【バスケ(男子)】新生バスケ部始動も、格上相手に苦しい戦い/京王電鉄杯1日目vs中央大・専修大

バスケットボール

3月に東北で六大学リーグを戦った慶大。次の舞台は名立たる1部の強豪校が集う京王電鉄杯だ。その初日は昨季1部昇格を決めた中央大と、1部で2位となった専修大と対戦することとなった。だが慶大は主将の鳥羽陽介(環4・福岡大濠)、副将の原匠(環4・近大付属)、さらに山﨑純(総3・土浦日大)といった主力が欠場。台所事情は苦しいが、その分他の選手の台頭に期待したいところだ。

2018/4/7()エスフォルタアリーナ八王子

34回京王電鉄杯第1試合vs中央大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

14

13

13

16

56

中大

18

17

23

15

73

慶大スターティングメンバ―

 

#6 小原陸 (政4・慶應義塾志木)

 

#7 澤近智也(環4・高知学芸)

 

#8 吉敷秀太(政4・慶應義塾志木)

 

#10 髙田淳貴(環3・徳島城東)

 

#14 甲谷勇平(環2・東山)

 

1Q、慶大は澤近のミドルで先制すると、その後も速いテンポで外から狙っていくオフェンスを展開。吉敷や工藤翔平(政3・慶應義塾)のジャンパーを含め、全得点の8割以上をペイント外からのシュートで奪った。ディフェンスや課題のリバウンドも澤近を中心に粘りを見せ、良い展開で2Qへ向かう。

 

髙田の3ポイントには今季も期待がかかる

2Qはなかなかシュートが入らない苦しい展開が続く。それでも寺部勇佑(環2・洛南)が巧みなスクープショットを沈めると、その後も澤近の3ポイントや岩片のオフェンスリバウンドからのシュート など慶大の新たな武器が飛び出した。だが終盤はターンオーバーが目立ち始め、8点のリードを許してハーフを迎えた。

 

3Q、慶大は髙田が良いシュートタッチで得点を重ねる。ディフェンスでも岩片悠馬(環2・広尾学園)が豪快なブロックを決め存在感を発揮したが、トランジションの遅れから速攻を許してしまう機会も多く、点差を離されて最終Qへと向かった。

 

4Qに輝きを放ったのは甲谷だった。華麗なターンから最初のシュートを沈めると、終盤には右コーナーから3ポイントを決めるなど、このQで7得点の活躍を見せた。終了間際には澤近が3本目の3ポイントをヒットさせたが、点差を詰めることはできず56-73で第1試合は終了した。

2年目を迎える甲谷の成長はチームに不可欠

 

2018/4/7()@エスフォルタアリーナ八王子

34回京王電鉄杯第2試合vs専修

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

10

20

24

14

68

専修大

28

23

15

26

92

慶大スターティングメンバ―

 

#6 小原陸 (政4・慶應義塾志木)

 

#7 澤近智也(環4・高知学芸)

 

#8 吉敷秀太(政4・慶應義塾志木)

 

#10 髙田淳貴(環3・徳島城東)

 

#14 甲谷勇平(環2・東山)

 

1Q、小原の3ポイントで幸先の良いスタートを切ることに成功した慶大だったが、専修大のオールコートプレスに掴まり、ターンオーバーからの失点が重なってしまう。このQ残りわずかに、工藤が3ポイントを沈めたものの、10―28と大差をつけられ1Qを終えた。

 

2Qに入ると、岩片がオフェンスリバウンドからフリースローを獲得するなど、徐々にペイントエリアでの得点シーンが増えてきたが、相手の高さを生かしたオフェンスを止めることができず、差を詰めるとまでは至らなかった。

今季の慶大インサイドを支える澤近

後半に入ると、ついに慶大が反撃を始める。髙田、小原が連続3ポイントを決め、流れを作ると、ディフェンスでも岩片のブロックが飛び出し、54-66の12点ビハインドまで追い上げることに成功。逆転に向け射程圏内の点差となった。

 

4Q開始早々、甲谷がダブルクラッチのレイアップを決め、10点差まで詰める。しかし、ここから再び専修大が1部2位の本領を発揮。4分間で2―12と差をつけられ一気に試合を決定づけられてしまった。必死に追いすがる慶大だったが、大差を挽回することはできず。最終スコア68-92で大敗を喫した。

 

昨季インサイドを支えた4人が引退し、一気にインサイドの層が薄くなった今季の慶大。しかし、身長がない中でも、オフボールの動きやトランジションでの運動量で、高さに対抗しようという方針がこの2試合で見て取れた。もちろん身長はバスケにとって重要な要素だが、身長が高ければ勝てるというほどこの競技は甘くない。まだ新チームが始動してから日が浅く、昨季とはチーム構成がガラッと変わってしまったため、この大会では格上相手に苦しい戦いが続くかもしれないが、平面の動きで対抗するという戦術がチームに浸透すれば、きっと次は勝てるようになるだろう。

 

(記事:徳吉勇斗、内田貴啓 写真:内田貴啓)

 

澤近智也選手(環4・高知学芸)

――今日の試合を振り返って

ディフェンスやリバウンドなどは、身長がない中でも頑張れたと思いますが、オフェンスでは練習でやっていた、オフボールのスクリーンなどボールをもらう前の動きが上手く出せませんでした。

――3ポイントを含め外からのシュートを積極的に狙っていたが

ディフェンスが来なかったら打てばいいし、来たらフェイクでドライブすればいいと思っていました。ディフェンスを見て結構引き気味だったので、今回は狙っていきました。

――今季はインサイドの層が薄くなったが

全体的に身長が低くなった分僕がインサイドをやらないといけなくなったと思います。相手の方が身長はあってボールを持たれたら終わりだと思うので、ボールをもらわせる前のプレーで体を張っていくのを40分間続けていきたいです。

――京王電鉄杯の位置づけは

相手が1部なので六大学よりレベルが上がった分、リバウンドやオフェンスの面でどれだけ通用するかを、早慶戦優勝という目標に向けても試していけたらなと思います。

――次戦に向けて

練習でやったことをしっかり出せるように意識して臨みたいです。

タイトルとURLをコピーしました