝で勝ち上がると、準決勝では高橋夢大(三恵運輸株式会社)と対戦。序盤は0ー0の展開も、回転技を決められ、0ー4とされる。そのまま0-4で第1ピリオドを折り返す。続く第2ピリオドでは、2点を失うもその後は試合は動かず。試合時間残り1分というところで、相手の背後を取り2点を奪うも、直後に2点を返され2-8で試合終了。3位決定戦へ進むこととなった。

翌日の3位決定戦へ進むこととなった
(取材、記事:塩田隆貴)


